長男家族が東京に帰って行った。午前中に高速道路を使いJR松山駅に家族を送り届け、帰りは国道56号線を南下し実家に戻った。ホッとした帰路は用心しないと危ないと心して運転した。東京から南下して来た強力な台風は長くて短い延べ5日間にわたり実家を直撃して去っていった。
2日目に内子町五十崎に行き凧合戦を見学した。旧五十崎町の小田川河川敷の凧合戦は400年の歴史があるそうで、私が子供の頃父に連れられて見学した記憶がある。それ以来だ。小学校の校庭が町指定の駐車場で、そこから10分程度歩いた河川敷が会場だった。
12時頃に100畳の大凧を上げる挑戦(揚がらなかった)を見学、1時間後に名物のケンカ凧を見た。だが、私には早々に飽きた子供の代わりに凧揚げに興じる嫁が一番の見物だった。その後、長男夫婦は子供を連れて上流の道の駅に行き水遊びをさせ、私は実家に戻り洗濯物の取入れや食器を洗った。私はお客じゃないので。
3日目は生憎の雨で、馴染みのレストランでイタリアンを頂いた。その後、家族の希望で市の山間部大川地区に「200匹の鯉のぼり」とやらを見学に行った。肱川の両岸に渡る鯉のぼりの眺めで子供達は喜んだが、我々の他に見物客が一人もいないのには驚いた。向いの公民館にいた人に聞くと前日、前々日は天候が良く沢山の人出で湧いたそうだ。私にはそれより隣の大きな建物の廃墟が廃校になった学校と聞いて物悲しさを感じた。
4日目は家族だけで尾道までしまなみ海道を往復した。ドライブ好きの嫁さんによると天候が回復した帰りの風景が素晴らしかったらしいが、子供達は熟睡、長男はドライブは単なる移動でしかなかったらしい。長男は無暗にスピードを出さない安全運転、嫁さんは私に似て結構スピードを出すのが好きだ。若いのに家族の為の安全運転をすると長男のことを評価していたのに、ポールに接触してドアを傷つけたと聞いて下手くそと思った。
こう書くと平穏に休みが進んだ様に思われるかも知れない。だが、5歳と2歳の幼児はとっても可愛いのに、突然体を捻じ曲げながら大声で泣き悪魔になる。冒頭述べた様に私には台風が直撃したように感じた。特に上の孫は2,3年前とは随分変わっていた。自分の思う通りにならないと大声で泣きじたばたする我儘な振る舞いをして驚いた。推測するに弟が生まれ幼稚園に通うようになったのが彼にとっての大きな環境変化だと思う。
私の3人の子供は親を手こずらせる様な振る舞いをして困らせられた記憶はない。子育ては母親任せだったので偉そうなことは言えないが。なのでどう仕付ければいいのか分からないと断って、孫の振る舞いは他人から見れば「親の顔が見たい」と思われる程酷いぞ、と息子に助言した。更に付け加えて、どうしようもない乱暴だった子供が大きくなって立派に成人した例も知っており、必ずしも心配することではないかもしれないと伝えた。
心配し過ぎかもしれないが、下の孫も兄の影響を受けているように感じた。息子は孫の変化は分かっているし、孫自身幼いながら我儘な振る舞いをしていると自分でも分かっていると言う。そうだとすれば、もうこれ以上深入りすべきではない。■
2日目に内子町五十崎に行き凧合戦を見学した。旧五十崎町の小田川河川敷の凧合戦は400年の歴史があるそうで、私が子供の頃父に連れられて見学した記憶がある。それ以来だ。小学校の校庭が町指定の駐車場で、そこから10分程度歩いた河川敷が会場だった。
12時頃に100畳の大凧を上げる挑戦(揚がらなかった)を見学、1時間後に名物のケンカ凧を見た。だが、私には早々に飽きた子供の代わりに凧揚げに興じる嫁が一番の見物だった。その後、長男夫婦は子供を連れて上流の道の駅に行き水遊びをさせ、私は実家に戻り洗濯物の取入れや食器を洗った。私はお客じゃないので。
3日目は生憎の雨で、馴染みのレストランでイタリアンを頂いた。その後、家族の希望で市の山間部大川地区に「200匹の鯉のぼり」とやらを見学に行った。肱川の両岸に渡る鯉のぼりの眺めで子供達は喜んだが、我々の他に見物客が一人もいないのには驚いた。向いの公民館にいた人に聞くと前日、前々日は天候が良く沢山の人出で湧いたそうだ。私にはそれより隣の大きな建物の廃墟が廃校になった学校と聞いて物悲しさを感じた。
4日目は家族だけで尾道までしまなみ海道を往復した。ドライブ好きの嫁さんによると天候が回復した帰りの風景が素晴らしかったらしいが、子供達は熟睡、長男はドライブは単なる移動でしかなかったらしい。長男は無暗にスピードを出さない安全運転、嫁さんは私に似て結構スピードを出すのが好きだ。若いのに家族の為の安全運転をすると長男のことを評価していたのに、ポールに接触してドアを傷つけたと聞いて下手くそと思った。
こう書くと平穏に休みが進んだ様に思われるかも知れない。だが、5歳と2歳の幼児はとっても可愛いのに、突然体を捻じ曲げながら大声で泣き悪魔になる。冒頭述べた様に私には台風が直撃したように感じた。特に上の孫は2,3年前とは随分変わっていた。自分の思う通りにならないと大声で泣きじたばたする我儘な振る舞いをして驚いた。推測するに弟が生まれ幼稚園に通うようになったのが彼にとっての大きな環境変化だと思う。
私の3人の子供は親を手こずらせる様な振る舞いをして困らせられた記憶はない。子育ては母親任せだったので偉そうなことは言えないが。なのでどう仕付ければいいのか分からないと断って、孫の振る舞いは他人から見れば「親の顔が見たい」と思われる程酷いぞ、と息子に助言した。更に付け加えて、どうしようもない乱暴だった子供が大きくなって立派に成人した例も知っており、必ずしも心配することではないかもしれないと伝えた。
心配し過ぎかもしれないが、下の孫も兄の影響を受けているように感じた。息子は孫の変化は分かっているし、孫自身幼いながら我儘な振る舞いをしていると自分でも分かっていると言う。そうだとすれば、もうこれ以上深入りすべきではない。■