80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レッドベアの製作6(足回りの製作)

2014-10-04 23:26:30 | 北海道方面
こんばんは。
10月に入りました。まだ昼間は暑いですが、朝夕の冷え込みが秋の訪れを告げています。
大型の台風が近づいていますので注意しましょう。

引き続きレッドベアことDF200の製作を続けます。今回は足回りを組み立てました。

床板はt3.0mmの普通の電車用を用います。KATOの動力台車を採寸しながらモーターと集電ピンが入り込む部分を切り抜きます。



その台車ですが、KATOのEF510用を流用したため、車輪径と軸距がスケールより大きいことは以前に書いたとおりです。それは目をつむるとして、安価な価格設定ゆえ台車と一体モールドされている乗務員ステップを何とかしたいところです。DF200は運転席側の乗務員ドアが車体中央付近についているため、このままだとドアとステップの位置が合いません。
むしろ中間台車に付いていた方が近いので、片側だけ動力台車と中間台車を交換することを考え分解してみると、案の定、台車枠の支持方法などが異なっているため、かなりの大改造となることが判明しました。もともとオーバースケールなのに、そこまでして見栄えにこだわる必要もないので、このまま使うことにしました。



これは集電用接片です。車体を安定させる「側受け」の機能も持たせるため復元力のある燐青銅板を用いていますが、手元にあったのがt0.1mmと薄いため2枚重ねにしました。ボルスター取り付けネジと干渉する部分を切り欠いているため複雑な形になっています。



床板に取り付けるとこのようになります。床上から見たところです。あとでボルスター取付け座をのせてネジで締め上げてしまうのですが、その際に位置がずれるとやっかいなので瞬着で仮止めしてあります。



続いて床下からφ2.0×15mmネジを差し込みます。12mmあれば足りるのですが、最近、どこのホームセンターもM2ネジのアイテム数が減ってしまい10mmの次が15mmなのです。大は小を兼ねる、です。



ヒノキ材とプラ板で高さ調整した「枕」を乗せます。



t1.0mm真鍮板を乗せてナットで締め上げればボルスターの完成。こんな大げさなことをしなくても真鍮板をコの字に曲げれば済む話なんですが、厚板を寸法通りに曲げるのが苦手なので、こんな手の込んだことをしています。台車のセンターピンを差し込む穴はφ3.5mmでは入らなかったので、ドリルをグリグリやって3.7mmくらいにしたら入りました。



電機用ウェイトを2個積み台車を履かせたところです。一応これで自走可能なハズですが、まだ試運転はやっていません。



車体をかぶせてみます。いい感じ♪♪
ちなみに反対側の前面は未完成なので口が開いた状態です(^^;



窓が抜けていないのでどこかシュールですが、DF200の雰囲気は出てきたかなと...
ちょっと腰高気味なのでボルスターの枕を調整して高さをフィットさせたいと思います。
組み立て式ボルスターの強みです(笑)




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コメント
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