連日の猛暑で朝でも夕方でも知らない人でも誰に会っても、挨拶は「暑いのー」、「暑うてかなわんな」の決まり文句だ。夕方の川沿いに風が吹く時が唯一の散歩タイムだ。今日の夕方久しぶりにジョギングをした。ゆっくり走っても5kmが精一杯、残りの5kmは歩いた。ニュースによると高知の四万十は昨日今日と続けて40度以上になったという。一度は住んでみたい所と思ったが、40度以上にもなる夏は絶対住みたくない。
だが実家の朝は比較的凌ぎやすい。北と東西の三方山に囲まれる実家は、直射日光が当る時間を平地の半分になる。実家の1階の居間は意外にひんやりしておりそこで朝食を済ませ、東側にある東屋に移動してコーヒーを飲みながら新聞を熟読し本を読む。最近はタブレットでネット検索も出来る。
10時半頃に直射日光が差し込むと書斎に避難、テレビを見ながらパソコンに向かう。エアコンはつけないが知的作業をする温度限界だ。昼食を済ませるともう暑さから逃れる術がない。脳みそが沸騰して働かなくなるのでテレビ映画などを見てだらだら過ごす。今は禁ビールしているので、せいぜいアイスキャンデー位しか楽しみはない。
だが、4時頃になると今度は西側の山陰になるので、西側にある物置小屋の脇に長椅子を拡げて北側からの涼しい山風に当りながら本を読み始める。例年なら蚊取り線香が必要だが、近年は蚊が少ないので助かる。30-40年前頃この辺の山はヒノキが植林され、その木がすくすく伸びて日射時間が毎年減っている。最近成長が早いというと温暖化が原因だとホームセンターの営業員が教えてくれた
三方が山に囲まれた実家と違い、平地の家は暑さで焼けそうだとこのホームセンターの外回り営業の知人がぼやいていた。その代りここの冬は寒いでしょうといわれ、だからサンルームの追加を貴方にお願いしているのですと切り返した。契約を済ませお盆明けに工事が決まった。
1週間前に散布した除草剤の効果がやっと出てきて庭の雑草は殆ど枯れた。家庭菜園の雑草はしぶといが7-8割がたは枯れ始めた。表の畑の雑草はもっと手ごわい。雑草の種類によって効果が異なり緑と黄色のまだら模様になってきた。除草剤の説明書にはそんなことが書いてあった。この後どうするか思案中というところ。
除虫剤の方は1ヶ月以上かかってやっと効果が出てきた。6月後半に実家に来て直ぐに除虫剤を散布した。その頃は茶色に焼けたようになっていた葉っぱのサツキが、今は鮮やかな緑に覆われている。椿やその他の何度聞いても名前を覚えられない庭の木々にも黄緑の若い葉が伸びている。若い柔らかな葉っぱは虫の好物で、その頃は芽が伸びると葉になる前に虫に食い散らされていたと思う。又、薬を撒く時期が何時か考えなくちゃいけない。■