移動。


ゴリラも新居へ移動した。
コイツは小さいから、軽トラの荷台に、車幅方向に載せれる。
積載もラクで、歩み板は一本で済む。その気になれば持ち上げて載せれる。
盗まれやすいのも頷けるな。
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ビフォーアフターでよく見るアレ。


娘たちの部屋になる予定の和室の天井。
ベニヤに壁紙を貼っていたようなのだが、壁紙が劣化して剥がれかけていた。
めくれたとこを剥いだら、この状態。
壁紙を貼りなおすことも考えたが、元の壁紙はキレイに剥がれそうもないし、壁紙の下で釘が浮いて錆びてたり、ベニヤもなんか浮いてるとこがあったりもしたので、思い切って天井を張り替えることにした。


天井を剥がしてみる。
小釘をいちいち外すのは面倒なので、釘からベニヤを力任せに引っぺがす。
ビフォーアフターでよく見る、天井と一緒に多量の埃やゴミがドシャー!!に身構えていたのだが、思ったよりたいしたことなくて拍子抜けだった。


剥がした天井板の裏。
グレーに見えるとこは、40年分の埃。ただし、俺のアレルギーの気管支は無反応。
でも、虫の死骸もほとんどないし、ネズミの糞は皆無。異臭もない。
中央やや右上に、琥珀色の丸い物体がある。飴玉かなんかかと思ったら、梁の松脂が垂れて固まったものだった。


屋根裏には、なにやらお札のようなものが見える。


建前の神様が祭られていたのだ。
餅まきとかやるんだよな。
木材には、下川の森林組合の銘が入っていた。
道内産の松材だろうな。40年前当時は普通だったのかもしれないが、今となってはなかなかゼイタクかもしれない。


天井裏。
このような意匠があるのかは知らないが、天井に段が付いている。
鉋屑のように見えるのは、材木に残っていた皮が剥がれ落ちたものだ。
材はカビも腐れもなく、雨漏りの痕跡もなさそうだ。


この天井は、白の化粧ベニヤに張り替える。
骨組みがベニヤ対応なので、それが一番合理的だったのだ。
石膏ボードも考えたのだが、手直しが下地からになり、大掛かりになりすぎるのでやめた。
化粧ベニヤは2.6ミリなので、大き目のカッターで十分切れる。
一発じゃ無理だけどな。
元の天井板の埃を取って、位置と向きを記入し、それを型にして切る。
ベニヤは三六なので、江戸間に張るには少し切り詰めないとならないのだ。


このとおり。
薄いベニヤは金切り鋏でも切れるが、カッターのほうがラクだった。


クランプで仮止めしながら微調整して、小釘で固定していく。


半分は天井裏からの作業になる。
作業灯は電球型蛍光管に替えて使っている。熱くなくていい。
矩(サシガネ、曲尺)と、洋風玄翁のネイルハンマー。
釘は、約15センチ間隔で打った。
浮いていた桟木などは手直しした。


張り込む順番を考えないと、手が届かなくなるとこが出てくる。
この部屋の場合、押入の上が上げ蓋になっていて、押入に向かって追い込んでいけばいいようになっていた。
押入の上げ蓋の上には、小鳥の羽毛と藁と糞少々が残っていた。多分、軒下あたりがはがれたかなんかしたとき、鳥が入り込んだんだろうが、巣を作り上げる前に住人に気付かれてふさがれ、巣を作るに至らなかったんだろう。


新しい天井の裏。


悪戦苦闘の末、完成。
本職の大工ならあっという間にやってしまうんだろうけど、こちとらニワカでぇくなので一日かかっちまったいべらぼうめい。
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1993。


畳の上にイグサの敷物を敷いてあった和室。


敷物をはぐってみたら、下には新聞紙が敷き込んであった。


北海道新聞で、日付は1993年の6月。
ウチは、今大学生の長男が1歳になる前くらいで、次男以下はまだ兆しすらなかった頃だ。
俺は29歳のワカゾーだった。


あーこんなのあったな。
今もあんのかな。


ウインドウズ3.1が発売される!!
ウチあたりにはパソコンなど高嶺の花、仕事場でも文書はワープロで作ってたな。


こんな事件もよく見かけたな。
そういえば、今の道新とは活字も違う。
時代を感じるな。


畳は古いなりにキレイだった。
俺は畳のハウスダストに弱いので、寝室にするこの部屋は、板敷きにする予定だ。


畳の下を見るため、畳を上げてみる。


よっこらせっと。
下地の板は乾燥していて、カビも腐れもない。
湿気に悩まされたことはない、という、前所有者の話は確かのようだ。
ハウスダストに反応する俺の気管支も無反応。


