10月の予定と9月の記録 2007 ( + 抱一其一記念切手)

ここ2、3日でぐっと秋らしい気候になってきました。毎月恒例の私的スケジュール帳、「予定と振り返り」です。

10月の予定

展覧会
「メルティング・ポイント」 東京オペラシティアートギャラリー( - 10/14)
「鈴木理策:熊野、雪、桜」 東京都写真美術館( - 10/21)
「谷文晁とその一門」 板橋区立美術館( - 10/21)
「BIOMBO/屏風 日本の美」 サントリー美術館( - 10/21)
「ヴェネツィア絵画のきらめき」 Bunkamura ザ・ミュージアム( - 10/25)
「没後50年 川合玉堂展」 山種美術館( - 11/11)
「関東の文人画展」 佐野市立吉澤記念美術館( - 11/11)
「開館30周年記念展1 工芸館30年のあゆみ」 東京国立近代美術館工芸館(10/6 - 12/2)
「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」 国立新美術館( - 12/17)
「特別展覧会 狩野永徳」 京都国立博物館(10/16 - 11/18)
「神坂雪佳 京琳派ルネサンス」 細見美術館( - 12/16)
「現代美術の皮膚」 国立国際美術館( - 12/2)
「開館50周年 特別記念展 後期」 逸翁美術館(10/27 - 12/9)
「第59回 正倉院展」 奈良国立博物館(10/27 - 11/12)

コンサート
新国立劇場 「タンホイザー」10/8 - 24


9月の記録

展覧会
「山口晃展 今度は武者絵だ!」 練馬区立美術館 (1日)
「川瀬巴水 木版画展」 礫川浮世絵美術館 (1日)
「京都五山 禅の文化展」 東京国立博物館 (8日)
「都市のフランス 自然のイギリス/若冲とその時代」 千葉市美術館 (9日)
「仙がい・センガイ・SENGAI - 禅画にあそぶ - 」 出光美術館 (9日)
「ル・コルビュジエ展」 森美術館 (9日)
「磯辺行久展」 東京都現代美術館 (15日)
「月を愛でる」 UKIYO-E TOKYO (15日)
「インカ マヤ アステカ展」 国立科学博物館 (22日)
「BIOMBO/屏風 日本の美」 サントリー美術館(22日)
文承根+八木正 1973-83の仕事/1970年代の美術」 千葉市美術館 (29日)
平山郁夫 祈りの旅路/崩壊感覚」 東京国立近代美術館 (30日)

ギャラリー
「第2回竹ノ輪展」 幸伸ギャラリー (8日)
「森村泰昌 1985-1998」 高島屋東京店 美術画廊X (15日)
「小林正人 Light Painting」 シュウゴアーツ (15日)
「工藤麻紀子展」 小山登美夫ギャラリー (15日)
「李禹煥 展」 SCAI (22日)
「ICHIKENTEN」 藝大美術館・陳列館、正木記念館 (22日)
「金沢健一展」 上野の森美術館ギャラリー (22日)

コンサート
「NHK交響楽団第1598回定期公演」 モーツァルト「ピアノ協奏曲第24番」他/プレヴィン (8日)
「読売日本交響楽団第494回名曲シリーズ」 シューマン「交響曲第4番」他/スクロヴァチェフスキ (25日)

9月もあちこち歩きましたが、一推しとなれば間違いなくコルビュジエとBIOMBO(まだ感想が書けておりませんが…。)だと思います。後者は計7回にも及ぶ展示替えの全てを追っかけることは出来ませんが、有り難くも貴重なチケットを戴くことが出来ました。もう一度見に行きます。

栃木の佐野にある吉澤記念美術館で「関東の文人画展」が行われていますが、併催のコレクション展に若冲の「菜蟲譜」が出ているそうです。またメインの企画展にも、現在、板橋で開催中の谷文晁などの名が挙がっています。普段ならなかなか佐野まで足を伸ばせませんが、今回は嬉しいお誘いもいただけました。合わせて楽しみたいと思います。

今月のハイライトは月末に予定している永徳展になりそうです。時間に余裕のある行程とはいきそうもありませんが、ちょうど奈良博の正倉院展も始まります。上記の他、関西圏の展覧会をいくつか廻ってくるつもりです。

ところで昨日、民営化された日本郵政グループから、「民営会社発足記念」なる琳派の記念切手が発売されました。モチーフは、ともに出光美術館の所蔵する抱一の「十二ヶ月花鳥図」と、其一の「四季花木図屏風」です。江戸琳派と言えばやはり「銀地」といきたいところですが、それはさて置いても艶やかな金色に映える図柄等、実物は想像以上に良く出来ていました。ちなみに一シート、800円(80円切手10枚)です。既に完売となった郵便局も多いと聞きますが、まだ残っている所もあると思います。なるべく早めにご覧になられることをおすすめします。



それでは今月も宜しくお願いします。
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