ニーグリップ。
SRX600。
シート形状と着座位置、タンク表面の滑りやすさの関係で、ギャップ越えたときとかブレーキング時に、尻が滑ってタンク側に寄っていく傾向が、どうしてもあった。
XT400Eみたいにほぼ車体重心直上に座っていれば、ギャップでもバイクの揺れはあまりライダーに影響しないのだが、SRXの場合、ライダーは車体重心よりもかなり後ろに座らざるを得ない。すると、ギャップによる車体のピッチングでライダーが上下に振られ、かなり強くニーグリップしていても、尻がシートの低い方にずれてきてしまうようなのだ。
シートにアンコ盛りして少しマシにはなったのだが、まだ気になる。
で、こんなのを買ってみたのだ。
タンクに貼り付ける、ニーグリップ用のゴムシートだ。車種専用でなく、汎用品。
アマゾンで買った。
SRXに俺が乗ると、膝がこの位置までくる。
タンクのニーグリップの凹みに微妙に合わず、膝がタンクのエラに当たってしまう。
ステップを踏みつけるようにしてアキレス腱を伸ばすみたいにすると、なんとか凹みに入る。でも、ペダル操作時はやっぱりはみ出てしまう。
ともかく、タンク表面も滑りやすくて、ニーグリップが効きにくいのだ。
素直な貼りかた。
逆さ。
イマイチだな。
左右逆にして縦に。
これもアリかな。
これはないな。
結局素直に貼ってみた。
タンクのカーブに合わせて、ラバーの縁を少し調整している。
そんなに違和感ないと思うけどどうだべ。
効果のほどはなかなかで、ピッチングでずり下がることはほぼなくなった。
ただ、ブレーキングは、右膝がラバーにギリギリしか掛かんないためか、やや前にずれてくる。
でも、貼る前よりは全然マシだけどな。だいぶ乗りやすくなったぞ。