新潟県糸魚川市の大火災は未だ鎮火とは言えないようです
厳しい規制下でテレビが唯一の情報源ですが
さすがにテレビ局、ヘリを飛ばす、地元民のインタビュー、視界の良いビルからの中継と
様々な手段で情報を流すので、地元民より遥かに情報量が多い
地元の人からもいろいろな話が聞けますが、東京の有名報道番組は深夜でもインタビュー電話を
入れるとか、そんな話も聞きました。
この火事は火元から火の粉が飛んで、100m程離れた少なくとも2方向で発火
一度に3カ所以上が燃え上がり、そのため強い南風で僅か2時間足らずで全域に広がったようです
その後は延焼で東西にも広がっていった
だが鉄骨の建物は防火壁の役目をしていたようです、それと広い道路も防火帯の役割をしたようですが
それは風向きにもよる
風速15m前後では、どんな道路も防火帯にはならない
火元と背中合わせの地域も焼けたけれど、その迎え側は無事だった、ところが全く思いがけない方向から
火がやってきたという、それは火炎が坪庭の様な駐車場で逆流して、家の背後から燃えだしたのだ
それで10軒近く炎上した
クリスマス前に、ケーキ屋さんも被災、年末、年始を控えた料理店、飲食店、スナック、寿司やも焼けた
こうなると被災しない店もキャンセルが相次ぎ、それに関連したタクシー、代行業業界も痛手を受ける
またスナックも同様であろう。
何より、年末年始を浮かれて過ごせない家庭が150軒も出たと言うことは、その周囲も含めれば
たいへんな数になる、二次被害、三次被害と拡大する恐れもある。
高級和服の店、骨董屋さん、新潟県最古の酒蔵、貴重な品々もたくさん失われた
僅かな不注意が多くの店と家庭を傷つけ、多くの消防団、消防署、警察、ボランティアに迷惑かける
皆さんもあらためて火の用心をしましょう、マッチ一本が火事のもとなのです。
こうした町の新年は寂しいものになるのだろうか。
こんな事を書いていたら、新潟市でも火災発生だそうだ、調べてみたら私が修行をした料理店の
5~6軒隣だった、驚き!!!