日々是ポンコツ
ポンコツのサビるに追いつく修理なし
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「ひげくま」と申します。
北海道でポンコツ相手に悪戦苦闘する、ポンコツオヤジです。
もしお役に立てば、一言残して下されば幸いです。
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2011-09-14 07:49:17
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バイク
移動。
ゴリラも新居へ移動した。
コイツは小さいから、軽トラの荷台に、車幅方向に載せれる。
積載もラクで、歩み板は一本で済む。その気になれば持ち上げて載せれる。
盗まれやすいのも頷けるな。
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2011-09-14 07:46:26
/
その他
ビフォーアフターでよく見るアレ。
娘たちの部屋になる予定の和室の天井。
ベニヤに壁紙を貼っていたようなのだが、壁紙が劣化して剥がれかけていた。
めくれたとこを剥いだら、この状態。
壁紙を貼りなおすことも考えたが、元の壁紙はキレイに剥がれそうもないし、壁紙の下で釘が浮いて錆びてたり、ベニヤもなんか浮いてるとこがあったりもしたので、思い切って天井を張り替えることにした。
天井を剥がしてみる。
小釘をいちいち外すのは面倒なので、釘からベニヤを力任せに引っぺがす。
ビフォーアフターでよく見る、天井と一緒に多量の埃やゴミがドシャー!!に身構えていたのだが、思ったよりたいしたことなくて拍子抜けだった。
剥がした天井板の裏。
グレーに見えるとこは、40年分の埃。ただし、俺のアレルギーの気管支は無反応。
でも、虫の死骸もほとんどないし、ネズミの糞は皆無。異臭もない。
中央やや右上に、琥珀色の丸い物体がある。飴玉かなんかかと思ったら、梁の松脂が垂れて固まったものだった。
屋根裏には、なにやらお札のようなものが見える。
建前の神様が祭られていたのだ。
餅まきとかやるんだよな。
木材には、下川の森林組合の銘が入っていた。
道内産の松材だろうな。40年前当時は普通だったのかもしれないが、今となってはなかなかゼイタクかもしれない。
天井裏。
このような意匠があるのかは知らないが、天井に段が付いている。
鉋屑のように見えるのは、材木に残っていた皮が剥がれ落ちたものだ。
材はカビも腐れもなく、雨漏りの痕跡もなさそうだ。
この天井は、白の化粧ベニヤに張り替える。
骨組みがベニヤ対応なので、それが一番合理的だったのだ。
石膏ボードも考えたのだが、手直しが下地からになり、大掛かりになりすぎるのでやめた。
化粧ベニヤは2.6ミリなので、大き目のカッターで十分切れる。
一発じゃ無理だけどな。
元の天井板の埃を取って、位置と向きを記入し、それを型にして切る。
ベニヤは三六なので、江戸間に張るには少し切り詰めないとならないのだ。
このとおり。
薄いベニヤは金切り鋏でも切れるが、カッターのほうがラクだった。
クランプで仮止めしながら微調整して、小釘で固定していく。
半分は天井裏からの作業になる。
作業灯は電球型蛍光管に替えて使っている。熱くなくていい。
矩(サシガネ、曲尺)と、洋風玄翁のネイルハンマー。
釘は、約15センチ間隔で打った。
浮いていた桟木などは手直しした。
張り込む順番を考えないと、手が届かなくなるとこが出てくる。
この部屋の場合、押入の上が上げ蓋になっていて、押入に向かって追い込んでいけばいいようになっていた。
押入の上げ蓋の上には、小鳥の羽毛と藁と糞少々が残っていた。多分、軒下あたりがはがれたかなんかしたとき、鳥が入り込んだんだろうが、巣を作り上げる前に住人に気付かれてふさがれ、巣を作るに至らなかったんだろう。
新しい天井の裏。
悪戦苦闘の末、完成。
本職の大工ならあっという間にやってしまうんだろうけど、こちとらニワカでぇくなので一日かかっちまったいべらぼうめい。
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2011-09-14 06:39:39
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その他
1993。
畳の上にイグサの敷物を敷いてあった和室。
敷物をはぐってみたら、下には新聞紙が敷き込んであった。
北海道新聞で、日付は1993年の6月。
ウチは、今大学生の長男が1歳になる前くらいで、次男以下はまだ兆しすらなかった頃だ。
俺は29歳のワカゾーだった。
あーこんなのあったな。
今もあんのかな。
ウインドウズ3.1が発売される!!
