池上彰+「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」スタッフ著『池上彰の学べるニュース(4)-社会人の基礎知識&一般常識編』2011年3月海竜社発行、を読んだ。
テレビ朝日系全国ネットで水曜よる8時に放送した番組の参考書第四弾と銘打っている。
内容は新聞、TVで良く出てきて、大体の意味は理解しているつもりだが、という言葉を要領よく解説している。基本的で重要な知識が多いが、話題に使えるだけの豆知識も散見する。
例えば、冒頭の「日本銀行」については、
・日本銀行の読みはお札のローマ字にあったように「にっぽんぎんこう」に統一された。
・日銀は、国のものでも、民間のものでもなく、認可法人で、働いている人は見なし公務員。
・日銀は政府の金庫の役割。税金、公共事業などの入金、出金は日銀が行う。
・民間銀行から国債を買ってお札を銀行に渡すが(通貨を発行する)、この国債の利子が日銀の収入の大部分。
・日本銀行の株(出資証券)がJASDAQに上場されていて買うことができる(1株5万3300円で100株単位)
・その他、日銀が行う景気対策の仕組み、日銀短観とは、など。
その他、
「株式用語」、「持ち株会社と格付け会社」、「日本の貿易」、「世界の大統領と首相の違い」、「日本の法人」、「日本の警察」、「海上保安庁」、「日本の天気」、「地デジ化」
付録:池上さん、劇団ひとり、土田晃之さんの新人時代のエピソード(特別インタビュー)と、「池上版・ニュース用語解説」
私の評価としては、★★★★(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)
漫画チックな絵がたくさん入ってわかりやすい。この種の解説本はイメージだけ伝えて、なんとなく解ったつもりにならせるだけの本が多いが、この本は、内容を基本的なことに絞っていることもあって、きちんと根本的なことまで、最低限の事柄は説明している。
「この程度のことは知っているよ」という人も、びっくりすることはないだろうが、頭の整理のために、一度読んでみる価値はある。
池上彰(いけがみ・あきら)
1950年長野県松本市生まれ。慶応大学経済学部卒後、NHKへ記者として入局。
1994年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役。
2005年NHK退職し、フリーのジャーナリストに。
テレビ朝日系全国ネットで水曜よる8時に放送した番組の参考書第四弾と銘打っている。
内容は新聞、TVで良く出てきて、大体の意味は理解しているつもりだが、という言葉を要領よく解説している。基本的で重要な知識が多いが、話題に使えるだけの豆知識も散見する。
例えば、冒頭の「日本銀行」については、
・日本銀行の読みはお札のローマ字にあったように「にっぽんぎんこう」に統一された。
・日銀は、国のものでも、民間のものでもなく、認可法人で、働いている人は見なし公務員。
・日銀は政府の金庫の役割。税金、公共事業などの入金、出金は日銀が行う。
・民間銀行から国債を買ってお札を銀行に渡すが(通貨を発行する)、この国債の利子が日銀の収入の大部分。
・日本銀行の株(出資証券)がJASDAQに上場されていて買うことができる(1株5万3300円で100株単位)
・その他、日銀が行う景気対策の仕組み、日銀短観とは、など。
その他、
「株式用語」、「持ち株会社と格付け会社」、「日本の貿易」、「世界の大統領と首相の違い」、「日本の法人」、「日本の警察」、「海上保安庁」、「日本の天気」、「地デジ化」
付録:池上さん、劇団ひとり、土田晃之さんの新人時代のエピソード(特別インタビュー)と、「池上版・ニュース用語解説」
私の評価としては、★★★★(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)
漫画チックな絵がたくさん入ってわかりやすい。この種の解説本はイメージだけ伝えて、なんとなく解ったつもりにならせるだけの本が多いが、この本は、内容を基本的なことに絞っていることもあって、きちんと根本的なことまで、最低限の事柄は説明している。
「この程度のことは知っているよ」という人も、びっくりすることはないだろうが、頭の整理のために、一度読んでみる価値はある。
池上彰(いけがみ・あきら)
1950年長野県松本市生まれ。慶応大学経済学部卒後、NHKへ記者として入局。
1994年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役。
2005年NHK退職し、フリーのジャーナリストに。