衆院選の結果に最も影響を与えたのはどの世代か、日本の将来を左右する判定をしたのは誰か、出口調査の情報を調べた。私の関心はただ一つ、日本の高齢者が委縮したゼロリスク社会に向かうのを回避して、若者たちが思い切り挑戦する活気ある社会を選挙を通じて実現する、そんな国を目指す政治家を選んだかだ。それが我ら高齢者の子供や孫の為になる正しい判断をしたことになる。
日本は若い世代は人口が少ないうえに、投票率が世界的に低いという、ダブルで政治的に影響力が低い。今回の衆院選でどうなったか、それが私の最大の関心事だった。近年の傾向は20‐30代若者世代の自民支持が高く、60歳代の高齢者の野党支持が高いと言われた。高齢者世代の人口が多いうえに投票率も高ければ、高齢者の声がより政治に反映されるはずだった。
だが、今回の選挙ではマスコミ各社は出口調査で自自民苦戦と報じたが、終わってみると議席数を減らしたものの実質自民の勝利と言える結果になった。何故そんなことになったのか。締め切り時間直前になって自民候補を支持する人達の投票が増えて出口調査をひっくり返したという。トランプが大統領選に勝った時のように、「隠れ自民支持」がかなりいたとも報じられた。
締め切り間際になって投票した人達の多くは若者世代だったと報じられており、彼等の多くが自民支持者という仮説が最終的な選挙結果に影響を与えたようだ。もう一つは高学歴者が今回のバラマキ競争と言われる政策論争に極めて批判的だったことがある。特に立民は共産党と共闘することにより財政だけでなく安全保障にも不安という印象を与えた可能性が高い。
そこまで出口調査を深堀した報道はまだないので、私なりのやや根拠不明な推測だが、これが自民の土壇場での逆転の解析だ。昨日投稿したように、こんな選挙終盤の状況を読み取った自民の融通無碍な凄さが勝利した。はっきり言って維新を除き残りの野党にはそれ程の力はなかった。
だが、真の勝負はこれからだ。現実はいまや先進国で最低になってしまった生産効率の日本企業(多分政府も)と、連動して給与(選挙では「配分」)も全く上がらなかった。コロナを克服すると同時に、岸田政権が経済をどう立て直すかその手腕が問われている。野党よりよっぽどタフな障害が待っている。だが、終盤の大逆転の立役者たちが見守っていることを忘れないで欲しい。■
日本は若い世代は人口が少ないうえに、投票率が世界的に低いという、ダブルで政治的に影響力が低い。今回の衆院選でどうなったか、それが私の最大の関心事だった。近年の傾向は20‐30代若者世代の自民支持が高く、60歳代の高齢者の野党支持が高いと言われた。高齢者世代の人口が多いうえに投票率も高ければ、高齢者の声がより政治に反映されるはずだった。
だが、今回の選挙ではマスコミ各社は出口調査で自自民苦戦と報じたが、終わってみると議席数を減らしたものの実質自民の勝利と言える結果になった。何故そんなことになったのか。締め切り時間直前になって自民候補を支持する人達の投票が増えて出口調査をひっくり返したという。トランプが大統領選に勝った時のように、「隠れ自民支持」がかなりいたとも報じられた。
締め切り間際になって投票した人達の多くは若者世代だったと報じられており、彼等の多くが自民支持者という仮説が最終的な選挙結果に影響を与えたようだ。もう一つは高学歴者が今回のバラマキ競争と言われる政策論争に極めて批判的だったことがある。特に立民は共産党と共闘することにより財政だけでなく安全保障にも不安という印象を与えた可能性が高い。
そこまで出口調査を深堀した報道はまだないので、私なりのやや根拠不明な推測だが、これが自民の土壇場での逆転の解析だ。昨日投稿したように、こんな選挙終盤の状況を読み取った自民の融通無碍な凄さが勝利した。はっきり言って維新を除き残りの野党にはそれ程の力はなかった。
だが、真の勝負はこれからだ。現実はいまや先進国で最低になってしまった生産効率の日本企業(多分政府も)と、連動して給与(選挙では「配分」)も全く上がらなかった。コロナを克服すると同時に、岸田政権が経済をどう立て直すかその手腕が問われている。野党よりよっぽどタフな障害が待っている。だが、終盤の大逆転の立役者たちが見守っていることを忘れないで欲しい。■