廃業して4ヶ月、当初は後始末に追われて何も考えられなかった。
しかし4月に入って、かなりの部分は片付き、これからは重要な部分だけを残すだけで、時間的にはかなりスローペースになってきた。
ようやく自分の為の時間をいくらか過ごすことが出来そうだ。そうなると何をするかと言うことになるが、最初は見当もつかなかった。
テレビを見て過ごす時間が長かった、でもこれでは生きているだけだ何の収穫も無い、むなしくて生きている価値を見失った日もある。
だが毎週日曜日に海辺で過ごすことを習慣化させたことで、いろんな時間の過ごし方を考える事が出来るようになった。
平日の過ごし方は役所や郵便局や銀行など町の中心部にいくときは、車ではなく歩いて行くことにした、用事と散歩を兼ねている、これで時々知人や友達に合えるのも楽しみだ。
それから写真を撮りながらの散歩も日程に入った。 家では古家のリニューアルを自分の手でやり始めた。
壁のひびにパテ、襖の張替、風呂のドアやトイレのドアの入れ替え、掃除、障子の張り替え、畑の草刈りや手入れ、陽当たりの良い南向きの廊下で読書、いずれも時間無制限故に出来る事だ。
これからますます、やることが出てくるだろう、1泊2泊3泊の旅も出来るかも知れない。
私の場合、コロナウィルスの登場で仕事の継続を諦める大きなきっかけになりました。
これが無ければ、おそらく父同様80歳までは現場にいたと思います。
当初、悔しくもありましたが先行きが見えず辞めましたが、今になって見ると「これでよかった」と思えます。
仕事は収入が第一の目的であり、健康維持が第二の目的です。
もし仕事が苦痛であったり、健康維持の妨げになるならばやめた方が良いでしょう。
私の知っている人には80過ぎても社長を続けて、現役のまま亡くなったり、寝たきりになった方もいます。
その逆に早く切り上げて体が若い内にリタイアして余生を楽しむ方もいます。
個人個人、事情が違いますから何とも言えません。
私はだんだん今の生活に馴染んできました、この先どうなるかはわかりませんが、仕事に戻りたいとは思いません。
これからも私のブログ、よろしくお願いします。