畳の裏には、持ち手になるヒモが付いている。


真ん中の3枚を外すと、さすがに床下の臭いがする。
畳は江戸間とか田舎間とか呼ばれるサイズで、ほぼ2尺9寸×5尺8寸(880mm×1760mm)だ。


下地は松の荒材で、テッポウ虫の虫食いもそのまま。


節の抜けもある。


あえて元と違う位置に畳を嵌めてみたが、一番隙間の多かったとこでこんなもんだった。
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ヤバげ。


先週の台風の長雨で、作業道路の真ん中に、でかいキノコが出ていた。


柄の真ん中に立派な鍔がある。
キノコの同定は苦手だし、なんとなく毒っぽい感じがしたので、採らずに写真だけ撮ってきた。
写真撮る分にはアタる心配はないしな。
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にわか左官。


壁塗り中。
写真の、窓をはさんで左側が元の壁で、表面がおそらくグリーン系の化粧紙の石膏ボードなのだが、数十年分の汚れで黄ばんでいる。
壁紙は貼られていない。
このボード壁をざっと拭いてから、漆喰を塗っているのだ。


白の漆喰を使用して、中央の柱を挟んで右が下塗り1回、左が仕上げ塗り済み。
右側がやや黄ばんでいるのがわかるだろうか。
漆喰を薄く下塗りすると、ちょうど、ダイチェックと呼ばれる浸透探傷検査の現像作業みたいに、漆喰に壁の汚れがじわじわ染み出してくる。
その下塗りを2-3日放置して硬化させると、汚れが下塗り層に固定される。然る後に上塗りすれば、もう汚れは染み出してこないのだ。


漆喰は、粉末ではなく、すでに練られて個袋に分けられているものを、通販で買った。
あとは、コテとコテ板、水、雑巾、安全眼鏡。
安全眼鏡は、漆喰は強アルカリなので、目に入ったら洒落にならないからだ。
コテは、最初は下塗り用の安いのを使っていたが、やや値は張る仕上げ用のほうが塗りやすくてよかった。
下塗り用のコテは厚くて硬く、まったくしならない。仕上げ用は薄くて、よくしなる。この「しなり」がいいんだろうなたぶん。


白の練り漆喰。


コテ板は、廃材から作った。
なんかの機械部品を送ってきた木箱の合板なので、濡れると反り返ってしまう。
ホムセンには、プラ製の立派なやつも売られていた。反らなくていいだろうな。


この部屋は、ラメ入りの繊維壁。


漆喰は繊維壁の上にも塗れるらしいが、せっかくだから、古い壁はこそげ落としてしまう。


完全には取りきらなかったので、やや元の色が残っている。
下地はモルタルみたいなコンクリート質の塗り壁だった。
壁の凹凸からすると、中は斜めの格子が入っているようだ。昔ながらの土壁のモルタル版みたいなもんか。


同じ箇所で、下塗り後。
まだ不慣れで、厚めに塗ってしまった。
この部屋はクリーム色の漆喰を使用。


クリームの練り漆喰。
下塗り用にはやや固い感じがしたので、このように輪状に板に出し・・・。


真ん中に水を入れて・・・。


練りながら薄めてゆるくする。
水がこぼれにくくていいかと。


漆喰の下塗りは、販売者の説明によれば0.2ミリ程度とのことで、おそらく下地が透けて見えるくらいの薄さだろう。
この写真くらいでも、まだ厚いくらいかもしれない。
説明では、最終的な仕上がり厚を0.8-0.9ミリとすると、5kgの練り漆喰1袋で、およそ1坪を塗れるらしい。
今回は少し多めに買ってあるから、厚めに塗ってもたぶん足りるはずだけど。


下塗りは強く押し付けるように塗るから大仕事だが、仕上げはむしろデリケートなタッチが要求される。
かーちゃんが仕上げ塗りに挑んでいる。かーちゃんはこういう作業が大好きなんだな。


仕上がった漆喰。
んージャパネスク。部屋も明るくなった。
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20年ぶり。

