かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

車検に手こずる高齢者(3)

2022-05-23 18:24:03 | 日記・エッセイ・コラム
朝食後にいつもの散歩道を歩いてC社に向かい、代車として軽自動車を借りた。先週金曜日に車検の為に持ち込んだがその日のうちに終了せず、週が明けて月曜日の今日もまだ終わってなかった。いつもは月曜日に1週間分の食料などを購入する予定なので車が必要だった。

手こずった原因は車のエンジン・エラーが点灯し、その原因を取り除くためにプラグ等の交換では解決しなかったからだ。エンジン制御コンピューター(ECU)交換が必要で、新品だと高価(8万円)なので中古品(3万円)を取り寄せて貰っていると聞き納得し代車をお願いした。

実はA社は車検の見積額が約30万円弱で、もしECU交換なら40万円近くなると聞いた。一方C社では見積額が9万円台、ECU交換の場合は中古部品を3万円で仕入れて対応すると聞いた。私はそれだけで二社の考えの違いが分かった。夫々の見積もりの明細を比べてみた。

見積書を見る限り、A社は車検で沢山の部品を交換し新品同様にすることを目指し、C社は2年後の車検迄まで正常に動くことを目指していると理解した。私はどちらも正しいと思う。だが、40万円と13万円では違い過ぎる。20年近く乗った車を新品にする必要はない。ケチな私は長年車検をお願いしたA社からC社に切り替えることにした。

ということで初めて乗る軽自動車はダイハツのMira、7万キロ以上走ってたが悪くはなかった。寧ろ高齢者向きというべきか。加速と乗り心地は見かけ通り若干安っぽいけど、高齢者が田舎で一人暮らしするのに問題ないと思った。だが、取り敢えずはデミオ・スポーツでぶっ飛ばそう。

ベンツに乗る友人によると車検は何日もかかりべらぼうに費用がかかるという。私の悩みなどとは格が違うようだ。その人は仕事をしていてお客相手ならそれもありだろう。だが、私は何とか車検を通して、この後何年か経済的に田舎暮らしを続けたいと思う。今週末に車検は終わるはずだ。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体は正直(続)

2022-05-22 15:30:04 | 健康・病気
「健康小ネタ」は私には幾らでも材料がある。昨日は久し振りに、本格的なハイキングをやった。標高500-600mの雲海公園から尾根歩きして山腹の恋木まで、約3万ぽ20キロの距離を4時間半かけて歩いた。高尾山口から陣馬山の往復が30キロあるから結構な距離だ。

歩き始めた時はちょうど朝の10時だった。足の痛みが回復せず二日続けてバドミントン練習に不参加して欲求不満になっていた。そのせいか歩き始めると歩ける所まで行こうという気持ちになり、気が付くと引き返してもそう距離が変わらない所まで来てしまった。思い返すと、そういう所まで無理せず歩こうと思いながら、内心ではこっそり体に鞭打ってたのかもしれない。私の性格だ。

雲海公園からはずっと下り道で、尾根道を歩き途中から山腹の恋木方面までは下り道だった。下り道が急坂になると以前紹介した左耳のワイヤレスイヤホンが緩んで何度も落下した。私の左前方に傾いた姿勢の問題を思い出して、姿勢を上向きにして歩くと落下頻度が減った。

それではと、意識して「のけぞる」くらい極端に上向きで歩くとワイヤレスイヤホンは落ちなくなった。相当変な姿勢で歩いているのではと思い、所々にるカーブミラーに自分の姿を映して見ると全くのけぞってない、普通に真っ直ぐ立っているように見えた。最初は嘘でしょうと思った。

下山後に平らな散歩道に戻っても下り坂と同じ姿勢の歩き方をしても違和感がなかった。多分、通り過ぎた人は私を見て変な姿勢で歩いていると想像した。馴染みの知人に聞いてみたかったが一人も会わなかった。疲れも少なかったように感じる。逆に普段の歩き方が酷いという事か?

