吉祥寺東急に10時半開店と同時に入店したのに、買物を済ますと11時半。手近かなところでランチして帰ろうと、今なら混んでいないだろうと9Fへ。どこも早くも混んでいて、待たなくて良いのは「梅の花」だけ。
豆腐尽くしの店だが、色々工夫した料理で、飽きさせることはない。
「梅の花」は、横浜に住んでいた頃、はるか昔に「立場店」に良く行っていた。最近では新百合丘店へ時々行ったのだが、吉祥寺東急の店には入ったことがなかった。
いつも行き当たりばったりで、予約しないので断られていたのだ。今回は、大広間か、カウンタ席ならと言われて入店した。
下の写真の突き当り右側へ曲り、靴を脱がずに入れるカウンタ席へ。
半円形のカウンタ席の前は畳敷きで、ひざまずいてサーブしてくれる。
私の選んだメニューは「春の特別ランチ」
まず運ばれたのは、
次に、豆乳もち 海老そぼろあん掛け
そして、桜鯛と春野菜のセイロ蒸し
肉を選択し、黒毛和牛の溶岩焼き。脂が飛ばないように紙の屏風で覆う。
海老などの炊き込みご飯、湯葉吸い物と香の物
デザートにコーヒーをプラスした。
相方は「彩ランチ」
最初は、豆腐サラダ、茶椀蒸し、など。
湯豆腐、湯葉揚げ
白く泡だったら食べごろ
生麩田楽
ご飯は私のものと同じ。海老入りの炊き込みご飯がいたくご好評。
私のものと違うデザートとコーヒー
最後に箸置きを、2つをご紹介
「ふるさとや 実梅を量る 母の枡」中村汀女
「むめ一輪 一りんほどの あたたかさ」服部嵐雪
この有名な句は芭蕉の弟子の服部嵐雪作で、元の句では梅のことを「むめ」と書いていたと、勉強になったし、
二人で 7千円足らずなら、それほど豪華ではないが、たまには好いかと、けっこうなランチということで。