ウチあたりにはパソコンなど高嶺の花、仕事場でも文書はワープロで作ってたな。
こんな事件もよく見かけたな。
そういえば、今の道新とは活字も違う。
時代を感じるな。
畳は古いなりにキレイだった。
俺は畳のハウスダストに弱いので、寝室にするこの部屋は、板敷きにする予定だ。
畳の下を見るため、畳を上げてみる。
よっこらせっと。
下地の板は乾燥していて、カビも腐れもない。
湿気に悩まされたことはない、という、前所有者の話は確かのようだ。
ハウスダストに反応する俺の気管支も無反応。
畳の裏には、持ち手になるヒモが付いている。
真ん中の3枚を外すと、さすがに床下の臭いがする。
畳は江戸間とか田舎間とか呼ばれるサイズで、ほぼ2尺9寸×5尺8寸(880mm×1760mm)だ。
下地は松の荒材で、テッポウ虫の虫食いもそのまま。
節の抜けもある。
あえて元と違う位置に畳を嵌めてみたが、一番隙間の多かったとこでこんなもんだった。
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2011-09-14 06:09:52
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アウトドア
ヤバげ。
先週の台風の長雨で、作業道路の真ん中に、でかいキノコが出ていた。
柄の真ん中に立派な鍔がある。
キノコの同定は苦手だし、なんとなく毒っぽい感じがしたので、採らずに写真だけ撮ってきた。
写真撮る分にはアタる心配はないしな。
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2011-09-14 06:01:11
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その他
にわか左官。
壁塗り中。
写真の、窓をはさんで左側が元の壁で、表面がおそらくグリーン系の化粧紙の石膏ボードなのだが、数十年分の汚れで黄ばんでいる。
壁紙は貼られていない。
このボード壁をざっと拭いてから、漆喰を塗っているのだ。
白の漆喰を使用して、中央の柱を挟んで右が下塗り1回、左が仕上げ塗り済み。
右側がやや黄ばんでいるのがわかるだろうか。
漆喰を薄く下塗りすると、ちょうど、ダイチェックと呼ばれる浸透探傷検査の現像作業みたいに、漆喰に壁の汚れがじわじわ染み出してくる。
その下塗りを2-3日放置して硬化させると、汚れが下塗り層に固定される。然る後に上塗りすれば、もう汚れは染み出してこないのだ。
漆喰は、粉末ではなく、すでに練られて個袋に分けられているものを、通販で買った。
あとは、コテとコテ板、水、雑巾、安全眼鏡。
安全眼鏡は、漆喰は強アルカリなので、目に入ったら洒落にならないからだ。
コテは、最初は下塗り用の安いのを使っていたが、やや値は張る仕上げ用のほうが塗りやすくてよかった。
下塗り用のコテは厚くて硬く、まったくしならない。仕上げ用は薄くて、よくしなる。この「しなり」がいいんだろうなたぶん。
白の練り漆喰。
コテ板は、廃材から作った。
なんかの機械部品を送ってきた木箱の合板なので、濡れると反り返ってしまう。
ホムセンには、プラ製の立派なやつも売られていた。反らなくていいだろうな。
この部屋は、ラメ入りの繊維壁。
漆喰は繊維壁の上にも塗れるらしいが、せっかくだから、古い壁はこそげ落としてしまう。
完全には取りきらなかったので、やや元の色が残っている。
下地はモルタルみたいなコンクリート質の塗り壁だった。
壁の凹凸からすると、中は斜めの格子が入っているようだ。昔ながらの土壁のモルタル版みたいなもんか。
同じ箇所で、下塗り後。
まだ不慣れで、厚めに塗ってしまった。
この部屋はクリーム色の漆喰を使用。
クリームの練り漆喰。
下塗り用にはやや固い感じがしたので、このように輪状に板に出し・・・。
真ん中に水を入れて・・・。
練りながら薄めてゆるくする。
水がこぼれにくくていいかと。
漆喰の下塗りは、販売者の説明によれば0.2ミリ程度とのことで、おそらく下地が透けて見えるくらいの薄さだろう。
この写真くらいでも、まだ厚いくらいかもしれない。
説明では、最終的な仕上がり厚を0.8-0.9ミリとすると、5kgの練り漆喰1袋で、およそ1坪を塗れるらしい。
今回は少し多めに買ってあるから、厚めに塗ってもたぶん足りるはずだけど。
下塗りは強く押し付けるように塗るから大仕事だが、仕上げはむしろデリケートなタッチが要求される。
かーちゃんが仕上げ塗りに挑んでいる。かーちゃんはこういう作業が大好きなんだな。
仕上がった漆喰。
んージャパネスク。部屋も明るくなった。
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