神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

雨降る月曜日に高齢者入居施設で「女性デーサービス」

2024年05月14日 19時45分10秒 | yottin日記
 例の5人の仲間と、高齢者入居施設を訪れて入居者の女性に「化粧、ヘアメイク、マニュキュア」を施すサービスをしてきた。
およそ20名が参加して、より美しくなって喜んでいただいた。
中には、外から来た私たちと、お話ししたくてうずうずしている方もおられた
美容師が主体となっての活動だが、他のメンバーもみな、お化粧やマニュキュアができる。
私は初参加でカメラマン、でも男は私だけなので、一緒に写真を撮りたいという女性もいて、それなりに貢献できた。
お化粧で顔が明るくなって、みなさん感激、「お互いに10歳若返ったねぇ」と話し合っている人もいた。
短時間の単色簡易的だけど、働きづくめでマニュキュアなんか初めてという方も多くて、喜んでいただいた。

 



終わってから、昼食を食べて次回の行事の打ち合わせ、次は施設にお花を届けるイベントが待っている。


帰り道は小雨の中を一人歩いて家に戻ったが、途中の木の緑、花の彩美しく、なかなか足が進まなかった。
 
 





ボビー・ヴィントン Bobby Vinton/ミスター・ロンリー Mr. Lonely (1964年)

「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた(99) 長尾家 12

2024年05月14日 08時15分56秒 | 甲越軍記
    上杉謙信誕生

 国家が興らんとするときに必ずや翔瑞あり
ここに為景の内室がある夜に夢を見た、身の丈八尺(2.4m)ばかりの異相の神人、身には甲冑を帯びて、左の手には戈(ほこ)を突き、右手には光明の珠を捧げて枕元に立ち給い、「この珠は、これ明星なり、今汝に授ける」と言えば、珠は光明を放って内室の口の中に飛びいるのを驚いて目が覚めた。

あまりにも不思議な夢なので、占いの為に府内の多門寺に詣でて本尊を拝むと、その面貌、尊き姿、持ち物までもが夢の中の神人のままであった。
「ああ 夢に現れた神人は毘沙門天であったかと、そのお告げに驚き、いと尊くねんごろに拝み、経を上げて帰れば、懐妊の心地して十月満ちて男子が誕生した。

時は後奈良院の御宇、亨禄三年庚寅正月二十一日であった
懐妊のうちに様々な奇異の瑞相多くあり、中にも臨月に至って幻の如き異形の神人、内室の前後を守護する体、傍らの誰一人見えぬが、内室だけには、その姿が見える
其の次には、出産のとき異形の童子が産屋を守護し、幾千の光の筋が産屋の四方を囲むように立つこと半刻ほど
其の三には、産湯を参らすとき、幾重も隔てる深閨の内へ、明星稲妻の如くきらめき渡り、タライの中に飛び入り賜う
為景も「この子こそ常人ではあるまい」と易者を呼んで占うと卦を立てて天澤履(年長者を敬い、その人の助けを得る人徳)の六三(霊的存在=事象)を得た
文に曰く、『虎尾を踏む人を喰らう凶なり、武人大君となるはなはだ吉なり
この子、成人の後に奇異の名将となり四海に英名を轟かせるであろう、甚だ吉なり」と云う。

乳名を虎千代と名付ける、後に上杉輝虎入道謙信というのは、この子である。