北海道亜種。

やーしばれるな。
アメダスによる、今日の当地の最高気温は、-3℃。
そらしばれるわ。


なにがなんだかわかんないだろうが、今日、倒そうとしたニセアカシアが、てっぺんで蔓がからみまくってて、結局4本まとめてでないと倒せなくて、無駄に大仕事になってしまった。
その元凶の蔓だ。
蔓はものすごく丈夫なので、かなり重量のある木でも、蔓の2-3本で突っ張って、倒れるのを止めてしまえる。
状況が許せば、絡んでる木を全部倒せばカタが付く。でも、一度に何本も切れるわけでないから、後のほうに切る木には前に切っている何本分かの重量が蔓を引っ張ることによる曲げ応力がかかっていて、切り込むときは弾けたり折れたりするリスクがある。
ニセアカシアみたいな重い木は、細く見えてもバカにできない。おまけに、粘りがないから折れやすいのだ。


倒したアカシアをどけて、残った蔓の山。
これをどけるのがまたゆるくないんだ。からみまくりで。
蔓はチェンソーで切るより、米軍鉈でバサバサ切ったほうがラクだ。
てなことやってれば、氷点下でも汗まみれになる。


軽トラの中で一息ついてたら、キタキツネが作業道路に出てきた。
全力ズームは画質悪いな。
キタキツネは、本州以南のホンドキツネの北海道亜種らしい。


たまたま積んであった工事記録用のカメラで撮ってみた。
さすが、見れる絵になる。


ミヤマカケスも出てきた。
こいつも本州以南のカケスの北海道亜種だそうで、本州のは頭がごま塩だが、こっちのは茶髪だ。
キツネとのツーショットの撮影成功。
キツネは余裕で毛づくろいしてやがる。
キツネの毛色がなんか小汚いのは、毛替わりが済んでないのかな。
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アカシアの雪に吹かれて。


昨日からは、ニセアカシアの駆除に取り組んでいる。
切り口が黄色いのがニセアカシアの特徴かな。
枝を曲げていくと、バキッと折れてしまうくらい粘りがないが、硬い。
カラマツやシラカバにちょうどいい刃付けのチェンソーだと、跳ねたり食ったりする。
縦挽き用とまではいわないまでも、刃先角を鈍めにして、デプスゲージも下げすぎないほうがいいかもしれない。
要は、一度に深く切り込まないような刃付けだ。
とはいえ、いろんな木を切るようなときにいちいち刃先の調整をするのは現実的でないから、どっかで折り合いつけてガマンするしかないんだけどな。


チェンソーに溜まる切り粉も黄色い。


カバーの裏は、切り粉がオイルでねっぱって詰まる。
現場じゃ気にしないが、一日の作業のあとは、必ず掃除する。


シラカバやヤマザクラといった他の木を圧倒する成長速度で、いち早くてっぺんに出てくる。
手ごわいエイリアンだ。


ニセアカシアがいかにしぶといか。
根元近くで折れたやつが、途中から再び立ち上がって成長している。
立ち上がったとこより先の、元の幹は枯れている。
元は枝だったやつが、新たな幹になっているのだ。


その折れ口。
芯の方はバッキリ折れたようだが、皮に近い辺材は折れずにつながっていたようだ。
水を吸い上げているのは辺材なので、生き延びれたのだろう。


今日の林内作業道路。
まだ何とかクルマで走れるが、二輪駆動ではほぼ間違いなく、どっかでハマるだろう。


今日は、道内全ての観測点で真冬日になったらしい。
当地のこの写真頃の気温は、-7℃。
断続的に吹雪いてきたりして、まあしばれた。
軽トラは休憩所兼待避所なので、エンジン掛けっぱなしで置いている。
ペットボトルの中にはインスタントコーヒーが入っているのだが、デフロスタの吹き出し口の上に寝かせておくと、ずっと熱々を保てる。
休憩中は、保護帽の下にかぶっているニットキャップをデフロスタで乾かしている。
氷点下の寒さでも、作業中は汗だくになるのだ。


