かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

最良の日

2015-12-14 09:26:53 | スポーツ
昨日の夕方、外出から戻ってテレビを見ると、J-sportがドバイで開催されたバドミントンのスーパーシリーズ・ファイナル決勝の中継をやっていた。その後夕食をとりながらバドミントン中継とサッカークラブW杯中継、アイススケートの中継録画をチャンネルを変えながら見た。三種目とも日本人選手が大活躍するという考えられない展開になった。スポーツファンとしては最良の日だった。

バドミントン男女のシングルス決勝に日本人が残ったのは初めてのこと、深夜までに全種目の勝敗が決まり奥原・桃田両選手がともに優勝するという史上初めての快挙になった。バドミントンはマイナーなスポーツだが、男女とも世界一になったのは凄いことだと思う。

報道では二人とも3年前に世界ジュニア選手権に勝った20歳そこそこの若い選手というから、順調に育った結果であり必ずしも番狂わせとは言い切れないようだ。とは言っても長年中国の選手ばかり世界大会で勝つ風景を眺めてうんざりしていたので、バドミントンファンとしては凄く嬉しかった。

特に奥原選手は劣勢に立ったり困難な状況になっても、粘り強く戦って立て直し逆に相手を追い込んでいく冷静さは強く印象に残った。決勝までに2度戦ったマリン選手とは、どっちが世界ランク1位か分からない堂々としたゲーム運びだった。今回は調子が良かったのだと思うが、今迄の日本人選手とは一味違う精神的な強さを感じた。

昨日はサッカーのクラブW杯で広島がアフリカ代表のマゼンべに勝って準決勝に進んだ。ついでにチャンネルを変えて、普段は見ないフィギュアスケートで羽生選手が世界最高点をたたき出した録画もみた。その後ジャンプ女子で高梨選手が勝ったニュースが飛び込んできた。若い選手が世界に飛び出して行って勝っている。

これ等の選手は一般論としてマイナスイメージがあるゆとり世代の人達だ。一方で、音楽などの芸術の世界でも傑出した結果を出すゆとり世代の若者が増えている。私はゆとり世代は従来世代と比べると自由に育ち、全体としては平均点は低いが一方で天才を生み出す世代なのではないかと思う。

会社勤めのその他大勢の平均点が低いのはそれはそれで困る。しかし、かといって平均点を上げるために若い世代に押し付け教育をやり過ぎる結果になるのは見当違いだ。多くの天才を生み出す仕組みは何としても残すべきではないかと思う。なんてことをテレビを見ながら思った。

実はそういう私は昨日地域のバドミントン大会に参加した。今迄プレーしたクラスから1ランク落とされ、最も下位のグループでゲームをして2勝1敗で優勝できず失望したところだった。相手が弱いとそのレベルに合わせてしまう未熟さがあった。言い訳すると出場選手の中で最高齢だった。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする