80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

【レイアウト】初鹿野ライクなセクション(1)

2022-04-11 18:13:11 | レイアウト
久しぶりにレイアウト工作を再開しました。しばらくはレイアウト3、車両7ぐらいの割合の二刀流(笑)で進めてまいります。

「初鹿野ライクなセクション」てナニ?という方のために再掲します。単線時代の中央本線の初鹿野(現甲斐大和)~勝沼(現勝沼ぶどう郷)間に存在したこんな崖っぷち区間を再現しようとしています。

(「鉄道青春時代ー中央線」(電気者研究会)より)


一度はかろうじて周回運転できるところまで完成していたのですが訳あって解体。心機一転、作り直しを始めたというわけです。



ベースとなる9mm厚ベニヤを切り出します。解体したセクションのものを再利用しています。元々1.8mあったものを3分割する形となり、このセクションは700mあります。奥行きは狭い方が250mm、広い方が320mmで机の上に置くためにギリギリまで狭くしました。



今まではノコギリを引いて地道にベースボードを切り出していたのですが、歳のせいかだんだん億劫になってきたのでマシーンを購入しました。マシーンといってもジグソーの安価なエントリーモデルです。曲線の切り抜きも楽でスピードも速い反面、ものすごい騒音を発するのには参りました。電動工具というよりはまるでエンジン工具ww。残念ながら夜中にちょっとだけ工作・・・という使い方はできないようです。



両サイドに横板を立てます。加工のしやすいファルカタ集成材を使用。奥側の外回り線は内回り線より40mm高くしてあります。従前は50mm以上ありましたが勾配がきつすぎるため低くしました。



外回り線に架かるトラス橋を復活します。足で引っかけたりしてレイアウト解体前からバラバラになっていたものです。ATLAS社製のHOスケール。



流水でホコリを洗い流します。



実物では絶対あってはならぬ上弦材の破断!瞬着で補修しましたが力学的にはどうやら「引っ張り」の力が加わる部分のようでヤバいかもです。もともとこの製品はオールプラ製ですがかなり強くできており重量級電機の重連でも問題なく通過するので、ちゃんと補修した方がよさそうですね。。



仮置きするとこんな感じ。内回り線のガーダー橋も前作からの再利用品ですが、内外回りとも前作より10~20mm高くなるため、より渓谷感が出しやすいものと期待。


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