防振手袋の「しんげんくん」も、乾かす。
寒すぎて空気はカラカラに乾いているから、短時間でも結構乾くし、あったまるから少しはやる気が出る。
この時期の装備は、中は速乾生地のパンツ、発熱繊維のロンTとタイツ、ツナギの下に着るインナースーツ。
お仕着せの作業着はコットンなので、汗で濡れたら乾かないし動きにくくなって最悪なので、着ない。
インナースーツの上からお仕着せの綿入りオーバーパンツを直に履いて、その上にヤッケのズボンを履いて、保護用チャップスを付ける。
足下は、コットンの5本指の上に、発熱繊維の先丸、さらにその上にネオプレンのオーバーソックスを履いて、長靴を履く。それでも、足先が痛くなるほど冷えてしまう。
上は、インナースーツの上に綿入りのジャンパーを着て、その上からヤッケをかぶる。
ヤッケは、防風のほかに、切り粉の付着を防ぐ効果もある。黄色やオレンジ色の派手なやつを着たほうが、見通しの悪い林内でも目立つ。
首元にはニットやフリースのネックウォーマ、頭はニットキャップの上からメット、手は腕抜きをはめて、しんげんくん。
伐採は午前の作業だけでパンツまで汗で濡れるから、昼休みにストーブで乾かして、また午後の仕事に出る。
でも、パンツまではなかなか乾ききらなくて、気持ち悪いのだ。
控え室でフルチンってわけにもいかないだろうしな。
替えのパンツを用意しとくのが正解だろう。


キタキツネの足跡と、俺の足跡。
キツネは意外に足でかい。中~大型のイヌくらいあるか。
冬の楽しみは、この足跡探しと、足跡の主探しだ。
今日は、足元をヤチネズミが逃げ回っていた。写真は撮れなかったけど。
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与作。


今週も木を伐りつづけている。
ヘイヘイホー。


一番でかいやつで、18メートルあった。切り株をあわせればもう少し高かったことになる。


立ち枯れのカラマツに、キツツキの穴を見つけた。


覗いてみた。
巣穴でなくて、採餌跡のようだ。
枯れ木にいるカミキリの幼虫でも掘り出したんだろうな。
しかし、よくまあ、木の中にいる虫を探し当てるもんだ。


倒したカラマツの股に残されていた、大きな鳥の巣。


サイズや形状から見て、たぶんカラスの巣だろう。
外周部は小枝で、枝の曲がりを上手く利用してフレームを編み、中にいくにしたがって巣材を細く、密に編んでいる。
中心部に敷き詰められているのは草やカラマツの葉で、ヒナのためのふわふわのクッションになっている。
よくできてるな。クチバシだけでこれを作るんだから、鳥ってスゴイ。
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幻想的だけど。


今朝は、昨夜降った雪が木々に付いて、なんとも幻想的な光景の中を仕事に向かった。
昨夜は雪で、残念ながら皆既月食を見ることはできなかった。
でも、雪の中を30分もガマンした次男は、雲間から赤い月を観察できたらしい。


幻想的な風景になるくらいになると、コイツも出動。
湿った雪は、塊になって排土板にねっぱって落ちない。


コイツで雪かきするのは狭い駐車場だが、雪は集めてみたら結構な量になった。


ひげくまの足跡。
バージンスノーに足跡つけるのは、いくつになってもなぜか楽しいな。

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年中行事。


休みだった昨日は天気がよかったので、物置からバイクを引っ張り出して、シーズンオフメンテ。
休みと好天が重なったのは久しぶりのことだ。
道も乾いていたので、今年の乗り納めを兼ねて、燃料タンクを満タンにしにGSへ行った。
あとは例によって、キャブのフロート室をドレン、バッテリーの取り外し、車体磨いて、チェーンに給油、といった一連の作業を行なった。
次に乗れるのは早くても2月下旬か、遅ければ3月中旬てとこか。道南だから、道内では最も早くシーズンインする地域の一つではあるけど、それでも3ヶ月は冬眠だ。つまんねーな。
冬の間何しよう。ゴリラでも直すかな。

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アイスクリン。


弟夫婦が送ってくれた、土佐名物の「いちかけるいちのアイスクリン」。


白、とあるから、他の色のもあるのかもしれない。
中身は、うっすら黄色で、バナナのフレーバーが付けられていた。
冷え冷えで硬くてもさっくりしていて、木のヘラでも難なくすくえる。
お味もまことに結構で、さっぱり、すっきりとした、懐かしい味と、きめ細かいシャリシャリの食感が楽しめる。
これはハマるわ。
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寒い。


久しぶりに少し雪が積もった。
それにしてもしばれる朝だ。


ただの雪ならほろえば落ちるけど、今朝のはガラスに凍り付いていた。
スクレーパで削り落とさなきゃなんなかった。


町内の国道は、テカテカのアイスバーン。
RRだと、カーブのバンクでリアが勝手にインに流れ出す。カウンター当てても蛇行しまくりだった。
それでもフロントをつなげば、それまでの蛇行が嘘のように安定する。


