訪ねてみたい美術館 「日経おとなのOFF」6月号を読んで

こんにちは。

Takさんのブログで知りました。「日経おとなのOFF 6月号」です。恥ずかしながら一度も手にしたことのない雑誌でしたが、早速購入してみました。(それにしても「おとなのOFF」なんて、私には勿体ないタイトルです…。)

巻頭特集は、これまた「『おとなの』美術館」です。「全国の美術館『ベスト50館』を全て見せます!」とのことで、「いま旬の~」や「都会のオアシス」などのキャッチコピーの元に、全国津々浦々の様々な美術館が紹介されています。また、「日本の美術館ベスト100」という付録も付いていました。これは、美術館の地図や所蔵品などの基本的なデータがコンパクトにまとめられている冊子です。何かと重宝しそうです。

ということで、雑誌の内容は極めて旅愁を誘うものとなっています。世界ならまだしも、日本の美術館だけでこんなにたくさんあるのかと自問してしまうぐらい、魅力的な美術館がたっぷり載せられていました。

そんな中で、私が特に行ってみたいと思ったのは、

金沢21世紀美術館(石川県金沢市)
国立国際美術館(大阪市北区)
地中美術館(香川県香川郡)
渋谷区立松濤美術館(東京都渋谷区)
大原美術館(岡山県倉敷市)
ハラ ミュージアム アーク(群馬県渋川市)
熊本市現代美術館(熊本県熊本市)
豊田市美術館(愛知県豊田市)

です。多すぎます…。

「金沢21世紀」と「地中美術館」、それに「豊田市美術館」は、かなり前から行きたいと思っている美術館です。この雑誌を読んで背中を押された気分になりました。いい加減に足を運ばなくてはなりません。「金沢21世紀」はまだ賑わっているのでしょうか。リピーターも多いと書かれていました。UFOのような不思議な丸い建物に是非触れてみたいです。

大阪の「国立国際」は、万博公園にあった時に、学校の遠足(?)で何回か行ったことがありますが、中之島へ移転してからは一度もありません。梅田、中之島界隈は最近著しい変貌を遂げているので、その中でどのような存在感を見せているのかも気になります。写真では、エントランスのスチールの構造物もカッコ良く見えます。

身近な場所では「渋谷区立松濤美術館」です。何度も前を通ったことがあるのに、中へ入ったことがありません。15日まで梅原龍三郎の特別展も開催しているそうなので、明日明後日にでも訪ねてみようかと思います。危うくまた行きそびれるところでした。

雑誌でも大きく取り上げられている「川村記念美術館」や「神奈川県立近代美術館葉山館」などは、私もお気に入りの美術館です。もちろん、行きなれた上野の西洋美術館や木場のMOT、それに原美術館なども良いですが、川村や葉山はちょっとした小旅行気分を味わえます。開放的な雰囲気で、東京近郊にありながら「非日常」を味わえます。

(番外編:私は高い場所があまり好きではないので、「森美術館」と「損保ジャパン東郷青児美術館」は苦手な美術館です。何故あんなに高い場所に美術館を設置したのか分かりません。作品の運搬や維持管理にも余計な負担がかかるように思います。ただ、二つの美術館とも企画が面白いので、結局は足を運ぶことになりますが…。)

皆さんおすすめの美術館はどちらでしょうか。ちなみに今月号の「東京人」でも美術館の特集(「建築を見に、美術館へ。」)が組まれていました。こちらは建築としての美術館にターゲットを絞った硬派な企画です。まだ細かく読んでいませんが、なかなか面白そうな内容でした。
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