石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

11月14日本日は12月議会の議案説明がありました

2008年11月14日 | Weblog
 こんにちは、12月議会を12月1日に控えて市役所が慌ただしくなってきました。本日は午前中に石井伸之後援会で11月末に予定している、第一回ゴルフコンペについて打ち合わせを行い、午後からは明和マンション裁判のまとめについての打ち合わせ、午後4時からは12月議会の議案説明を受けました。

 主な議案としては、年末年始に向けて財政状況の厳しい市内の企業へ500万円までの運転資金を融資する議案について、年明けてからの融資実行ということでしたが、企業にとっては年末に運転資金が必要ですから、12月議会初日の一日に即決の扱いで可決し、速やかに効力を発揮できるようにということと、さらに、金額の方も500万円までということですが、限度額を1000万円まで引き上げていただけるように要望しました。

 その後、矢川駅谷保駅のエレベーター設置について、残念な報告を受けました。矢川駅については、ホーム上に新設される駅舎の高さが変更になった関係で、既存の外部階段についても解体され新設されることになりました。それに伴って、平成22年完成についても先に伸びる見込みだそうです。

 谷保駅については、北口外部エレベーターはロータリーの歩道上に設置されるということから、都道である関係で東京都と設置の許可を受けられるように交渉をしているところです。

 ただし、それに伴う設置費用についてどこまで金額が跳ね上がり、その負担を賄うことができるかどうか財政的に不安な面があります。

 矢川駅・谷保駅のエレベーター設置については、2期目がスタートしてから毎議会欠かさず一般質問を行い、福祉部長や総務部長から丁寧な答弁をいただいております。12月議会でも一般質問を行い、一刻も早いエレベーター設置に向けて努力します。
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11月13日本日は国立市土地開発公社評議員会がありました

2008年11月13日 | Weblog
 こんにちは、国立市土地開発公社評議員の石井伸之です。本日は午前10時より市役所2階委員会室において、国立市土地開発公社評議員会がありました。

 本日は、国立駅南口駐車場の利用台数がガソリン高騰によって土日祭日では、平均して30台減少しており、それに伴う警備員を4名から3名に減額するという議案等がありました。

 確かに相場価格の高騰によってガソリン価格が高騰しましたが、現在ではバブルが弾けたかのように下落しており、それに伴ってガソリンの市場価格も120円程度にまで下がっております。

 そこで、ガソリン価格が下がってきたのであれば、現在の利用状況について質問すると、一度利用を控えるとガソリン価格が元に戻ってもなかなか車の利用は増えないようです。

 国立市商工会でも西友の西側に一時利用の駐車場がありますので、国立市の南口駐車場ばかりを宣伝するのは気が引けるのですが、国立駅周辺で駐車場をご利用の際は国立市商工会の駐車場もしくは国立駅南口駐車場を使っていただければと思います。

 その後、明和マンション裁判特別委員会において、同じパートのまとめを担当する小川議員と打ち合わせを行い、補助参加人が当裁判に参加する経緯について検討しました。

 午後になってからは、自民党国立総支部女性部役員会において、市政報告をさせていただきました。女性部では毎月の役員会において、私たち自由民主党新政会所属の青木議員・石塚議員・松嶋議員と私の4人で、毎月交代で市政の最新状況を報告させていただいております。

 9月議会での一般質問事項や住基ネット、組織改正について説明したところ、一番のヒットはヤクルト研究所周辺の城山南区画整理についてでした。区画整理を見込んで改修工事を進めているヤクルトは、区画整理ができなければ他所へ移転せねばなりません。

 国立市の財政を支える貴重な企業であり、長年国立市と慣れ親しんでいる企業は守るべきだという意見をいただきました。9月議会で一般質問をしていた頃は、市長の考え方と城山南区画整理組合設立準備会との意見が分かれており、果たしてどうなるか心配しておりました。

 それでも、とある地権者の方から聞いた話によると、11月中旬に市長と準備会との間で一定の合意ができたようで、とりあえず前に進みそうな気配です。

 こうやって20名ほどの方を前にして、市政報告をさせていただく機会をいただけるというのは、議員としても非常にありがたいものです。短い時間で端的に説明するというのは難しく、ちょっと話が横にそれると本当に話したい部分がどこかに飛んでしまうということもあります。

 こういった一回一回の機会を大切にして、できるだけ客観的に市政の状況を伝えることができるように努力していきたいと思います。
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11月12日本日は国立市議会で千代田区を視察しました

2008年11月12日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員の石井伸之です。本日は国立市議会において、千代田区議会と千代田図書館を視察しました。

