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COP26は不平等固定化推進!?

2021-11-09 21:23:37 | 国際・政治
地球温暖化は絵空事ではない、人類の危機だと私も理解している。物理学的根拠を理解している人は世界中の政治家や運動家もいないだろう。トランプや彼の信奉者のような無知な連中もいるが、世界的に発生が急増している自然現象異変の原因だと信じるに足る状況にあると思う。

その上で、現在進行中の先進国主体のCOP26は世界各国に住む人達の経済的不平等を固定化する仕組みだと思わずにはいられない。具体的なデータはないが、例えばアフリカ諸国一人当たりのエネルギー使用量は欧米諸国の数十分の一だと推測する。

それは十分議論され途上国への支援金とか時間の猶予といった配慮もあり合意されたことと思うが、それでも途上国に先進国並みの豊かさをするな我慢しろと押し付けているように感じる。失礼ながら、放っておいても途上国の殆どはそうなる可能性が十分あると思う。

先進国の若者達がなかなか進まない温暖化対策にイライラして、COP26に参加した首脳陣に八つ当たりする姿を見ると同情を越えて「不平等条約」を強引に押し付けていると理解して欲しいと思う。例えば有名な北欧の少女がアフリカの何倍かのエネルギーで生活しているはずだ。

地球温暖化は絶対に防がないといけないし、事態は最早平等を長々と議論する状況にないと私も思う。しかし、既に十分なエネルギーの上で豊かな生活をしている我々はもっと謙虚にならなければいけないと個人的には強く思う。現在の生活を落とすなんて考えてないのだから。

そんな格好イイことばかり言わず対案を示せ、対案がないなら無責任な発言をするなと言われそうだ。全くその通りで反論できない。しかし、何の疑いもなくCOP26に参加した世界のリーダーに喚く若者達を見ると違和感がある。だがやっぱり対案はない。■
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