かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2016(4)

2016-05-15 23:00:28 | 日記
先週中頃から母が発熱して39度以上になり座薬を投入した、37度台に下がったので投薬を中止し医者が様子見を指示した、36度台になり食欲があり容体は安定と、連日施設から連絡を頂いた。連休中に顔を見せてくれた息子に、生きて会えるのはこれが最後かもしれない、と最後の夜に話合った。その直後だったので悪い予感がしたが症状は悪化せず大事には至らなかったと思う。

同じ頃に居間の座卓の下あたりにアリの群れが湧いてきた。丁度孫たちが食事した辺りで、多分食べこぼしを見つけたのだろう。百年余り前の建付けで床下から隙間を抜けて上がって来たのだろう。その日は天気が良かったので座卓の下のゴザを天日干しし、床を掃除するとアリは殆ど見かけなくなった。今日もまだ何匹か見かけたが、食べこぼしが無くなったらいなくなるだろうと思う。

先週初め見かけない顔の男性が名前を名乗って、封筒に入れた年貢を収めに来た。名前を聞いてもう90歳半ばになったはずの老婦人が毎年この頃に年貢を納めに家に来てたのを思い出した。そう言えばこの男性は父君とそっくりだった。3年前から年貢を貰ってないが、もう昔のことで無理して催促する積りはなかった。聞けばお婆さんは外出はままならないがまだ元気で、年貢のことを正確に記憶して息子に指示したようだ。

貰うだけじゃない、気になる支払いもあった。このブログにも時々出て来る道路沿いの山の草刈りをいつものMさんに念押しして昨秋帰京した。後で聞くと彼は脳梗塞になってもう重労働の山刈が出来るのか怪しい状態だったらしい。今回改めて電話で聞くと昨年やってくれたとの返事。「遅くなって申し訳ない、直ぐに振り込んでおきます」と謝った。だが代わりに山刈をやってくれる人が見つかってない。まだ他にもあるがそれは次回。

昨日気になっていた表通り沿いの畑の草刈りをした。大きく伸びた雑草は茎が堅くなって草刈機の歯が立たないので、鎌を使って力ずくで刈り取りその後草刈機をかけた。ほぼ終えた頃近所のYさんが軽トラでやってきて、隣の田んぼの稲作を請け負ったという。持ち主は農業試験場に勤めたプロの農家で私の3年上の先輩だが、他人に稲作を頼むということは余程の事情があったのではないかと心配になった。聞けば奥さんも病気だという。

このところ血圧が上昇気味だ。東京にいた時と食事や薬の習慣を変えた積りはない、一つを除いて。NHKの番組「ためしてガッテン」で紹介された筋肉強化法を2-3週間続けている。それはハードなトレーニング直後にコップ1杯の牛乳と甘いものをとるという簡単なもの。まだ効果の程は分からない。もしかしたら体に気付かない小さな変化が生じ、自覚症状が出る前にそれが血圧に現れたのかもしれない。■
コメント
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