昭和感。
SRX600のアクセルグリップ。
かなり摩耗している。
で、グリップを買った。
プログリップの#789から、エンド貫通の生ゴム色をチョイス。
昭和のグリップは生ゴムだべやっぱり。
ま、これは生ゴムっぽい色なだけで、ホントの生ゴムじゃないと思うけど。
SRX600のグリップは短くて、115mm。ハンドルバーの直径は22.2mmなので、ミニバイク用として売られているやつがちょうどいいのだ。コイツも、グリップのフランジ部に「SCOOTER」とかモールドされてしまってるけど、まあいいか、と。
単コロだから、ホントは防振ゲル入りがいいかな、と思ったんだけど、ゲル入りで115サイズのを探したらいかにもオフ車レース用なド派手なのばっかりで、断念した。
どうせ走ってるときは見えないんだけど、なんかやっぱりアレでな。
バーエンドを外す。
8mmのヘックスレンチで、バーエンドを直接回す、という、なんとも豪快なツクリになっている。
外したバーエンド。
防振ウェイトを兼ねているようで、計ってみたら300gくらいあった。ズッシリ重い。
グリップとスロットルチューブの間にエアダスターのノズルを突っ込んで、エアを吹く。
グリップが接着されてるとダメだけど、普通に差し込んであるだけのグリップなら、膨らんで浮いてくる。
浮いてきたら、エアを吹きながら浮いてきたとこをグリグリ捻っていると、そのうち全体が緩んでくる。
緩んだらすかさず抜く。
エアコンプレッサーがなければ、グリップを再使用するのでなければ、切開するのが手っ取り早いかな。
ホイ抜けた。
新品と並べてみる。
サイズは同じ。
新しいグリップの取り付けは、ただ挿すのはなかなか難儀だ。
まずハンドル側をキレイにして、パークリとかで脱脂する。
で、石鹸水かアルコールを潤滑剤にして、挿し込むのだ。
当地はこの季節なので、石鹸水ではすぐ凍結してしまう。なので、アルコールを使う。
このテの霜取り剤はアルコールだから、手元にあれば手軽に使える。
右側。
スイッチボックスやバーエンドとのクリアランスは、アルコールが効いてるうちに、いいとこに調整しとく。
左側。
SRXはスイッチボックスとグリップの間にチョークダイヤルがくるから、こっちもクリアランスを調整しなきゃない。
アルコールはすぐには飛ばないから、少なくとも丸1日は放置する。
どんなもんだべ。昭和感あるべか。
グリップに付いてきたステッカー。
どこに貼ろうかな。
と思って、サイドカバーに以前のオーナーが貼っていたステッカーをはがしたら、クリアが日焼けしていて、跡になってしまっていた。
んー、ここに貼るかはともかくとして、この跡はなんとかしなきゃかな。