衆院選についての短評は終わりの積りだったが、米国バージニア州知事選でヤンキン共和党候補が逆転勝利したニュースを見て一言追加したくなった。大統領選ではバイデン氏が10ポイント以上リードしていたが、ここに来て支持率の差が縮小し州知事選直前に逆転したと報じられた。
報道によればヤンキン氏は共和党支持者だけでは足りないと見て、無党派層の取り込みを狙って敢て共和党で高い支持のトランプ氏から距離を取ったという。大統領不支持の無党派層の取り込みを狙った。今後の共和党戦略の見直しに繋がる重要な結果だった可能性があるというものだ。
私はこのニュースに衆院選で全てのマスコミが野党有利と予測し、直前週で自民が実施した巻き返しキャンペーンの効果で夕方の2‐3時間で逆転が起こった。ヤンキン氏の切り札がトランプ氏との「距離の遠さ」であり、自民の切り札が立民と共産の「距離の近さ」だったようだ。
どちらも岩盤支持を前提として無党派層を取り込む戦略が機能したという様に私は感じた。無党派層が何に対して敏感に反応するか的を射た対応だった。天邪鬼な私にしては至極真面目な推測だと思うが、どうだろうか。■
報道によればヤンキン氏は共和党支持者だけでは足りないと見て、無党派層の取り込みを狙って敢て共和党で高い支持のトランプ氏から距離を取ったという。大統領不支持の無党派層の取り込みを狙った。今後の共和党戦略の見直しに繋がる重要な結果だった可能性があるというものだ。
私はこのニュースに衆院選で全てのマスコミが野党有利と予測し、直前週で自民が実施した巻き返しキャンペーンの効果で夕方の2‐3時間で逆転が起こった。ヤンキン氏の切り札がトランプ氏との「距離の遠さ」であり、自民の切り札が立民と共産の「距離の近さ」だったようだ。
どちらも岩盤支持を前提として無党派層を取り込む戦略が機能したという様に私は感じた。無党派層が何に対して敏感に反応するか的を射た対応だった。天邪鬼な私にしては至極真面目な推測だと思うが、どうだろうか。■