 午前9時5分にバスで国立市から千代田区役所へ向かうと、中央高速から首都高速まで珍しく渋滞にハマることなく、50分程で到着すると千代田区役所は高層ビルの林立する九段の一角にあり、23階建ての建物のうち8階までを使用しておりました。

 一階のロビーに入ると、昨年5月に新築されたばかりというだけあって、近未来的な内装が施され、超一流企業の玄関かと思ってしまいます。そのロビーには障害者団体が運営するパン屋さんがあり、一日30万円を売り上げているそうです。

 まずは、8階の会議室に上がり、千代田区議会の状況について説明を受けると、とにかく財政的に大変裕福であることが経常収支比率69%であることから分ります。(ちなみに経常収支比率=経常経費÷経常一般財源という計算で、100%から下がるほど、政策的な独自の予算に回せるというものです。国立市は100%弱を推移しています)

 議場を見学させていただくと、とにかく最新設備に圧倒されます。可否の表明については座席にあるボタンで表明するようになっており、椅子の座り心地もメモをしていると腰の痛くなる国立市議会の椅子と違って、体にフィットしておりました。机も最終本会議や代表質問といった場面場面で配置が変えられるようになっており、代表質問はイギリス議会のような形で行われているそうです。写真は初日や最終本会議の形態であると説明を受けました。

 さらに、先進的な施策としては幼稚園保育園を一体化した「こども園」をいち早く立ち上げたり、歩きたばこの禁止といった条例を施行しているので、年間100件を超える視察があると説明されました。

 午後からは千代田区立千代田図書館の視察を行いました。場所は区役所と同じ建物の9階と10階の一部に入っており、本庁舎建て替えにむけてこちらに移ったそうです。

 その際に今まで直営だった運営方法を指定管理者制度に移行しており、従来は1日800人程度の利用者がオープン時には5000人超え、少々熱の冷めた現在でも3000人~3500人の利用があると言っておりました。

 指定管理者導入というと、一般的に経費削減ということばかり聞かれますが、ここでは以前とそれほど変わらないそうです。そうすると、指定管理への移行は意味が無いように思われますが、平日午後10時までの営業は役所直営では組合との関係で難しいだろうと言っておりました。

 さらに、図書館の館長というのは国立市でもそうですが、直営では今まで図書館とは縁もゆかりも無い課長が、突然赴任してくるという状況があり、それでは図書館という独特の専門性は理解されるまで時間がかかると言っておりました。

 そういった意味では、よりよい図書館運営をしていく観点からも専門的な知識を持った方に管理を委託するというのは、様々なメリットがあるのではないでしょうか?

 財政的にはどう比較していいものか、私程度の文学的センスでは思い浮かびませんが、お金があるというのは役所の運営にも余裕を持つことができ、素晴らしいことであることは間違いありません。こういったハードの面を見習うことは、逆立ちしても不可能ですが、少しでも本を読める環境作りというソフト面での改善に向けて努力していきます。
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11月11日本日は国立市議会議員互助会と国立市理事者・部長・課長とのボウリング大会がありました

2008年11月11日 | Weblog
 こんにちは、つい先日の国立市消防団ボウリング大会で、右腕から肩にかけてこっている感じのする石井伸之です。

 午前中は、明和マンション裁判のまとめ作業を行い、午後1時からは同じパートを担当する小川議員と「補助参加人が参加した経緯」についてまとめ作業を行いました。

 結論として、補助参加人は同時に行われた明和マンションの景観裁判を有利にするため、弁護士の勧めもあって市の裁判にも補助参加人として参加したというのが、今までの議事録から察するところであると思います。

 幾つかの手直し部分をお互いに指摘して、再度13日に打ち合わせをすることとなりました。こういった作業をしていると、水道・下水道未納整理カード紛失に関する百条委員会や清化園跡地検討特別委員会でまとめ作業をしていたことを思い出します。

 一番難しいのは、与党・野党で判断が別れる部分について、いかに第三者的な視点で客観的に捉えて判断するかではないでしょうか?どうしても、それぞれの想いがありますので、その部分を前面に押し出して行きたいのは、人間として当然のことですが、それでは反対する意見を持つ方とは永遠に平行線となってしまいます。

 そういった意味でも、純粋に真実だけを直視して、議事録にある言葉だけを紡ぎ出すというのが、大切であると認識しております。

 スケールは違いますが、この頃の長女は、どうしても自分の思い通りにいかないときに、ひっかいたり、かんしゃくを起こしたりしますので、そこの部分をどうやって躾けて行くか頭を悩ませているところです。

