『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

佐伯郡解剖遺志碑

2010年11月25日 | 「廿日市地区」ぶらり


以前に何度か紹介しているが明治期に入って佐伯郡の医会では医療技術の向上を図るために死体解剖をしており、明治23年(1890)に建立された被解剖者の遺志碑が正蓮寺墓地に残されている。
碑文によると執刀者斉藤春香、主任医広藤国人、佐伯郡医会医員とあり、佐伯郡内で開業していた医師の解剖によって医療技術の向上を図っていたようである。(下部の刻字が不明であるが他碑文より推定した)

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