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『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

宮内小学校の門柱

2013年05月16日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内小学校々門の門柱で主柱と副柱の4本からなる堂々としたものであるが、現在は閉鎖されており別の場所に校門が設けられているようである。
この門柱は宮内尋常高等小学校時代の明治42年(1909)12月に地域の人々の寄附によって建立されたようである。

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洞雲寺境内ぶらり-「笑山」の扁額

2013年05月15日 | 「廿日市地区」ぶらり


本堂と庫裡との間にある渡り廊下の式台上に掲げられている「笑山」の扁額で、笑山は昨日紹介した墓碑に刻されているように毛利元清の法号である。
この扁額は洞雲寺誌によると毛利家位牌堂にかかげられていたようであるが、毛利家の位牌堂がどの位置にあったのか不明である。

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洞雲寺境内ぶらり-毛利元清夫妻墓碑

2013年05月14日 | 「廿日市地区」ぶらり


東墓地にある毛利元清夫妻の墓碑で、毛利元清は元就の四男で桂元澄の跡をうけて桜尾城主になり、桜尾城に約26年間在城して慶長2年(1597)に没した。
元清の墓(上画像)は花崗岩製の宝篋印塔で基礎の格狭間中央に「笑山」と刻してあり、夫人は来島通康娘で基礎格狭間には「松渓妙寿」と刻してある。(下画像)

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洞雲寺境内ぶらり-桂元澄夫妻墓碑

2013年05月13日 | 「廿日市地区」ぶらり


東墓地にある桜尾城主であった桂元澄夫妻の墓碑で桂元澄は毛利氏の親類衆と呼ばれる重臣で芸防引き分け後に西の押えとして中継基地となった桜尾城の城主となった。永禄12年(1569)に没するまで約15年間在城してこの地を治めた。

元澄の墓は大理石製の宝篋印塔(写真左側)であるが風化が激しく特異な形状になっており、基礎中央には大江元澄と刻されている。夫人の墓(下画像)は後妻の志道広良娘のもので地方色の濃い宝篋印塔である。

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洞雲寺境内ぶらり-友田興藤墓碑

2013年05月12日 | 「廿日市地区」ぶらり


西墓地にある厳島神主友田興藤の墓碑でこの宝篋印塔の基礎には天文9年(1540)の刻銘があり、興藤が在世中に建立した逆修塔とみられている。
中世藤原氏は厳島神主家として桜尾城に居城して佐伯郡を中心とした厳島社領を支配した。藤原氏一族で神主の友田興藤は尼子・武田方と西の大内氏との渦中にたたされ、最後は大内氏によって天文10年(1541)に桜尾城は落とされ興藤は自刃し、300余年の藤原氏の支配時代は終わった。

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洞雲寺境内ぶらり-稲荷社

2013年05月11日 | 「廿日市地区」ぶらり


洞雲寺境内の西墓地上り口にある稲荷社で、稲荷社は道元禅師が帰朝するときに日本稲荷が現れてその病気を治したという伝説と護法神とみなすことにより曹洞宗寺院に祀られているようである。
この稲荷社は親王寺山から現在地に移されたと前住持から聞いたことがある。洞雲寺誌には自分普請稲荷社とあり、古記録によると「嘉永4亥年(1851)冬度々盗難故勧請ス、正一位稲荷明神山王」とあるが詳細は定かでない。

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洞雲寺境内ぶらり-厳島神社

2013年05月10日 | 「廿日市地区」ぶらり


洞雲寺本堂西側の池の中に祀られている厳島神社で、当寺と因縁の深い厳島神社から分祀され当寺の土地や境内、建物などの護り神として祀られていたものである。
江戸期に記された洞雲寺記には桧皮葺きの鎮守堂がみられ、辛未紀行には鎮守厳島社寺ノ左ニ有と記され、弘安4年(1281)開田庄中金屋が願主の鰐口が架けられていたようであり、当時の社殿は鰐口が架けられたもっと大きなものであったようである。

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洞雲寺の縁日「とおーんじ」

2013年05月09日 | 「廿日市地区」ぶらり


廿日市駅北土地区画整理事業に伴って門前が整備された洞雲寺では昨日花まつり「とおーんじ」で、本堂前につくられた花御堂に安置された誕生仏に甘茶を注ぎお釈迦さんの誕生を祝う行事が行なわれた。
以前は旧暦4月8日であったが現在は5月8日に行われており、かつて参道には植木露店や一般露店がずらりと並んで終日賑わっていたのであるが・・

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元原郵便局

2013年05月08日 | 「廿日市地区」ぶらり


原地区の橋本には元原郵便局の門柱が残されており、当ブログ主が子供の頃に母親に連れられて行っていたことが思い出される。車がない時代には玖島郵便局員が夜中に歩いて泉水峠を越えここ原郵便局まで来て郵便物を受け取って持ち帰っていたとのことである。
昭和40年代ころだろうか下ケ原地区に移転(下画像)していたが、平成12年(2000)に1.5km位市中心地寄りに速谷神社前郵便局として移転改称した。

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トラクターを追う小鳥

2013年05月07日 | その他


昨日田んぼの田耕しをしていたら大きな音がするのにトラクターのすぐ後を付いてくる小鳥が数羽みられたが何んと言う鳥なのだろうか。運転しながらの撮影でうまく撮ることが出来なかったが・・・
田耕しで出てきたミミズや雑草の中にいた昆虫を食べており、バッタとカエル(下画像)を食べているのがみられたがくちばしに比べて大きいので食べるのに手間取っていた。

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元佐北農協岩倉発電所の遺構4

2013年05月06日 | 「佐伯地区」ぶらり


山斜面の導水管を流れ落ちた水は現在道路脇にある溜桝(上画像)から導水路で七瀬川に流出している。
発電所跡には碍子が唯一残されておりこれ以外に発電所の痕跡はみられない。農山漁村再生可能エネルギー導入可能性等調査報告書によると過去発電していた出力規模を発電可能量(100kW)とし再稼動が可能とされているようである。

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元佐北農協岩倉発電所の遺構3

2013年05月05日 | 「佐伯地区」ぶらり


取水口から約1.6kmの導水路を流れた水は最後の調整池から山斜面に設けられた導水管を流れ落ちて発電機を廻していたのである。
調整池から発電機までの有効落差は31.3mあったようである。調整池には大小のパイプがみられるがどのような作用をしていたのかは不明である。

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元佐北農協岩倉発電所の遺構2

2013年05月04日 | 「佐伯地区」ぶらり


昨日紹介した調整池からの導水路は川沿い(上画像)に設けられており、途中県道下を潜って道路脇にみられ取水口から元発電所までの導水路は約1.6kmあった。
地域の人の話ではかつてこの導水路を流れる水は発電所と農業用に併用していたとのことである。

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元佐北農協岩倉発電所の遺構

2013年05月03日 | 「佐伯地区」ぶらり


昭和49年(1974)の住宅地図をみると岩倉地区に佐北農協岩倉発電所がみられるが現在は廃止されてかつての導水路が農業用水路として残されている。
七瀬川に取水堰(上画像)を設けて取水しておりかつての取水量は0.45㎥/Sだったようである。取水堰すぐに調整池(下画像)がありここで水量を調整したり流砂や流木などを除去していたようである。

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御手洗川添いの浄水場跡

2013年05月02日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内地区を流れる御手洗川添いで地御前ハイツ入口脇にかつて御手洗川から取水していた水道施設の跡が残されている。
取水してからの流砂地や沈殿地には水がみられず、現在は使用されていないようで、水道局のHPによると現在は魚切ダムと弥栄ダムから取水されているようである。

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