今朝起きて何時もの様に血圧を測ると120-68-58に下がっていた。特に収縮期血圧が普段80前後から68に下がっていたのは驚いた。60台は年に一度位あるかないかで、その時は計測ミスと思っていた。今朝は二度とも同じ値で何故なのか分からない。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎暮らし雑感2022(5)

2022-05-20 15:58:33 | 日記・エッセイ・コラム
堤防沿い散歩の途中ですれ違い馴染みになった人達は、20年足らずの間にお互い老けたと感じるようになった。多分、老衰や病気で歩けなくなったり亡くなった人達もいる。私が田舎に顔を出し始めた頃の母もその一人で、例の三ババと一緒に散歩していた。その頃は五ババだったが。

当時も今も犬を連れて散歩する人は多い。変わったのは中型犬の姿を見かけなくなり、今では全て可愛い小型犬になったことだ。実際、犬は5-7倍の速さで歳を取るという。散歩で見かけた唯一の中型犬を最近見かけなくなり、飼い主の元地区長はもう歩けなくなったと寂しそうに言った。

田舎の情報は圧倒的に散歩の途中に得られる。午前中に車検に車を持ち込み、代車を断って山裾歩きをしながら帰宅した。久し振りに大洲盆地の南側の丘の上の神社・お墓・お寺・小学校を通る小径を通った。綺麗に清掃された山道なのに人っ子一人出会わなかった。

山裾を降りて田んぼ道を歩き高速道路手前の畑で、以前立ち話したことのある老農夫を見かけ声をかけた。最初に畑の周りの囲いが無くなった訳を聞くと、そこは借地で返上する準備の為だという。彼は猪ではなく野菜を盗むコソ泥対策のため囲ったと以前説明してくれたことがあった。

私は散歩で出会う犬が老化した例をあげて、囲いを取り外すのは「猪もコソ泥も歳をとったのかな」と冗談を言い和ませた。自分では得意だと思っている。彼は見かけ引退してもいい年だ、私が農地バンクで貸しているK氏も何時かそうなると内心思いながら話しした。

彼によるとその辺の土地は水分が多く里芋栽培に適している、補助金を貰っても稲作するより金になるので里芋に切り替える例が出て来たという。これで彼の舌が滑らかになった。この土地で作った里芋は粘りがあり美味しく市場でも評判と聞いたことがあり、私も好きだ。最近食べたことがないが。

ロシアのウクライナ侵攻のお蔭で食料価格が上がっている、農業をやる為に必要なものも値上がりして困っているという。農夫も仕事に関係がある国際情勢には詳しいと内心思ったが、そう思うこと自体傲慢だとすぐ反省した。肥料が値上がりして大変らしいねと相槌を打った。

母の七回忌の日取りはまだ決めてない。7月半ばの母の命日前にする習慣だが、家族は全て東京にいて孫達の夏休みは7月後半からだ。一方、和尚は8月前半はお盆行事が忙しく、7月最後の週かお盆明けを目安に決めることにした。全員揃うのは難しい、無理するなと家族には伝えた。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア軍のウクライナ侵攻に思う(8)イタリア、いたの?

2022-05-19 14:45:20 | 国際・政治
ロシアのウクライナ侵攻対応において、イタリアの存在感が高まりEU内勢力バランスに影響を及ぼそうとしていると、昨日の日本経済新聞でFTの編集員シャサニー女史は指摘している。えっ、イタリア?聞いてないよ。多分、日本メディアもそれ程視野は広くないと思う。

ドイツの方針転換は繰り返し報じられていた。それが欧州や世界でどう見られていたのか興味があったが、この記事を読んで少しだけ分かったような気がした。支援を求めたウクライナイに、当初ドイツがヘルメットを送ると答え笑いものになり、慌てて戦車を送る決定をしたのは記憶に新しい。

