ホームタンク。


北国の家庭に欠かせない、灯油タンク、通称ホームタンク。
これは4年前の写真だ。


ホームタンクと呼ばれる所以。


庭の草取りをしていたかーちゃんから、そのホームタンクの下の草が枯れて、ちょっと灯油臭い、と指摘があった。
確かに一部、草が枯れていて、枯れたあたりを触ると、濡れてはないけど灯油の臭いがする。


位置的にこのストレーナの下なので、触ってみたけど、こちらも灯油で濡れてはいなかった。でも触った手は灯油臭い。
かなり長いこと交換してないから、劣化してひび割れているように見える。


漏れがあればある程度分かるように、マスキングテープを巻いた。


さらに、ビニール袋かぶせてみた。


雨の後、袋を見たら液体が溜まってたけど、雨水だった。


すぐにストレーナの部品を準備。
ホームセンターで買えるけど、サイズが何種類かあるみたいなので、大きさ測ってから買いに行かないと、俺みたいに返品交換してもらう羽目になる。


部品調達したので交換しよう。
改めて見ると、ストレーナのカップにはヒビが入っている。紫外線や温度変化などでこうなってしまうのかな。


今現在漏れてはないけど、けっこうヒビすごい。


まずは燃料コックで燃料止めるんだけど、コックが固着している。


5-56くれてご機嫌取ってたら、無事固着が外れた。
5-56は灯油みたいなもんだから、灯油系統に使うのは全く問題ない。


コックはこの位置でON。


レバーを右でも


左でも、どっちでも横向きにすればOFFだ。


カップを固定しているリングを緩めて、カップを外す。


外したカップ。
汚れもすごいな。


入ってた灯油。
ゴミやらサビの粉やら、状態は良くない。


付いてたフィルターエレメント。ドロドロだ。


新品とはこんなに色が違う。


さくっと交換。


付いてたカップのヒビは、ところどころ貫通しているように見える。


温度変化とかで歪んだりしたときに、ヒビから灯油が滲んだのかもしれないな。


カップの上に左に出ているのは、水抜きスクリュ。
これを緩めていくと、燃料コック閉じてても燃料が出て、タンク底部の水やゴミを排出できる。


その水抜きを開けてしまったばっかりに、締めても漏れる羽目になった。
このネジやネジに入っているパッキンは、単品で売っていないようだ。
とりあえず、液体ガスケットを押し込んで締めて、なんとか止めることができた。


感心できたやり方ではないので、よい子はマネしてはいけない。


錆びていたタンクの合わせ目フランジや脚をケレンしてサビ止め塗装。


ローバルが尽きてしまって、タンク側面は塗れなかった。
北国暮らしもラクでない。
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Bikers Don't Go Grey, We Turn Chrome.

この夏は、あまりの蒸し暑さ(当地比)で、バイクを出す気力がなかなか湧いてこなかった。メットかぶってジャケット着て、グローブやらブーツやら装備して、股座に熱源抱えて猛暑の中を走るのはうんざりだったのだ。
天気も晴れればクソ暑いし、過ごしやすそうな日はにわか雨の予報が出てたりして、なんだかタイミング合わないみたいな。
で、久々に乗る気になったら、玄関に置いてあったメットの内装がうっすらカビていた。アルコールで拭き取って乗ったのだが、なんだか剣道の防具みたいな臭いになってしまって閉口した。


で、メットの内装は外して洗濯。
中のスポンジまではカビてなかったようで、無事、臭くなくなった。


久々に乗ったら、フロントのポジションランプが片方点かなくなった。


ダブル球の細いほうのフィラメント断線。太いほうはウインカー用。


電球交換してテスト点灯。異常なし。


俺は30年以上ヒゲ生やしてるんだけど、還暦を前にバイカーの矜持としてさらにヒゲ伸ばしている。
久々にメットかぶったら、フルフェイスのメットの下からクロームシルバーのヒゲの束がはみ出るまでになっていた。
このヒゲ、メットの顎から風が巻き込むのをシールする効果があり、朝夕の冷たい風が入ってこない。年寄りにはありがたいかもしれない。
表題のフレーズは外国のスローガンだが、いいコトバだな。
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