今日は朝から日が差して気温も10度以上にはなりそうな気配だ
どこを見渡しても町には雪の一片も無く、1500m~2000mの
山々も初春のように雪の白と、雪が無い群青のまだら模様になっている
海は冬独特の西からの激しい風で、漁師が言う「兎が跳ぶ」状態の
荒れた海になっている、そしていつもそうだが、荒れた波頭をカモメの群れが
嬉しそうに飛び回っているのだ
でも違うのは、例年ならこんな時は凍えるような風でカメラを持つ手が
かじかむのに、今日は全く暖かいのだ
今年の冬は全くおかしな状況である、いつもは信州でも北信は雪が
積もり、信濃大町あたりから安曇野、松本に向けて雪は消えていく
しかし今年は白馬村あたりにはほとんど雪は無く、逆に大町から
松本盆地、更に塩尻方面まで真っ白になっている
軽井沢のホテルと付き合っている魚屋の話しでは、そこの
シェフも、北陸の海岸部に雪が無いということに驚いてと言う
一度も積雪が無いまま2月に入るのは生まれて初めてだ
どこだかの一月の気温関係が高い方で100数年ぶりとか最高とか
言っていた、気温だか海水温度も?2度も平年を上回っているとか
だから70年しか生きていない私の初体験でも驚くことでは無いのだ
とにかく温かい、ありがたい