 さて、夕方からは立川スターレーンで議員・理事者・部長・課長で懇親のボウリング大会が行われました。まずは、ボールを選ぼうと13ポンドのボールを持った瞬間、右腕に「ぴきっ」と電気が走り、日曜日に投げたダメージは以外と残っているようです。

 そんな状況ですから、当然のように結果は前回並みで120~130というところでした。それでも、こうやって懇親を深める機会というのは重要であると思います。

 どうしても市役所では、職場ということもあって素のままで話す機会というのはほとんどありません。しかし、こういう場だからこそ、様々な話に花が咲きます。特に、私が消防団に入っているということから、昔の消防団についていろいろと教えていただきました。

 残念ながら市長は「ギックリ腰」だったということで、参加できませんでしたが、意外と若い人でもギックリ腰になるということですので、重い物を持つ際には腰を落として膝で持ち上げるように気を付けたいと反面教師にさせていただきました。

 12月議会もあと半月あまりで始まりますので、その辺りでギスギスする部分がありますが、懇親会での席を潤滑油にして行きたいと思います。

 
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11月10日本日は明和マンション裁判についてのまとめ作業をしておりました

2008年11月10日 | Weblog
 こんにちは、一年ぶりのボウリングをして筋肉痛になるかと思いましたが、しっかりとストレッチをしていたおかげで、それほどでもなく助かりました。

 それとは別に、家内から聞いたところによると、私は夜中長女に布団から押し出され、長女は私の布団でぬくぬくして、私は畳の上で寒そうに寝ていたそうです。僅か15キロの長女が70キロ近い私を布団の外へ追いやるというのは、信じがたいのですが事実だそうです。

 さて、本日は午前中に松本洋平事務所の秘書さんと、街宣車両の運行について幾つかのお願いをしたところ、快く返事をいただきいよいよ選挙に向けて忙しくなりそうです。

 11月30日投票ということで噂されていた解散総選挙ですが、今ではパッタリというのが素直な印象です。しかし、それでも何時解散総選挙になるか不透明な状況は変わらないので、事前の広報活動を続ける必要があります。市民の皆様には大変お騒がせするかと思いますが、ご容赦の程よろしくおねがいします。

 本日は明和マンション裁判調査特別委員会に関して、補助参加人の参加した経緯についてまとめを行っておりました。当特別委員会は3月議会に最終報告をまとめることになっておりますが、上原前市長を再度参考人として招致し、質問の終わっていない議員の質疑をする予定となっております。

 しかし、残念ながら上原前市長は現在忙しいということで、日程の調整がついていない状況です。二度とこのようなマンション建設闘争に伴う裁判を起こさない為にも、上原前市長には委員の質問に答えていただきたいものです。

 
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11月9日本日は国立市消防団福利厚生事業のボウリング大会がありました

2008年11月09日 | Weblog
 こんにちは国立市消防団第一分団所属の石井伸之です。本日は午前8時30分立川スターレーン集合で、国立市消防団のボウリング大会がありました。

 前回ボウリングをしたのは、いつだったか記憶を遡ってみると、昨年の議員互助会で、今は亡き国分寺パークレーンで行われた懇親のボウリング大会以来でした。

 さて、ボウリングの成績はさすがに1年ぶりでは、その実力通り124と125という平凡なものでしたが、みんなで和気あいあいと行われるボウリングは楽しいものです。

 私が投げる時に、長女が後ろから「パパ頑張って」と、小さな手で「ポンっ」と押してくるのが可愛いのですが、その期待に応えられないと「ぶすっ」とした顔で迎えられてしまうので、4歳児にしてボウリングというゲームを理解しているように思います。

 その後、西国立駅近くにある中華料理店で第一分団の懇親会が行われ、それぞれの家族揃って楽しい団欒の一時を過ごすことになりました。しかし、満腹になってきた長女は徐々に動きがスローになり、私にもたれかかり始めたので、抱っこしてあげるといつの間にか寝てしまいました。

 午前7時に起きてから、ボウリング場で同じ年頃の友達や年上の子供達と動き回って遊んでいたので、相当疲れたのではないかと思いましたが、やっぱり寝てしまいました。

 さすがに16キロ近い長女をそのままの格好で抱っこしているのは非常に辛く、その様子を察してくれた近くの奥様が、椅子を並べて長女のベットを作ってくれました。長女が起きないようにゆっくりと、椅子のベットに寝かせると本格的に薄眼を開けながら寝てしまいました。

 小さな子供がどんなに騒いでも、大声でしゃべっていても動じることなく、そのまま微動だにせず寝ている姿を見ると、相当疲れたのかもしれません。寝ている長女を自転車の前かごに乗せるのは危ないことから、分団長の車で自宅まで送っていただき、そこで起きるかと思いましたが帰宅してからも布団で眠り続けておりました。