郊外もテカテカ。


隣町はなぜか圧雪。
RRのほうが走りやすい。


今日の現場に残されていた、キタキツネの足跡。


久々の伐採。
樹齢70年前後のカラマツだ。


こいつは17mくらいあった。
こんくらいあれば、倒したときは地響きがする。


チェンソーの刃を研いでるのに、イマイチ切れない。
と思ってよく見たら、刃が研ぎ減ってデプスゲージが高すぎになっていた。
現場でデプスゲージを擦り落とす。
ヤスリは、普通の菱形断面の目立てヤスリを使っている。ソーチェンは硬いので、普通の鉄工ヤスリじゃ歯が立たないし、目立てヤスリは単目なのできれいに削れるのだ。


今日の現場は法面の下。
雪の付いた草の法面では、スパイク靴でないと危なくてしゃーない。


やや風があったが、いい具合に「ツル」が効いて、狙い通りの向きにドンピシャ倒せた。
いやしかし寒かったな。作業中は体は汗かいてるけど、長靴の中で足先が冷える。


また歩道走ってるバカがいるようだ。証拠のタイヤ跡を雪上にくっきり残して。
昨今、自転車でさえ歩道を走れない(チャリの場合は原則として、だが)のは周知の事実なのに、クルマで走るか。
教習所からじゃ甘いな、幼稚園からやり直せバカ。
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ヤキベン。


北海道でカップ焼きそばといえば、これだ。
通称ヤキベン。


麺のほうはいたって普通のカップ焼きそばだが、スープ付きってのがキモだ。
麺をうるかした後の湯を、流しに捨てずにリサイクルするのだ。麺の揚げ油が、スープにちょうどいい具合になる。
スープは150ミリリットルの湯で溶く指定だが、俺にはちょっと濃すぎるので、でかいマグカップ一杯くらい、麺の湯をほぼ全部使う感じで作っている。
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ケイカイ。


今日の、雪化粧した駒ケ岳。


これは敷地の境界標。
「きょうかい」でなく、「けいかい」と読むらしい。
要は、土地の境を示す、杭とか鋲とかの印だ。
寒い中だが、コイツのメンテナンスに歩いていた。
何年かに一度しか見ないから、埋まってたり汚れてたり、中には破損してるやつもある。
埋まってたりすると、図面片手に宝探しか地雷探査か、みたいな作業になる。


冬の山は見通しはいいが、地面は落ち葉が分厚く積もって、下に埋まってるものを見つけるのは至難の業だ。


ついでにここんとこの強風で倒れたりしてた木も処理した。


午後3時半は、冬至前後のこの時季、当地では夕方だ。
もう仕事になんない。
気温も急速に下がってくるし。
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ヒヤヒヤ。


サンバー。
帰りに気付いたら、燃料ゲージがこのとおり、Eを切っていた。
オドメーターから前回給油後の走行距離を計算したら、ありゃま、350キロを超えている。
ゲージは正しい。

個体差があるだろうから鵜呑みにしないでもらいたいのだが、俺のサンバーの場合、燃料ゲージひと目盛でほぼ8リットル、走行距離にすればほぼ100キロ、てとこだ。
ゲージ上で空になったときで、走行300キロ強、給油すれば30リッターちょい入る。
サンバーのタンクは、スペックでは45リットル。軽としてはかなり大きいタンクだ。
だから、平均燃費で計算すれば500キロ以上は走れることになる。
とはいえ、タンクや燃料系統のデザインによっては、最後の一滴までタンクの燃料を吸えるとは限らない。俺のサンバーでもそこまで試したことなどない。
そんなこともあるので、通常のクルマやバイクでは、燃料ゲージが空を指示してから、あるいはメインタンクが空になってリザーブに入ってから、車種によるけど100キロ走れる分くらいの燃料は残るようになっている。
俺のサンバーでは、単純計算で200キロ分以上の燃料が残ることになるが、タンクにあっても機構的に吸えない燃料がもし10リットルもあれば、それが100キロにも届かないことになってしまう。
そのような燃料は、航空機なら「使用不能燃料」としてスペックになっているのだが、クルマやバイクでは全く不明なのがほとんど全てだろう。
フロート式の燃料ゲージだから、空を切ると、もはや指示は信頼できない。
だから、写真の状態になって、あとどんくらい走れるかは、クルマに訊いてくれなのだ。

仕事場の近くのスタンドは、ちょっと高い。安いスタンドは、30キロ先。
考えたね。
30キロ走っても、前回満タンから400キロに届かない。冬場は燃費悪いけど、それでも十分いけると踏んだ。
念のため、流れ無視の法定速度キープのエコ運転に徹した。

かくして30キロ先のスタンドまで走って、ビッチリ満タンにしてもらって、入ったのは35リットル弱だった。
やれやれ。量的には余裕だったわけだ。
でもまあ、タンクには余裕があるとはいえ、気持ちに余裕がなくなるから、こんなんなる前に早めに給油しなきゃな。
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