かぶれの世界(新)

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体は正直

2022-05-17 12:04:29 | 健康・病気
最近後期高齢者の「健康ネタ」が増えたと自覚している。スプレッドシートにスポーツや健康指標などを記録し、その変化を関係づけて素人判断をしている。今回は「健康小ネタ」だ。4月半ばに帰郷し毎週歯医者通いをしている。私は「痛みに強い男」と自称しており、診察後に処方される痛み止めを普通は服用しない。なので、机の引き出しには痛み止めの袋が沢山ある。

所が以前投稿したように連休前の治療は痛みが長引き、一晩我慢したが翌日になっても痛みが続いた。毎朝測る血圧は139に上昇していた。もう我慢できず昔処方された痛み止めを飲むと自然と痛みが引き、翌日から血圧が少しずつ下がった。私の場合運動が要因だが痛みにも関係すると疑った。

その後は診察後に酷い痛みでなくとも違和感を感じたら痛み止めを飲むようにした。データでは痛みと血圧はかなりの確度で相関関係がある。ハードな運動をして体重を減らした効果もあるが、私の素人判断では同時に歯の痛みが無くなったダブルの効果が出たのではないかと思う。

二日前に15キロ走った午後、思いついて8キロの山裾歩きをした。1日でこの二つの運動をやるのは初めてだ。翌日血圧が115と急落し驚いた。更に微妙な角度の変化で膝に体重がかかると左膝の横側に強い痛みが出た。これも「運動のやり過ぎ」と体が出した危険なアラームかと思った。

体調に応じて血圧とか痛みとかメッセージを出してくる。体は正直だと実感した。しかし、私は天邪鬼で時間があれば体を動かしたがる。明日のバドミントンの練習日に参加するかどうかも迷っている。無理しすぎると足を傷めて後期高齢者が二度と運動できなくなる恐れもある。迷ってる。■
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沖縄はまだ被害者史観が

2022-05-16 21:17:20 | ニュース
最初に私は沖縄のことをよく知らないと言い訳しておく。沖縄の本土復帰後に新婚旅行に行き、基地の横を通ってホテルに行き、国際通りで酒を飲み、南部のツアーをし、摩文仁の丘に行った記憶がある。報道を通じて印象は、沖縄の民意は戦争と基地の被害者をベースとしていると思っていた。

戦前戦後から現在に続く歴史の中で考えるべきと思う。戦前の日本軍は中国や朝鮮などを植民化し、数百万の命を奪った。東京や沖縄は爆撃を受け、広島と長崎は被爆した。だが日本兵も同じことをやったのだ。我々の親や祖父は日本兵として残虐行為をやったのだ。

しかし、マスコミは戦争中に被った悲惨な経験と、戦後の米軍基地の下で受けた理不尽な暴行を重点的に報じ、それが沖縄県民意のベースになっている印象がある。それだけだと、沖縄県民は戦争被害者の子孫だ。だが、残虐行為をした日本兵の子孫でもあるのだ。

若い人達がどの程度こういう認識をしているのだろうか。60年前に私が子供の頃受けた歴史教育は、明治維新か大正デモクラシーまでで3学期は終了した。残りは自ら勉強するしかなかった。昭和史は我々の父親が経験した生々しい記憶が残っていて意図的に教育しなかったのかもしれない。

だが、最近の世論調査では沖縄の若者たちにとっての優先順位は、基地問題ではなく低所得や雇用などの経済問題だとだと報じられている。歴史認識に世代間ギャップが生じていた。若者達にとって生の戦争体験とか基地被害を実感として受けていないからかもと私は思う。ちょっと前の調査だが、米軍基地を容認する声が過半数に達した(2017年NHK調査)。

私より30歳以上若い海外経験のある親しい知人に生の声を聞いてみた。第2次世界大戦で日本がアジア諸国に侵した戦争責任があることは歴史教育で教わった、知っている積りだという。その上で沖縄の多くの若者たちも米軍基地を容認しているはずだという。

しかし、今回のロシアのウクライナ侵攻に立ち向かったウクライナ人の姿を見て、日本人は自ら立ち上がって国を守ろうとする姿勢に欠けると痛感した。沖縄県の人達がどうのこうのいうより、日本にそのような姿勢があるのか。無ければ米国の若者が血を流して日本を守るか、それは絶対ない。

私は冒頭に沖縄はまだ被害者史観で物事を考えていると指摘したが、沖縄に限らず多くの日本人は依然として被害者史観の持ち主ではないかと感じる。それは、世界の常識ではない、ウクライナみたいに世界中が助けてくれることはない。…と思うが、もう少し考えてみたい。■
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元に戻らない体(3)

2022-05-15 20:18:43 | 日記・エッセイ・コラム
午前中に帰郷後4回目のジョギングをやった。走っている時には帰郷後一番の記録で走れたと思ったのだが、自宅に戻ってタイムをチェックすると何と最遅だった。歯を食いしばりながら、だが内心では結構頑張ったと思ったのに。何故、こんな勘違いが起こったのか分からない。

例によってデータ魔の私は今までの記録はスプレッドシートに記録してある.。これに毎朝計測する体重や血圧などの生化学指標を並べてみた。だが、これだけのデータでは何故か理由は分からない。素人の私には何が決め手かもわからない。

