80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レッドベア、意外な原因

2014-12-29 21:24:48 | 北海道方面
車体を外してみたところ、ヘッドライトが片側だけ光らない原因が一瞬にしてわかりました。

光ファイバーの破断です。マクラバリに当たって車体が浮き上がるので、配管止めのようにU字に曲げた真鍮線で押さえこんだ箇所からポッキリ折れていました。何度か当たり具合を確かめてOKと踏んだのですが、瞬着ないしは遮光用の塗料で素材が弱くなったのかも知れません。



反対側もまったく同じ状況でした。残っている方も曲がり具合が不自然なので破断寸前のようです。というか、分解する直前に走らせたところ、最初と比べて光量が激減していたので、ファイバーの芯材がダメージを受けていることは間違いなさそうです。



手前の四角い真鍮板がマクラバリで、乗務員室仕切り板との間でファイバーがギロチン状態になってしまうのです。仕切板の下を削っっているのですが、さらに削り込まないといけません。



塗料のレンズ面への回り込みが原因でなかったことは不幸中の幸いですが、さて、この状態からどうやってリカバーしましょう?
一番手っ取り早いのは破断面をきれいに整形し、真鍮パイプか何かでつないでやることでしょうか。当然、光の伝達効率は落ちるはずですが、所詮、模型のヘッドライトですから。。


てな感じでことごとく失敗を繰り返してきた反省から、一応、実験をしてみました。右がつなぎ合わせあり、左がストレートです。やはり右の方が暗いですね・・・。鏡面とは言わずとも接続面をなるべくきれいに仕上げればなんとかいけそうです。
問題は内径1mmの真鍮パイプの手持ちがないこと。目の保養を兼ねて今年最後の模型店めぐりに出かけますか(^^)




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レッドベアの製作21(年が越せねぇ!)

2014-12-29 16:46:27 | 北海道方面
こんにちは。
2014年も残すところ2日と数時間となりました。
いつものことですが、年々、時の経つのが速くなっています(^^;


さて、なんとか年内完成を!と意気込んでいるレッドベアことDF200ですが、三度目の正直で挑んだヘッドライトが、まさかの不調で少々凹んでおります。。

光ファイバーで光源から導光する話は前回書いたかと思います。ヘッドライトの裏側は横梁が通っているため、このようにファイバーを曲げて逃げるようにします。



これをライトケースに差し込み、ファイバーの中心がレンズの中心に来るように位置合わせをして瞬着を流し、固着後にセメダインSUPER-Xを充填しました。これが完成したライトユニットで、この後、ライトの裏側をタミヤカラーの艶消し黒で塗り込め、車体に装着しました。



光源はφ3電球色LEDで屋根裏に装着。φ1光ファイバーは台車マクラバリに干渉するので、運転室仕切板の裾の補強材を斜めにカットして、なるべくスペースを確保するようにしました。窓からよく見えるので、目立たないようにグレーを塗って遮光しています。今回はぬかりなく、車体組み込み前にLEDが点灯することを確認しています。



そして試運転♪

ところが・・・

片目しか光らないじゃないのどーして??
オデコライトより暗いのは光ファイバーの直径が小さいので納得できるのですが、ひとつの光源から分光してるのに片方しか光らないとはなにごと!?しかも仲良く前後とも同じ症状ですわ・・・



考えられる原因はふたつ。1)光ファイバーを光源に挿し込む時に遮光用の黒塗料の破片がファイバーの断面にくっついた。2)ヘッドライトユニットに充填した接着剤にすき間があって黒塗料が毛細管現象で吸い込まれた。
前者なら一度抜いて断面を拭いてから差し込めば解決するのですが、後者だった場合、また分解して作り直しです。前回はライトユニットはボンドで接着してあったので剥がすのも容易でしたが、今回は瞬着でガチガチに固めてしまっているので大変です。そして感じとしては後者の確率が高い・・・


さて、意を決して補修工事に入るか、諦めてこのまま年を越すか。もっとも、このまま年を越したからといって自然に治るものでもないので、どこかで決断しなければならないわけですが、とりあえず今夜は完成目前の赤熊を愛でながら晩酌と洒落込みます(^^;




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