長野県信濃町で国道19号から離れ、戸隠高原へ向かって山道に入る
やがて白樺林が現れて一気に高原気分だ、そこから数十分「戸隠自然園」と並んで
戸隠神社奥社への参道が見えてくる
駐車場は不自由ないほどのスペースがある、そこから歩く、近いと思っていたら
これが意外な長丁場、何の下調べもせず行ったので驚いた
鳥居の背景は修験者の修行の場、戸隠連山
間もなく千年杉というのか、巨大な杉並木、一本一本に魂が宿る
パワースポット。 太い幹に抱きついてパワーをもらう
突然山門
道はなだらかで気持ちが良い、なんて思っていたら
ちょっと疲れた辺りから急登だ！ 息が切れる
下りも結構な
ナイフリッジの戸隠山が迫る
母が隣町の病院に転院して3ヶ月が過ぎた
なかなか会いに行くことも出来ず、最後の手段として家に連れてこようかとも思ったが
点滴以外で栄養がとれない状態では、とても私たち介護素人の手に負えるものではない
仕方なく現状に甘えて痛けれど、それでも病院のケアマネさんに相談してみたら
とんとん拍子で地元の病院への転院が決まった
こんな地方では、医者同士のコンタクトでないとなかなか、こういう面倒な事はうまくいかない
若いケアマネさんだったが、素早く動いてくれて相談してから10日足らずで成功した・・・感謝感謝
盆明けの16日に妹と介護タクシーで迎えに行く
だけど喜んでばかりもいられない、ほとんど栄養摂取が出来ない状況で会いに行っても点滴の
薬のせいなのか目はほとんど開けないし、呼びかけにも答えない
ただ、体に触られることはとても不快な様で、車いすに移すときだけ、驚く様な大声を出す
芯は、まだ元気なのかもしれない、もしかしたら奇跡の回復で自分の口から液体くらいは飲めるのでは
と淡い期待を持つが医者は誤飲が怖いという。
いずれにしても、地元に来れば心待ちしている父との面会も叶う
93歳と92歳、70年近く連れ添った夫婦だ、通じるものは当然あるだろう
