ズワイガニと言ったら福井の越前ガニが超ブランド、何年か前に敦賀気比の松原を見てから、半島の民宿に
泊まった。 正味6畳の狭い部屋に2人というありふれた民宿ではあったが、その料金たるや一流旅館並み
越前かにコースは1泊45000円、予算が足りないので30000円のフグコースで妥協した
このようにブランド品ともなれば、ご覧の通りで結構なお値段になるので、平生はオホーツクのロシア産を使ったりする
ロシア産と言ったって、北海道からすぐ目の前の固有の我が国の領土で獲れている蟹なのだが・・・・
そして、いよいよ冬となると、我が町の近海でも本ズワイガニ漁が始まる。 1kgを超える立派なカニも獲れる
日によってセリ値は変わるが、一番立派なカニで高い日であっても1匹2万円を超える事はまずないだろう
大体の場合5000円~1万円で福井並みのカニが買える
ここ数年、私も川崎の親しい人に頼まれて、年末年始用に大ぶりのカニを茹でて送っているが、
「東京で買ったら何倍もするわよ」と喜んでもらっている
ただ、カニ専門の漁業者も高齢で少なくなっているから、市場規模がとても小さい、それに悪天候が重なるから
なかなか安定したブランド化が出来ないのだ
私が食べるときは、少し身が少なめのカニを買う、身が詰まっていれば1万円くらいになるサイズでも、2000円程度で
買うことが出来た、でも今年の状況を見ていると、都会の景気上昇傾向で産地のカニも高騰気味
今年は安く食べることが出来ないかも・・・・・・。
雪国の冬は嫌いだが、アンコウにしろ、鱈にしろ、カニにしろ、寒ブリにしろ美味しい魚を安値でいただけることには
喜びを感じる身勝手なyottinです。