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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

荒れる浜辺を歩いた(昨日のこと)

2022年03月08日 19時39分24秒 | 散歩道
まずまずの晴れ間、風はあるけど日曜日ほどではない。
駐車場には砂が数センチ積もっていた、浜に出たがやはり風はある、あるけれど案の定、日曜ほどではない。
波が高い、テトラポットに打ち付ける、それでも砂浜までは来ないので、テトラに近づいて荒れる波を撮ろうとしていた。


だんだん波が大きくなって来て、少し不安になってファインダーから目を離したら全然距離感が違っていて、波はすぐ足下に迫ってきた。



あわてて逃げた、逃げるが砂浜だ、足をとられて夢の中のように思うように進まない、子供の頃、高波が迫ってくるのを目撃してから大人になってもその恐怖を夢に見る。
足がもつれて体が前のめりになる、足がついてこない、そのまま惰性で道路に転がった経験が三度ほどある、ところが71歳の今日は奇跡的に持ちこたえた。
昨日の夜の自分マッサージが効いていたのか、肉離れも起こさず良く走り抜いた、これは凄いことだ、太ももの筋肉が若返った。
波はゆっくり迫ってきたが、そこまでだった、あとで振り返ったら私が写真を撮っていた場所は池状態になっていた・・・ヤバかった!

砂浜の上部の雑木と砂丘の部分まで下がって歩き出した、途中で藪が深くなったり谷間に出ると護岸の裏道に下りたり、また戻る。





砂丘の草原はなかなか味わいがある、市街地の畑などでは見られない植物とか激しい雨風の吹きさらしに耐えた強い根だけになった草木とか

だが遊びに来てキャンプした連中が置いていく醜い景色が至るところにある、悲しいがこれが今の日本人のマナー

ここは砂浜が長く、幅も広いから様々な海岸の景色に出会える
小さな海岸段丘、その前には砂に埋もれたテトラの残骸、一ヶ数十万円が数十も埋もれている


ようやく目的地の河口に出た。 川の風景がとても好きだ、そして河口の景色が特に好きだ、川と海の境界のせめぎ合いが面白い。


風になびいて面白い文様を作る、砂浜の間を川はゆっくり海に向かう、ここだけが風の音が聞こえず、柔らかな光が差し込んでいる。




山と川と生活圏が同時に見える場所

川の中をレジ袋が流れていた、とっさにマイクロプラが脳裏に、長い木の枝を見つけてすくい上げた、魚や海鳥や、そして人間の内臓を痛めるマイクロプラ
至るところに予備軍を見る、すべて人間が作った悪事。




さあ帰ろう、また草原を歩き出した、眼下にはテトラの無い海岸線から砂浜に波が押し寄せている、今日は海岸線を歩く日ではないな・・・と思ったら



一人、年齢不詳の男が膝まで波に浸して遊んでいた、地元民ではないな。







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