勤務先の事情で、社宅制度がなくなることになってしまった。
俺の勤務先は零細企業なので、社宅を持っているのではなく、賃貸住宅を会社契約にして、家賃の一部を会社負担とするシステムになっている。
床面積や家族構成で負担率が変わり、俺の場合はドイナカでもともとの家賃も安いから、だいぶ助かっていた。
今後もこのまま今の家に住むなら、全額自己負担ということにになる。
そうなるとこの家、ドイナカにしてはなかなか家賃負担が大きいのだ。
そもそもそんなことになったのは、勤務先の会社が別の会社に食われてしまうことになったからだ。
従業員には残留か否かの選択肢が与えられ、俺は残留を希望した。すると、新たな会社では中採の新入社員ということになるので、経験は考慮されるからまるっきりの新入社員扱いではないものの、給料は今より少し下がると告げられている。
まあ、このご時勢だ、こんなドイナカで仕事があるだけありがたい。とはいえ、給料下がるのに、この借家に住み続けるのもちょっとゆるくない。
いろいろ考えたが、近所で古い家を安く買うことにした。
ドイナカなので、土地はタダみたいに安い。
ちょっと大き目のクルマを買うよりも安く、土地付きの家というか、実質は家付きの土地なのかもしれないが、手に入ってしまった。


家は1970年の建築というから、かーちゃんよりやや年上だ。
これは玄関引き戸の錠だが、いまどきこんなのなかなか見れないだろう。
このロックボタンのストッパーが壊れていて、しかも動きも悪くて外から鍵で解除できず、前所有者によれば、普段は玄関は中から鍵をかけて、勝手口から出入りしていたらしい。
現状販売なので、まあ仕方ない。


引き戸用の汎用の錠前。
今のサッシなら、たいがいこの錠が使えるのだが、古いサッシで規格がばらばらだったのか、穴を広げるとかしてもこの錠は取り付け不能だった。
仕方ないから、一度錠を分解し、ボタンのストッパーを作り、スムースに動くようにメンテナンスして、またなんとか使えるようにした。


北国の玄関は二重になっていて、玄関の外に風除室とかフードと呼ばれる小部屋がある。
その引き戸にも錠が付いているのだが、その鍵は失われていた。
なので、錠前を交換。


耐ピッキング性云々、とあるが、基本的にサッシなので、震災や原発事故による避難地域で見られるとおり、本気のドロボーには全く無力だ。
ま、絶対大丈夫な防犯システムなどないわけだし。気にすればキリがない。


内外の錠前を仮付けして、アライメントピンで整合をとり、本締めする。


錠の作動を確認して完成。
右側に見える取っ手は、網戸だ。
引き戸錠前交換、ホームセンターの修理サービスのパンフによれば、8400円とあった。
戸の厚みとチリをスペーサで調整したり、穴の処理とか位置合わせとか、手間を考えればそんなもんかもしれないな。
俺は自分でやったわけだが。


今度は、フルサイズの小型車が入るコンクリ作りの車庫と、その車庫より広い物置がついた小屋がある。
煙突が出てるのは、中に薪ストーブがあるのだ。
これだけでも買う価値があった。
もちろん、ジープやバイクは、全て余裕で入る。みんなのチャリもな。
ジープは、今の車庫だとホロをたたまなきゃ入らないが、今度はホロ立てたままで入るぞ。


俺たちの引越しはまだだが、台風が接近していたので、外に置いていたSX125Rを先に引越しさせた。
これは物置のほうだが、床もコンクリが打ってあるし、室内にはカビやコケもない。
湿気地獄の今の車庫とは雲泥の差だ。
ポンコツたちも延命できるだろう。


外の流しもある。
園芸好きのかーちゃんも喜んでいた。


家は現状販売だったので、手直しやリフォームが必要だ。今月はずっとそれにかかりきりになっている。
これは和室の砂壁剥離作業。
砂壁は、霧吹きで濡らせば柔らかくなる。


柔くなったら、スクレーパでこそげとる。
俺は畳のハウスダストで喘息が出るので、寝室はフローリングにリフォームして、壁は漆喰を塗る予定だ。
しばらくは有休消化しながらリフォームだな。引越しはそれからだ。
思えば、結婚して間もなく今の借家に越してきて以来、引越しは約20年ぶりだ。家族も大幅に増えたし、それに応じて荷物もものすごく増えている。
ま、新居は今のとこから歩いても行けるくらい近いから、荷物は軽トラとボンゴでちまちまピストン輸送できる。だから本格的に荷造りしなくて済むのが救いかな。
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雑草通信。


8月末、終わりかけのオオハンゴンソウ。


クルミ。
落ちた実は、果肉が食われたり腐ったりして、中からおなじみのクルミが出てくる。


これも終わりかけのヒトリガ。
力尽きかけていて、手乗りになってしまっている。


少し飛んだらすぐ落ちてしまった。
元気はないけど、模様は派手だ。
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