ほとんど歴史上には現れていない謎の「おんな城主直虎」
実は男だったとか、ドラマが始まってから、いろんな説がでてきた
私も歴史好きで、徳川四天王の一人、井伊直政のエピソードなどは多少は知っていたが
それと、直政を育てたのが女城主だったという説があることも知っていたが
弱小領主である井伊谷の井伊家の歴史や家臣団などまったく知らなかった
これほどマイナーな戦国武将の大河ドラマは初めてなので、みんな「???」なんだろう
私もどんな風にドラマを作っていくんだろうと心配していたが
韓国ドラマみたいに、面白いけどだらだら、堂々巡りみたいな戦国ドラマはご勘弁なのだけど
昨日の「直虎」で、私の好きな展開になってきた、それはちょっと商人ぽい展開になったからだ
豪商、瀬戸方久の登場で一気に面白い展開になってきた
完全なフィクションになってきたわけだが、歴史を歴史どおりに進めてはこのドラマ、身もふたもない
脚本家の手腕が問われるタイプのドラマなのだから、史実のポイント以外はフィクションでも良いのだ
方久と少女時代の直虎との出会いが伏線になっていて、それが今、登場するところは計算されていて
「うまい!」座布団5枚くらい
あとは作り話のオンパレードで、商人へのエールみたいな話になっている、それは
直虎の少女時代「おとわ」が乞食同然の方久にいくらかの金銭を与える、それを元手に魚が捕れすぎて
廃棄処分かというような漁師のところで、魚を安く買って干物を造り、売りに行ったら飛ぶ様に売れた。
そのお金で、あばら屋を買って、安くお茶を飲ませる茶店を始めたら、諸国の人々が集まる様になり
あちこちの情報がどんどん耳に入ってくる、その中から「どこで、いつ頃戦が始まる」という情報を拾い集め
いち早く、その戦場へ行って、食料や薬を大量に売り、戦争が終われば戦死者の鎧甲、刀剣を拾い集め
それを売って、莫大な財をなして金貸しも始めた、というわけだ。
商人は知恵を働かせて、先見の明をもって、素早く行動すれば成功するという商いの教訓
こういうドラマや小説が大好きなんだ、「どてらい奴」あるいは秀吉の出世物語もこんな感じだ
そして窮した直虎が、窮地を脱するために方久と手を組む、こんな奇想天外な話しは面白い
これからしばらくは戦国ドラマでありながら、戦話では無く、商人的な人情ドラマの展開になりそうだ
このドラマで初めて次回が待ち遠しくなった。