充電警報点灯。

サンバー。
走り出して10分もすると、チャージランプとか充電警告灯とか呼ばれる、バッテリーの形の警告灯がチカチカしはじめるようになった。
不規則に点滅したり、時には連続的に点灯したりする。

この警告灯が点灯するのは、バッテリーにきちんと充電されていないことを意味する。
実際には、(おおまかにいえば、だが)バッテリーとオルタネータの電圧を比較して、バッテリーの電圧が高ければ充電不良と判断されて点灯する、という作動になっている。

俺のサンバーの場合、エンジンかけて数分は症状が出ず、そのうち点滅するにもかかわらず、電圧は14V内外でほぼ正常(電圧計を装備しているのでわかる)。エンジン回転数は4000rpm弱(タコも装備している)、車体の振動に合わせて点滅(路面の段差を踏んだときなどに点滅したり)、アクセルオフで点灯、といった症状が現れた。
これは、実際にオルタネーターの電圧が下がったわけではないのだ。
始動後しばらく症状が出ないのは、セルで消費したバッテリーを充電するために充電電流が大きいからで、それが落ち着いて充電電流が小さくなってくると症状が出るのだ。
しかも、車体の動揺により状態が変化しているのだ。

ということは、バッテリーの端子あたりがやや接触不良になっていて、充電電流が大きい時はなんとか電圧を拾えるのが、電流が小さくなると接触抵抗に負けて電圧を正しく拾えなくなり、充電不良のエラーが出てしまうのだろう。4000rpmあたりでオルタネーターの界磁電流が切り替わっているようなので、そのへんで顕著に発症するのかもしれない。また、振動で接触抵抗が変化しているため、チカチカ点滅したりしてしまうのだろう、という推測が成り立つ。
ということで、昼休みにちゃちゃっと見てみた。


バッテリーターミナルを外してみた。
ひでえなこりゃ。
腐ってやがる・・・。


バッテリー端子はワイヤブラシで磨く。


キラーン。


ターミナルは内側のサビも磨く。
穴用のブラシがあればいいが、なければサンドペーパーでもナイフでも何でもいい、とにかくサビと腐食生成物を削って地肌を出してやる。
念のためアースの抵抗も調べたが、正常だった


接点復活剤で洗ってから接続する。
その後、症状は出なくなった。ビンゴだったかな。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »