例年ならインフルエンザのニュースでにぎわう時期なのに
今年は中国武漢発の新型コロナウィルスでニュースの大部分
が割かれている
最初は多くの死者がでたSARSなどと比べて、かなり弱いと
なめていたのだった
人から人には移らないとか言っていたが、それは楽観的な
空想でしかないことが明らかになった
武漢から湖南省、中国そしてアジア各国、ついに世界中で
感染者が見つかった
それでも感染者は全て武漢に滞在、あるいは住民だった
しかしついに武漢に滞在もしたことがない日本人の感染者が
出た、武漢の観光客を乗せた観光バスの運転手とガイドだ
おそらく観光客の中に感染者がいたのだろう、ならば乗客にも
感染者の出た可能性があるし、立ち寄った食事処やホテル
温泉でも可能性はある
もはやこうなれば安全地帯はない、インフルエンザは感染力が
強くても死亡者は少ない、インフルエンザの比ではないのだ
今日、武漢在住の日本人約200名が政府の特別機で帰って来た
しかし感染の疑いがある人が10数名いるらしい
自宅待機していたと思われるが、それでも症状が出た
いかにも感染力が強いウイルスだと証明される
中国人の友だちに聞いた
今は中国や韓国は正月で例年なら中国では一斉に故郷へ
おみやげをたくさんもって帰る、あるいは日本などへの旅行を
楽しむ、しかし今年は兄弟は自宅から一歩も出ないで
過ごしていると言った
観光業、商店、デパート、交通機関の経済的損失は大きい
武漢を封鎖して人的交流を断てば人から人への感染は防げる
しかしウイルスは風と共に去りぬ、どこへ行くかはウイルスの勝手
もはや患者を隔離して最良の治療と同時に、制止薬の開発、
そして感染地域の
人に予防薬を与えるのが先決だ
インフルエンザ同様、季節的な騒ぎで済むことを祈るばかりだ
人間などこのようにもろいものだ、だが政治家や経済界の大物が
いろんな病気に感染した例を知らない
そこに対処法があるのでは無いだろうか