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衆院選短評(追2)出口調査から

2021-11-08 20:49:31 | 国際・政治
昨日の日本経済新聞がトップで、衆院選で自民が絶対安定多数を得た背景に「40歳未満の強い支持」があったと報じた。やっと私の仮説をまともに取り上げてくれたと思った。

40歳未満の投票だけ見ると自民は295.5議席取ったことになり、逆に60歳以上の投票だけでみると自民は223議席は取れなかった。実際にはその中間の261議席を自民が取った。私の仮説通り、最終的に若者世代が投票し自分達の未来を自民に託したということだ。

私はこの分析結果を理解できる。目先のお金が欲しい高齢者に対して、若者は経済成長なくして急増が予想される社会保障の負担を減らせないと考え自民支持した。この傾向は一時的ではない。私は当然の結果で今後も続くと思う。

この議論に欠けているのは各世代の人口x投票率=絶対投票数だ。若者の人口は少なく投票率は低い傾向があるが、今回の選挙の具体的数字は分からない。次の衆院選が4年後だとすれば若者の比率は更に減少することが予想される。勿論、人口構成だけが決め手ではないが。

記事によると前世代の女性だけで見ると自民は230議席しか取れなかったという。偏見だとお叱りを受けるかもしれないが、女性の方が目先の生活の為の判断に向かいやすい傾向がある為だと思う。いずれにしても、今回は「次の世代が次の国の在り方を決める為の判断」をしたと思う。■
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