かぶれの世界(新)

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「強行採決」発言と審議拒否、どっちもどっち

2016-10-21 22:10:08 | ニュース
TPP法案審議で「強行採決」の可能性を云々した山本農相と、農相辞任を要求して審議拒否した民進党など野党は、共に民主主義の基本を無視し国会議員としての責任を放棄した振る舞いだ。そのために後に控える重要法案の審議が先送りされてしまう可能性が報じられた。もういい加減にしてほしい。

強行採決は状況によっては国会審議を軽んじるものだ。だが、野党が審議を長引かせ時間切れ廃案に持ち込み与党の失点を狙い、結果として本来の目的を忘れ強行採決を誘発するのも民主主義の基本から外れている。ましてや審議拒否となればそれが何で国民の為になるのか、国民の意思によるものか説明を聞きたい。

初心に戻って真摯な姿勢で課題を一つ一つ解決するため、国会で法案審議することの重要さを両党がもう一度確認してほしい。君たちはその為に選ばれたのじゃないのか。この記事を書いている間に地方公聴会が予定の24日から26日に変更することで与野党が合意したとニュースが流れた。結構なことだ。■
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研究対象はトランプより彼の支持者

2016-10-20 18:18:56 | ニュース
午後のバドミントン練習から戻りテレビを付けると、株式市場は236円も上げて引けたとニュースが伝えていた。何事が起こったのかと思いきや、ラスベガスでの第3回大統領候補討論会でクリントン候補の優勢が確定的になったと市場が判断した為だという。トランプ候補が大統領になったら起こりそうなリスクが無くなった訳だ。

この1か月米国のマスコミはトランプの過去の行状を暴露し、雪崩を打ってクリントン支持を明らかにした。18年間税金を払ってないとか、下品な女性蔑視発言の生ビデオが流された。もう酷いもんだ。私から見るとそんな事は昔から分かっていたはず、例えば若い頃プレイボーイ誌に美女と登場した姿を何度か見た記憶がある。

私は昨年からトランプが多数の支持を受ける状況を憂慮し警告する記事を何度か投稿した。米国の多くのメディアに関わる人達もそういう知識があったはずだ。米国のマスコミは泡沫候補扱いの時から叩いて埃を出させ支持が広がらないようにすべきだった。

彼等がやったのは逆のことだった。トランプの映像を流すと注目を浴び、視聴率が取れるからといって彼を登場させた。結果として圧倒的量の露出度をトランプにプレゼントした、一説によるとそのコマーシャル価値は2000億円にも上ると言われている。最近になってマスコミはトランプ叩きをやり、火消しに努めている。私には米国大統領選はそんな風に映る。

だが、私が最も違和感を抱くのは、そんな滅茶苦茶なトランプを支持する人達がいまだに40%もいるということだ。中流階級の没落、経済格差の拡大、リーマンショック時に大企業が税で救済された一方労働者が失職、移民増で下層階級が職を奪われた等々・・・の分析を見かける。それもある、だが、それで40%になるか。

私はそんな尤もらしい解説だけでは納得できない。背景には米国民を構成する人種や教育などのデモグラフィーが昔とは変わったことがある。ダイナミックで考えが大きく揺れるが、最後には良識に導かれて選んだ指導者が世界をリードする。そんな良き米国民の伝統が、変質し劣化したように感じるのだ。そんなものはとっくに無くなったと言われるかも知れないが。

例によって私の大胆予測では、大統領選後に米国民の変質について色々な調査研究結果が公表されると予測する。9.11後に「分断されるアメリカ」(2004 サミュエル・ハンティントン)が話題になった様に、新しいアメリカ像が描かれるだろう。私の健康が許す限りその何冊かは読んで見たいと思っている。

申し訳ないが総じて米国民がバカになった様に感じる。支持率を各州の投票に置き換えるとクリントンが大統領になる可能性が80%になったと言われる。だが、それでも次期大統領は国民を影響を受け内向きになり世界への影響力が減少するだろう。ケネディのように国を率いるのは容易ではない。ロシアや中国がやりたい放題の世界になるのを見たくないが、もう世界はその方向に向かっていると感じる。■
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大声で話すと迷惑か

2016-10-19 17:32:39 | 日記
私は大声で話し過ぎると家内に嫌がられることがあった。米国から帰任した2000年頃は特にそうだった記憶がある。米国で暮らして大きい声で会話する習慣に染まったのではないかと思う。大勢が集まるパーティや集会に参加して、沢山の人が直近で大声で話をして耳がおかしくなったと感じたこともあった。特に野球場で興奮したファンに囲まれて野球観戦した時は本当に鼓膜が破れそうだった。だが、すぐに慣れた。

彼等には普通でも私には凄いパワーを感じたが、そのうち私も彼等と同じように大声で話すようになった。その時身についた習慣で家内に指摘されるまで気が付かなかった。特に公共の場所、例えば電車内の乗客にプライベートなことが筒抜けになると家内は相当に嫌がった。確かに外国人グループが電車に乗り込んでくると一気に賑やかになる。でも彼等にとっては普通のことだし、私みたいに注意してくれる人もいない。

先日、関西地区のある電車の車掌が外国人乗客が多く「ご迷惑をかけます」とアナウンスしたと話題になった。外国人にとっては差別と感じるかもしれない。だが、車内で静かに本を読んだり音楽を聴いたりする日本人乗客の気持ちは良く分かる。以前イアフォンのシャカシャカ音を問題にした人達にとってみたら、外国人の会話は想像を絶する大音響に違いない。

