hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

バンクーバー (9)飛行機内で見た映画

2017年07月12日 | バンクーバー

 

往復約20時間。8本の映画を見た。ようするに映画見っぱなしだった。映画見にバンクーバーへ行ったかのようだ。
最近は離陸前に飛行機が止まっているときから、着陸してタラップに接続されるまで、映画は見続けられる。


以下、見た順に


1.君の名は。
★★★(三つ星:お好みで)
  (彗星接近を控え、お互いが入れ替わる夢を見るようになった高校生男女。新海誠監督のヒット作)

  男と女が入れ替わるという設定が、私には大林宣彦監督の「転校生」の真似に思えて素直に見られない。
  入れ替わったり、戻ったり、しかも3年もの時間差があるという話がややこしくてついていけない。


2.マンチェスター・バイ・ザ・シー
  ★★★★(四つ星:お勧め)
  (捨てた故郷に戻ってきた青年が、過去と向き合い再生していく。ケイシー・アフレックが本年度アカデミー賞主演男優賞受賞)

  アメリカでこれほど地味な映画がつくられるとは、嬉しい!乱暴で協調性のない主人公が、兄の息子の後見人になることで成長する姿が良く描けている。
  


3.ファウンダ―ハンバーガー帝国の秘密
  ★★★(三つ星:お好みで)
  (マクドナルド誕生を描く実話。あるハンバーガー店のフランチャイズ権を獲得した男が、巨大企業を築く)

  画期的な店でのハンバーグ作りシステムを開発した兄弟から、破産した男がフランチャイズ権を獲得し、結局利益を独占して、兄弟を追放するというエグイ話。
  抜け目ない男の大勝利の話であり、小勝利もしていない私は素直に楽しめない。

 

4.ジョン・ウィック・チャプター2
  ★★(二つ星:見れば)
  (亡き妻との思い出が詰まった家を壊されたジョンは、復讐を誓い、再び壮絶な戦いに。キアヌ・リーヴスがスゴ腕の殺し屋に扮するアクションの続編)

  ただただ打ちまくり、殺す。理由もそれほどでもなく、通行人までみんな主人公を狙う殺し屋だという設定。本当に第一作はヒットしたの? しかも、定石とおり第二作は駄作。

 

5.ゴールド/金塊の行方
  ★★★★(四つ星:お勧め)
  (全米を震撼させた実際の詐欺事件”Bre-X”を映画化。破産寸前の採掘業者が計画した驚愕の事件の全貌)

  ちょっと都合良すぎと思える点が多いが、実話だそうだから。 極端に個性的な主人公がオモロい。

 

6.MISS SLOANE
  ★★★★★(五つ星:是非見たい)
  (銃規制のため活動する女性ロビイストが、巨大な陰謀に巻き込まれる。ジェシカ・チャステインがヒロインを熱演)

  最後のどんでん返しが見事。能力が高く、あくまで目的のためには冷酷非情になれるヒロインが爽快。法廷をめぐる策謀には脱帽。

 

7.物静かな男の復讐
  ★★(二つ星:見れば)
  (各映画祭で高評価を受けたスリラー。無口な男が、恋人の死に関わった男への復讐を企む)
 
  相手は悪人とはいえ、ただただ殺すだけという単純な話。なんで高評価なの??

 

8.TABLE 19
  ★★★(三つ星:お好みで)
  (結婚式を題材にしたコメディ。同伴者のいない出席者を集めた19番テーブルを囲んだ人々の心模様)

  一昔前のアメリカ映画にあったハチャメチャなコメディ。ボケーとみている分にはいいんじゃない。

 

 

コメント
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