かぶれの世界(新)

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06夏の田舎暮らし-夏の終り

2006-08-26 15:02:26 | 日記・エッセイ・コラム

朝夕涼しくなって来た。昨日は豪快な雷と夕立が来て一気に涼しくなり、思いついていつものコースをジョギングした。山の端や谷間に低い雲が流れ墨絵のようだ。雨季のレニア山麓をハイキングした時の幻想的な景色を思い出した。この時期に歩くと登山口で低い雲を見上げ、雲の中に入って行き、更に登ると雲の上に雄大な山塊が広がっていた。

ジョギングの途中から実家の方角を見ると谷間に薄い霧が立ち込めている。少しでも雨が降ると湿度が急上昇するのも理解できる。実家の三方を取り囲んだ森が盛り上がって見える。殆どの水分を逃がさず取り込み真夏の暑さで蒸発させるからだ。

実家は築100年近い農家だが、お寺や神社のように床を1m位上げ、風通しを良くしてある。柱は石の上に乗っかっているだけで、地震があるとどうなるのだろうと子供の時からの疑問がまだ解けていない。

先週雨の中、母と妹の家族と連れ立って旧鹿野川町営のレストランでお昼を食べた。季節物の鮎の塩焼きを食べた。今年は形が小さいそうだが川魚特有の香りが懐かしかった。雨に煙る肱川ダムを見ていると落ち着いて静かな気持ちになった。私の大好きなひと時だった。

夜バドミントンの練習時オニヤンマが飛び込んできた。7月初め頃から赤とんぼを沢山見かけたが、数は少ないが昔この時期に見かけた真っ赤なトンボを見かけない。そういえばシオカラも余り見かけない。

一昨日からクーラーをつけずに寝始めたが、昼間は空気が澄んでいるのか日差しがかえって厳しい。午前中見えていたうろこ雲もなくなり、相変わらず蝉や虫の声が鳴り響く。しかし、澄んだ空の色を見ると徐々に秋の空になりつつある。そろそろ東京に戻る時期になった。■

コメント
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