静寂な環境を愛する文化というほど高尚ではないが、多くの日本人が静けさを好む性向があることは間違いないと思う。だが、多分程度問題だと思う。近年は子供の声を嫌って近隣に保育園が建つのを反対して中止させるといった行き過ぎた事件を見聞きする。子供に思い切り声を出させて遊ばせる環境は絶対必要だ。何故この話題を持ち出すか、実は私達夫婦の耳が遠くなり知らぬ間に大声で話すようになったからだ。チャンチャン。■
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田舎暮らし雑感16秋(3)

2016-10-17 16:25:24 | 日記
3週間ぶりに愛媛県大洲市の実家に戻ると随分様子が変わっていた。リムジンバスから降りて馴染みの24時間営業スーパーに向かうと、何とお店は全面改装中だった。買い物ができない。作業員に聞くといつお店を再開するのか知らなかった。国道沿いの看板を見ろというが何も書いてない。やむを得ず近くのコンビニにあるものを買って実家に戻った。調理済の弁当類は沢山あるのだが、買ったのは牛乳にバナナとカット野菜だけ。

家に入ると驚いたことに台所のレンジと作業台がカビで真っ白になっていた。今迄の経験で多少のカビは覚悟していたが、たった3週間留守にしていただけでこれ程酷くなるとは思わなかった。この3週間東京はそれ程でもなかったが、ここは台風の影響と家を締め切っていたせいでカビが生えやすい環境だったのだろう。

カビがあまりにも酷いので食事をとる前に台所だけでも綺麗にしようと思った。こんなことは初めてだ。葬式の時に家内か長男の嫁さんが残しておいてくれたカビ取りを見つけ、その粉をまいてキチンタオルを濡らして拭いた。爪の周りの傷が痛んだ。冷蔵庫の冷凍焼きめしを見つけ、飲み残しの焼酎で水割りを作り、居間の座卓でテレビを見ながら夕食を済ませた。落ち着いて見渡すと食べ残しの保存食がストックにあった。

前日子供の家族全員を招いて新築自宅のお披露目をしたというのに、その翌日は田舎の築百年以上のカビだらけの農家の家で過ごすという落差だった。今迄だったら我慢して食事をし一晩寝てからゆっくり掃除したかもしれないが、東京のピカピカの快適な家で過ごした直後だけに掃除しないで食事するのは嫌だった。家族の皆にラインで嘆いて布団にもぐった。

今日は朝から台所・居間・寝室・書斎などよく使う部屋に掃除機と雑巾をかけた。朝方には雨も上がったので窓を開けはなして部屋の空気を入れ替えた。午後から晴れ模様になり夏が戻った様な天気になったので洗濯物も良く乾きすっきりした。だが、洗濯しないで干しただけのシーツがまだ湿っぽい。こんなに家事で手一杯の田舎暮らしは嫌だ。何とか田舎の一人暮らしを快適にしないと、後1か月半も田舎暮らしが続かない。■
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自宅新築(7)新居に落ち着く

2016-10-15 09:41:06 | 日記
新居に引っ越してもう1週間、昨日ベッドとダイニング・テーブルや物置が搬入され段ボールが部屋から一掃されてやっと落ち着いた。先月まで1か月休みをとっていた同居の息子が今月から新しい会社で働き始め、家内は元々働いていたので結果的に私が中心になって最後の仕上げをやらざるを得なくなった。

今回依頼した大手の引っ越し会社はとても丁寧にやってくれたのだが、その分時間がかかり狭い路地をトラックが専有し、その間をぬって電柱移動を含む電話工事が始まり、私が仕事の進み具合を見て交通整理わやる羽目になった。2日後から残っていた外構工事が始まり、更に家具搬入等の車が路地道に入って来たが事前調整していたお陰で何とか乗り切った。何をやるか全体を把握しているのは依頼主だけなのでやるっきゃない。

新しい家の間取りは効率よく設計され広くて快適だ。床の間や仏壇はない。特に水回りが格段に改善された気がする。中でも風呂は快適だ。最近の家の特徴だと思うが二重ガラス窓など昔の家と違い気密性が高い。まだインターフォン工事がされてないので、業者の方が玄関のドアを叩いて用事を伝えようとするが気が付かない。終いには電話をかけて来てやっと気が付く始末だ。逆に好きな音楽をボリュームを上げて聞ける。

一昨日直前になった銀行の依頼でエコ住宅証明を受ける検査を受けた時、建築会社の担当営業と設計技師が新居に来てくれた。困っていたシャンデリアの取り付けを相談すると、たまたま近くで工事をしていた現場監督に連絡して手持ちの工具を使い天井の梁を狙って取付てくれた。自力で取り付けるのはまず無理だし、石膏ボードへの取り付けは地震などで緩くなって落ちる場合もあるとのこと。すぐ仲良くなって頼める間柄になる私の性格が幸いして助けて貰ったと思う。お礼は田舎のポンジュース一杯だ。

昨日は初めてベッドの上で寝た。今までは板の間にペラペラの布団を敷いて寝ていたが、やっとゆったりと眠れ朝の目覚めが爽快だった。だが、習慣になっている血圧を測るといつもより高い。2,3日前から急に気温が下がり始めたためだと思う。引越のお蔭か体重も1kgくらい減った。

これからゆったり新居生活を送りたい所だが、明日には田舎に行って今は誰も住んでない実家の様子を見なければならない。1年に亘り新居作りを頑張ったけどその成果は暫くの間、家内と息子のものになる。そういう家内は引越直後に買い物に行き中々戻らないと思ったら、仮住まいの団地に戻ったという。気持ちは分かる。今日は都内に住む子供夫婦を読んでお披露目をする予定だ。■
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