80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ガーダー橋の組み立て

2012-07-11 22:36:30 | レイアウト
こんばんは。

前回「腹」(ウェブ)だけお見せしたプレートガーダー橋を組み立てました。まだ4橋分の1橋だけですが・・・(汗)

ウェブの上下につくフランジと呼ばれる板と、斜め・横の構造材を一体化したものを切り出します。
チラリズムは諦めようと思ったのですが、枕木の間から意外と中がよく見えるため雰囲気優先で表現することにしました。



斜めのパターンが反転したものを2枚作ります。横方向(枕木方向)の構造部材は垂直補剛板と呼ばれる縦の補強材2本分の間隔になるようなのですが、後先考えずに「腹」を作ってしまったため半端なセクションが出現してしまいました。



下側のフランジの上に2枚のウェブを貼り、さらに荷重で断面方向に変形しないよう両端に「フタ」をします。一応ここにもX形の構造材を表現したものの、考えてみればここは橋台に接して外から見えなくなってしまうので、わざわざ表現する必要はありませんでした。これも場当たり工法の成せるワザかと・・・



上側のフランジを貼る前に垂直補剛材を貼ります。約1mm幅に切った紙をウェブのケガキ線の位置に貼っていくのですが、あらかじめ桁高に合わせて切ってしまうと、いくら注意していても上下のフランジとの間にすき間ができたり、反対に飛び出したりして面倒なことになるので、2mm程度長めに切っておき乾いてからカットするようにしました。
貼る時もこの“ミミ”をピンセットでつまんでやれば位置決めがしやすく、曲がりなく貼れます。



すべての垂直補剛材を貼り終えたところです。



接着剤が乾いたところを見計らってニッパーで“ミミ”をカットしていきます。



最後にウェブの上面にボンドを塗って上側のフランジを貼れば完成です。



できあがったガーダー橋にフレキの切れ端を載せて雰囲気を確かめます。まずまずではないでしょうか?
このフレキというか道床なしレールは一般的に、枕木がバラストに埋まった状態を表現しやすくするためか枕木の断面がかなり扁平につくられていて、枕木が露出した鉄橋部分ではもっと厚さがほしくなりますが、枕木1本1本にプラ板貼るわけにもいきませんのでこのままです。



上から見ると斜めの構造材がチラリと覗いて、なかなかいい感じ。
さあ、あと3橋つくるべ。。



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コメント (4)
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