80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

また手を広げてしまった

2020-06-08 01:57:54 | 九州・山陽方面
ご無沙汰しております。久しぶりの更新です。
この間、さぞや仕掛り品退治が進んだのでは、と思われるかも知れませんが・・・

実は全く逆方向に進んでしまいました。(大滝汗)

E653系1000番台「いなほ」を作るつもりで買い込んだ台車。そうこうしてるうちにエンドウから完成品が出てしまい、買うつもりもお金もないので関係ないはずなのに、なぜか急に製作意欲がしぼんでしまったので、まだ製品化されていない他の車両に転用することにしました。本来はDT64ですが、間違ったか品がなかったかでDT61が2両分混じっています。ちょっと加工すれば誤魔化せるのでOK。



ということでムラムラと車種選定が始まりパッと目についたのがコレ。JR九州の305系です。筑肥線・唐津線から福岡市営地下鉄に直通する車両ですね。4M2Tの6両編成と手頃です。



形式図をもとにPCで型紙を作成。車体は現代版規格型電車ともいうべき日立製作所の“A-Train”とのことなので、手元にあった「とれいん」誌の東武60000系や東京メトロ16000系などの図面を参考に作画してみたのですが、どうも様子がおかしい。。仕方ないので古書店から取り寄せたのが上の写真の鉄道ファン2015年6月号です。規格型とはいえ、車端部や窓高さなどが各社で微妙に違ってるんですねー。



この“A-Train”はダブルスキン構造のアルミ車体で側面はのっぺりしているのですが、屋根が独特の構造をしていて、雨樋とランボードを兼ねたような溝が屋根の両サイドを全長にわたって走っています。細かい検討するのも面倒なので、モックアップのつもりでモハ305を先行的に組み立てることにしました。まずは窓を抜いて・・・。



構造上、車体は相当な厚みがあるため、ドア部分にはt0.2mm程度の薄紙を貼り重ねて奥行きを出します。



中をくり抜いて断面に溶きパテを浸み込ませ、乾いたら耐水ペーパーで断面を整えます。ドア部分以外にはt0.5mmの内貼りを貼ってあります。



当初はドアもペーパーから切り出すつもりでしたが、96個の窓抜きとHゴムの描き入れに恐れをなし、IMONのエッチング製品を使うことにしました。エコーのプレス製品と比べると平板な印象ですが、ドア窓の段差がない新型車両にはこちらの方が似合うと思います。



接着にはスーパーXクリアを使い、貼り合わせて位置を決めたら少量の瞬着を上下2ヵ所に垂らしておきます。この状態で真鍮板に挟んでバインダークリップで固定。ただ挟んだだけだと時間とともにずれてしまう場合があるので瞬着を併用します。



とりあえず片面だけ貼り合わせて本日はタイムアップ。なお下回りはバラパーツを組み合わせ、市販の動力ユニットと同等に組み立てたものです。



ということで、現在当工場の製造ラインには305系、THE ROYAL EXPRESS、近鉄860系、富山地鉄、札幌市電の動力、オハフ50・・・(ああ書ききれない)などが入り乱れております。どうしてくれようみんな自粛のせいだ!!!(ほとんど自粛前から着手してますけど・・・)


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コメント (6)
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