かぶれの世界(新)

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06夏の田舎暮らし(4)

2006-08-07 16:41:47 | 日記・エッセイ・コラム

やっと暑さに慣れてきた。熱中症は体が暑さに慣れない7月末から8月初めに最も発生率が高くなるそうだ。日曜日を除くほぼ毎日、母は医者に行く。点滴を受け買い物をして帰ってくる。往復は馴染みのタクシーだ。

母は数年前までは自転車に乗ったのだが何度も転んだ挙句タクシーにした。高齢者の為のNPOの送迎サービスは1-2度利用しただけらしい。お願いしてサービスを受けるより遠慮の不要なタクシーを利用するほうがいいらしい。

梅雨で鬱陶しい日が続いた頃から体調が優れなくなったという。点滴を受けながらも毎朝7時頃私が寝ているうちと、夕方涼しくなった頃の1時間野良に出て農作業をする。クレージーだ。「医者に行くのなら仕事は止めたら」というと感情的な言葉が返ってくるので何も言えない。

そういいながら私は朝8時前に起きてテレビと新聞を見、東屋に移動してCDを聞きながら読書を始める頃母が畑から帰ってくる。夕方私は三輪車で母が摘んだ南瓜やネギを持ち帰る。翌日母はネギを菜園に植え替える。そんな繰り返しだ。

先週日曜日にバドミントン大会団体戦に参加した。2複3単を5人で戦った。21点1セットゲームという変則ルールを初めて経験した。私はダブルス2敗、シングルス1敗と全く貢献できずチ-ムは最下位と情けない結果になった。

シングルスは出ないとリーダーにお願いしていたのだが、たった5人のチームで他の全員がシングルスに出て奮戦しているのを見ると出ない訳には行かなくなった。負けはしたものの10余年ぶりのシングルスの割には体が動き、体力が少し戻った気がした。

ジョギングやバドミントンの後、関節がギクシャクしなくなった。帰省してから体重が3kg増えた効果かも知れない。週2回のバドミントンをやる体力はもう無いと思っていたがまだやれそうだ。思ったより夜眠れるので血圧も(多分)大丈夫なはずだ。

数日前夕方のにわか雨で涼しくなったのを見計らい肱川沿いの堤防をジョギングした。大洲城の前を流れる肱川沿いで花火大会が始まる直前で、河川敷に子供の時から変わらない風情の夜店が並んでいた。駐車場の車の3割は高知、香川、神戸など他県ナンバー、裏からひょいと寅さんが出てきそうな雰囲気だった。

今日は年に一度のミズ祭り、例によって母の名代でお寺に行った。過去1年に亡くなった新亡にお経をあげ住職の説教後、檀家総会が始まった。行事紹介・決算報告のあと本堂改修の必要性が報告されると突然議論が活発になった。

お寺の建物は作りも部品も住宅とは異なるので割高で、修復費用をどう分担するかが皆の関心だ。その前の決算・予算報告で工事費が予備費に纏められ曖昧だったのでクレームがついた。檀家の2/3が寄付するとしてもかなりの負担になる。今日出席したのは檀家の半分程度だそうだが、何とか工事をする方向で承認された。■

コメント
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