だが、その時イタリアのドラギ首相がどう反応したのか私は知らなかった。記事によるとこうだ。

「EUの対ロシア制裁についてはより厳しい措置を取るべきだとし、ロシア政府に流れ込む天然ガス収入を減らすために価格上限を設定することを提案した」、言い換えると「 ドラギ氏がこの危機においてEUが果たすべき役割を大局的に分析、実行に移そうとしているのに対して、ショルツ氏は現状をうまく乗り切ろうとした」という。

私の理解では以前からイタリアはロシアと密な経済関係を結んできた、EU内でも目立って親ロ派国だったと思う。だが、74歳のドラギ氏は前欧州中央銀行総裁で首相再選願望がなく、支持率への影響より自らの信じるEUのあるべき姿を大局的に判断し実行に移す様提案したという。

現実は民主主義国が如何に選挙の為に政策が捻じ曲げるか世界中で見られる。積極支援をしている英米でも否定できない。日本でも与野党ともに支持率を高めるためなら何でもする政策は優柔不断そのものだ。そんな中で国内の政治情勢の「制約から解放された男」ドラギ氏はあるべき姿を貫き、EU内で最大の経済規模で影響力を持つドイツより存在感が高まっているという。

私にとってこのFTから転載されたコラム記事は目を洗われる思いであった。果たしてシャサニー氏の見方がEU内外の多くの人々に共有されているか分からない。日本のマスコミは連日ウクライナ戦争を詳細に報じるのに、ドラギ氏のことを報じないのは少数意見とみているからだろうか。

私的には、データに基づき大局的な見方をする日経に対し、個別情報を掬い上げてそれでもって全体を評価するケースがみられる朝日は視野が狭い、と批判する。だが、ドラギ氏のとらわれない発想であるべき姿を追及する姿勢はそんな単純な見方ではないと考え直させられた。たまにはそれもありだと。

蛇足だが私の三大懸案事項はウクライナ戦争状況、日本医療の機能不全、私的な投資資産の状況だ。情報源は新聞テレビ報道及び主に米英のネット情報から情勢判断している。当然ながら情報源には夫々特有の偏りがあり、私固有の天邪鬼な考えとかけ合わせて自分の意見がまとまる。

情報源のうち私の考えに最も近いのが客観的なデータを基に報じる日本経済新聞で、それと対極に朝日新聞を位置付け、ネット情報を補足して自分の考えを整理する。その中で今日の日本経済新聞のコラム「中外時評」における日本医療の問題と、ファイナンシャルタイムズ(FT)の転載記事は懸案事項を理解する上でとても役に立った。投資資産の暴落はショックだったが。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体は正直(追)

2022-05-18 16:03:28 | スポーツ
昨日投稿した時は迷っていたが、朝食の準備のために階段を降りる時足に違和感はなかった。何時ものように階段が足の具合を確かめる丁度いいテストになっている。玄関に出て空を見て天気予報通りに好天なのを確認して洗濯機を動かし、朝食を済ませて総合体育館に出かけた。

ゲーム練習を始めると、体感的には先週と同じ程度に動けた。少し遅れて行ったので休みなしで2ゲーム目をやったが、足に違和感はなかった。1時間弱経過後のゲーム途中で急に左腿裏(大体二頭筋)に痛みを感じた。何時もならもう少し続けて様子を見るのだが、今日は直ぐに止めた。

昨日痛みを感じたのは左膝の内側ではなく腿の裏側だったが、用心するに越したことはないと考えた。直ぐに手を上げて訳を話して替わって貰った。今日は諦めてリーダーに断り帰宅した。昼食までに時間があったので雑草だらけの家庭菜園に鍬を入れ、シャワーを浴びて昼食をとった。普段の生活には何の問題もなかった。

今回は用心して対応したので足の痛みを悪化させることにはならなかった(と思う)、諦めの悪い私にしては良い判断だったと思う。だったら、今日はやるべきではなかったと言われそうだが、一方で少し練習を休むと衰えると心配する私だ。答えは明日にも出ると思う。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする