80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

JR九州305系の製作(3)

2020-06-15 01:41:48 | 九州・山陽方面
やり残していたもう片側の「溝」を作り、屋根が完成しました。



どう撮っても光の加減でうまくお伝えできませんが、とにかくこんな感じの屋根になってます。
実車の雰囲気は出せましたが、ハッキリ言ってこの工法はしんどい!(泣)
2両目からは同じ構造ながら手順を見直し、もう少しラクに組み立てられるようにしたいと思います。



45°にカットされたコーナー部もパテと耐水ペーパーで仕上げておきます。



以上で車体の組み立てはワンラウンド終わりました。改善が必要な点が多々出てきたので対応を考えるのですが、その前にあと1品だけ試作しておきたいものがあります。それがこのクーラーの隣にある大きな箱です(写真は東武50000系のもの)。なんでも「強制換気装置」とのことで、なるほど、オール固定窓のためにこういったものが必要になるわけですね。この写真では写っていませんが側面には2列のルーバーが並んでいます。



ルーバー部分はエバーグリーンの「カーサイディング」(No.2020=0.5mmピッチ)を使って表現することとし、アクリルカッターで溝をわずかに深掘りしたのち3mm幅にカットします。



簡単な治具を作って3.5mm幅にサクサクとカット。



本体は#400(t0.5mm)スノーマット紙を使用。側面パーツにはあらかじめ四角く開けた穴にルーバーを埋め込んでおき、前後板、天井板と組み合わせて箱にします。



前後板には「取っ手」が付いているのでφ0.3mm真鍮線で表現しました。所定の位置に仮置きしてみます。大きさは類推で作りましたが、問題なさそうなので、これで量産します。



なんとか先行試作車の車体が完成しました。実車では4号車となるモハ305-100番台(パンタなし)です。なおクーラーはAU75Bを仮置きしてありますが実車とは異なります。最近発売されたカツミの「横浜高速鉄道Y500系512編成」に搭載されている日立HRB504クーラーが酷似しているので、分売がないか聞いてみると、いまのところ予定はないものの「希望が多ければ分売の可能性あり」だそうです。皆さん、このクーラーを使って作りたい車両はありませんか?いっぱいリクエストしましょう!!(笑)



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コメント (2)
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