ヤキベン。


北海道でカップ焼きそばといえば、これだ。
通称ヤキベン。


麺のほうはいたって普通のカップ焼きそばだが、スープ付きってのがキモだ。
麺をうるかした後の湯を、流しに捨てずにリサイクルするのだ。麺の揚げ油が、スープにちょうどいい具合になる。
スープは150ミリリットルの湯で溶く指定だが、俺にはちょっと濃すぎるので、でかいマグカップ一杯くらい、麺の湯をほぼ全部使う感じで作っている。
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ケイカイ。


今日の、雪化粧した駒ケ岳。


これは敷地の境界標。
「きょうかい」でなく、「けいかい」と読むらしい。
要は、土地の境を示す、杭とか鋲とかの印だ。
寒い中だが、コイツのメンテナンスに歩いていた。
何年かに一度しか見ないから、埋まってたり汚れてたり、中には破損してるやつもある。
埋まってたりすると、図面片手に宝探しか地雷探査か、みたいな作業になる。


冬の山は見通しはいいが、地面は落ち葉が分厚く積もって、下に埋まってるものを見つけるのは至難の業だ。


ついでにここんとこの強風で倒れたりしてた木も処理した。


午後3時半は、冬至前後のこの時季、当地では夕方だ。
もう仕事になんない。
気温も急速に下がってくるし。
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ヒヤヒヤ。


サンバー。
帰りに気付いたら、燃料ゲージがこのとおり、Eを切っていた。
オドメーターから前回給油後の走行距離を計算したら、ありゃま、350キロを超えている。
ゲージは正しい。

個体差があるだろうから鵜呑みにしないでもらいたいのだが、俺のサンバーの場合、燃料ゲージひと目盛でほぼ8リットル、走行距離にすればほぼ100キロ、てとこだ。
ゲージ上で空になったときで、走行300キロ強、給油すれば30リッターちょい入る。
サンバーのタンクは、スペックでは45リットル。軽としてはかなり大きいタンクだ。
だから、平均燃費で計算すれば500キロ以上は走れることになる。
とはいえ、タンクや燃料系統のデザインによっては、最後の一滴までタンクの燃料を吸えるとは限らない。俺のサンバーでもそこまで試したことなどない。
そんなこともあるので、通常のクルマやバイクでは、燃料ゲージが空を指示してから、あるいはメインタンクが空になってリザーブに入ってから、車種によるけど100キロ走れる分くらいの燃料は残るようになっている。
俺のサンバーでは、単純計算で200キロ分以上の燃料が残ることになるが、タンクにあっても機構的に吸えない燃料がもし10リットルもあれば、それが100キロにも届かないことになってしまう。
そのような燃料は、航空機なら「使用不能燃料」としてスペックになっているのだが、クルマやバイクでは全く不明なのがほとんど全てだろう。
フロート式の燃料ゲージだから、空を切ると、もはや指示は信頼できない。
だから、写真の状態になって、あとどんくらい走れるかは、クルマに訊いてくれなのだ。

仕事場の近くのスタンドは、ちょっと高い。安いスタンドは、30キロ先。
考えたね。
30キロ走っても、前回満タンから400キロに届かない。冬場は燃費悪いけど、それでも十分いけると踏んだ。
念のため、流れ無視の法定速度キープのエコ運転に徹した。

かくして30キロ先のスタンドまで走って、ビッチリ満タンにしてもらって、入ったのは35リットル弱だった。
やれやれ。量的には余裕だったわけだ。
でもまあ、タンクには余裕があるとはいえ、気持ちに余裕がなくなるから、こんなんなる前に早めに給油しなきゃな。
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