日付 スタート 記録分 距離キロ 気温 体温 体重 血圧
4/20  16:20  90  12   14.4 6.2 68.4 139-91-57     
4/30  16:00 107  15   16.2 5.9 67.6 131-88-52
5/8  10:03 105  15   20.6 6.5 67.6 124-85-54
5/15 10:00 108  15   18.1  6.5 67.2 130-79-53

データでは分からないが、体感的には私の身体は少しずつ元に戻って来た気がする。それは、最初の2回のジョギングの後は体はボロボロで、筋肉痛で何もやる気がしなかった。しかし、3度目は筋肉痛はあるもののそれ程酷くはなく、その後ちょっとした散歩が出来た。

そして今日は午後になって足に若干の疲れを感じたが、散歩に出かけ途中から思いついて何時もの山歩きで約8キロ弱をガッツリ歩いた。これって、ある領域では元の身体に戻ったということではないか。それが何かは分からない。バドミントンの瞬間的な反応とか、短距離や長距離のジョギングでもないが、体の何かがもとに戻ったと思う。■
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車検に手こずる高齢者(2)

2022-05-14 11:28:03 | 日記・エッセイ・コラム
翌12日は車検を諦めて、リーズナブル(私にとって)な価格の車のレンタルかリースができるか調べた。前日提案を受けたA社の車検価格はケチな私の想定価格を遥かに超えていたからだ。A社と同じ国道沿いにC社の子会社のレンタルリース会社を訪れ情報収集した。

最も安価な軽の1日レンタル料金は3500円程度だった。そこで店長と話し合った結論は私の田舎生活パターンに当てはめ週1回レンタルで買い物、残り2-3回は自転車を購入してバドミントン練習等に行く。仮に週2回レンタルすれば月3万円、半年20万円弱程度で済むことが分かった。車検費用30‐40万円に加え自動車税や保険料金がかかるより余程安価だ。

だが、12日の天候は小雨だったのが私の気持ちを萎えさせた。雨の日に自転車で走り総合体育館まで約10キロ往復する自分の姿は嫌だった。更に練習後シャワーを浴びすっきりした後に自転車で走り雨に濡れて実家に戻るなんて考えただけで楽しくなかった。また、突然の外出もあるだろう。

家に戻ると息子達から助言のメールが来てた。それを基にネットで調べると、私の様に年の半分を東京と田舎に住む場合は、長期レンタルか短期リースが向いているようだった。単なるレンタルやリース以外に選択肢があるという。下の息子はサブスクもあると。魅力的なのは田舎にいる間は手元に車をおいて必要な時にいつでも乗れる。コストは倍だが契約は月単位で済む。

「田舎では何時でも乗れて、東京に戻るとお金がかからない」、そんな都合の良い車の利用が出来たら最高だと思った。どのくらい安いコストで済ませることが出来るかもう少し調べる必要がある。更には、四国の田舎でこのサービスを受けることが出来るかも含めて。

結論を出す前に、次の日に安価な車検が売りのC社にセカンドオピニオンを聞いてみることにした。C社は同じ国道沿いのそう遠くない所にあり、かつて一度見積もりをとりほぼ同じ結果だったのでA社に依頼した。もし車検に費用が想定外に高かったら長期レンタルする。■
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寂しいオンキョーの破産

2022-05-14 09:24:44 | 社会・経済
今朝の日本経済新聞のオンキヨー倒産のニュースを見て軽いショックを受けた。以前から業績不振が伝えられており予想はしていたが、寂しい気持ちは拭えなかった。実家の書斎にはオンキヨー製のアンプやスピーカーが当たり前のように据え付けられている。最近は滅多に利用しないが。

田舎の実家で一人暮らしの母が在宅介護を受け始めた時、母の様子を見る為に実家の手摺や段差を解消すると同時に、2階を改築して書斎や寝室に2つの客室等を作った。合わせて映画や音楽を聞く目的で秋葉原でオンキョーの多目的アンプと5ウェイスピーカーにスクリーン等を買って実家に送り、書斎に配置し各部屋のインターネットと連動させ床下と天井に配線を組み込んだ。

今では当時の予想とは異なりディジタル化や無線化が進み、設定をハードウェア寄りにやり過ぎたと思っている。世の中はスマホで音楽を聴き映像を見る方向に進んだ。私自身も大がかりなセットを動かすより、スマホとワイアレスヘッドフォーンで音楽を聞くことが多くなった。

報道によればオンキョーの主力製品はミニコンポやステレオセットのオーディオ機器で、スマートフォンなどで音楽を視聴するスタイルの変化に対応しきれなかったのだという。会社は機種ごとバラバラにされて日米の会社に売却された。何だか私の日常生活の変化を見るようで寂しかった。

音楽も映画も大画面や大型スピーカーではなくて良い、その代わり場所を選ばず視聴できるスマホの威力は凄いと改めて痛感した。そして、スマホもワイアレスイアフォンも私の積極的な選択ではなく、子供達にプレゼントされたものだ。時代に引きずられて変化した私を感じた。■
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