80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

キハ36の足回り製作

2022-11-04 01:44:35 | 中央東線周辺
鉄道模型ショーで手に入れたトラムウェイのB級品・・・というには綺麗すぎるキハ36の半端ものボディ。原色ツートンと首都圏色の2両分あります。電化前の八高線に仕立てようと思っているのですが・・・。



キハ36の原色が在籍していたのか分からなかったので調べてみました。すると、昭和50年(1975年)の八高線を撮影したこちらの記事の4枚目と6枚目の写真に、ツートンカラーを纏ったキハ36がしっかり写っているのを確認。この車体はこのまま原色のキハ36として組み立てることにしました。なお散らばっているのはエンドウの床下機器。



以前、筑肥線の気動車に仕立てた時はプラ板で床板を作りましたが今回は木製床板とします。特に理由はありません。いろいろ試してみたいだけです(笑)。いずれにせよ、この車体裾に飛び出たツメと、窓ガラスをホールドするためのパーツの間に挟み込んで固定できればよいのです。



床板はt3mmのヒノキ板を使用。アガチスは安価ですがどうも経年(と湿気?)で反りやすいことがわかってきたので変更してみました。とはいえこちらもホームセンターで売られていたものなので“それなり”かとは思いますが。。高さを合わせるためにt0.3とt0.5mmプラ板を貼り合わせた帯材を床上の左右端に貼ってあります。



車体下端の“ツメ”が引っ掛かる場所には瞬着を浸み込ませてツメが床板にめり込むのを防止します。



床下機器はエンドウのキハ35系用を使用し、まずはグレーに塗るパーツだけ先に接着します。両軸駆動用で扁平なので、エンジンとラジエーターはなるべく中央寄りになるように配置しました。エアタンクは手持ち品に交換のうえ塗装後に取り付けることにします。



台車はDT22じゃないけど手持ちのTR62(カツミ)で代用。カプラーは導入予定のTOMIXのキハ40 2000番代(来年発売予定)に合わせてTNの密自連とし、こちらは新品を買ってきました。乗務員扉下のステップはエンドウの広幅タイプです。



車体と合体して仮組み完了。塗装や前面のステップ取付けなどは、もう1両を組み立てた時に一気にやる予定です。ちなみにもう1両は首都圏色のままトイレ設置工事を行ってキハ35に改造する予定。ちょっとした追加工作でこんな美しいモデルが手に入るのだからハンパものでも侮れませんね。


コメント
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