 午後6時前まで、4時間あまり寝てしまいましたので、夜速やかに寝てくれるか気になるところです。それでも、長女はいろいろな子供と遊べて楽しかったようなので、面倒を見る方としては気疲れしましたが、連れて行ってよかったと思います。


 
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11月8日本日は明和マンション裁判調査特別委員会における項目のまとめを行っておりました

2008年11月08日 | Weblog
 こんにちは、明和マンション裁判調査特別委員会委員の石井伸之です。本日は特に予定が無いので、のんびり寝ていたら遊んでほしい長女に起こされ、渋々起き出すことにしました。

 朝起きてみて、どうも両足の太ももからふくらはぎまで、突っ張るような違和感を感じ、寝床で捻ったのかどうか考えてしまいましたが、ちょっと考えてみると、頭に豆電球が光り、昨日の消防操法訓練であると閃きました。

 実質的に訓練をしたのは、1時間半くらいだったので、まさか筋肉痛になるとは思いもよりませんでした。そういえば、訓練の始まる前はしっかりと準備運動をしておりましたが、終わった後は寒かったので特にストレッチもせずに速やかに撤収したので、疲労物質がそのまま蓄積されたのではないでしょうか?

 その後、午前中に雨が降っていたので、分担作業をすることになっている明和マンション裁判調査特別委員会の補助参加人が参加した経緯について、以前の委員会における議事録を元にしてまとめておりました。

 総務文教委員会の委員長をしている松嶋議員が、委員会の議事録を最終本会議に報告する際に、それをまとめる作業に苦労するという話を聞いておりましたが、この作業をすると、その苦労を伺い知ることができました。

 各委員が、それぞれの言葉で自分の意見を交えながら質問をしており、答弁する方も自分の意見であったり、他人の考えであったり、どこかで聞いてきた話であったりと、文章における真意を読み取ることは苦労します。

 14日には各委員がそれぞれのパートに分かれて分担している項目を、議会事務局に提出することとなっておりますので、それまでにしっかりとまとめることができるように努力したいと思います。
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11月7日本日は消防団第一分団で出初式に向けた訓練が行われました

2008年11月07日 | Weblog
 こんにちは、視察から帰ってきた興奮があった為に、相当寝言がひどかったらしく、起床してから寝言で楽しませてもらったと、家内から言われ恥ずかしい思いをしました。寝言を言っている本人は全く気付いていないので、非常に困ってしまいます。

 さて、視察で丸三日間家を空けたので、様々なファックスや郵便物、メールや日記の更新などの事務作業がぎっしりと詰まっており、その対応だけで1日が終わってしまう勢いです。

 夜には国立市消防団第一分団で1月初旬に行われる出初式にむけて操法訓練があり、いつものように第六小学校脇で行いました。

 11月初旬になると徐々に寒くなり始め、動いていないと底冷えしてきます。こんな時は、いきなり訓練を始めると筋を痛めたりしますので、事前の準備運動が欠かせません。

 本日は訓練初日ということで、整列~集合~乗車までで終わりましたが、今後はホースを伸ばして一通りの操法訓練に入りますので、いただいているマニュアル本をしっかりと頭に入れておきたいと思います。
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11月4日~6日にかけて沖縄へ自民党新政会会派で視察に行きました

2008年11月06日 | Weblog
 こんにちは、常夏の沖縄から東京に戻ってきて、寒さが身にしみている石井伸之です。私たち自由民主党新政会所属の議員4名で、沖縄の企業誘致について視察しました。

 11月4日は、日程を少しでも詰める為に、午前5時36分の川崎行き電車にのりこみ、座った瞬間天下市の疲れも手伝って、眠りに落ちてしまいました。

 川崎駅からタクシーで羽田空港に向い、午前8時過ぎの飛行機で一路那覇空港を目指します。およそ2時間半かけて那覇空港に到着すると、曇り空のせいかそれほど暑いということはなく、過ごしやすいというのが素直な感想です。

 レンタカーの手続きを行い、本日の視察先である名護市のマルチメディア館へ向かうと、70キロ近い道程を1時間少々で到着することができました。沖縄の街並みを見ていると、ほとんどの民家が鉄筋コンクリート造で、木造の建物はほとんど見当たりませんでした。風雨が激しいことと、建設資材となる木材が少ないということが原因ではないでしょうか?

 さて、マルチメディア館は、平成11年4月に情報関係企業を誘致する目的で建てられており、その隣には、平成16年4月に「みらい1号館」平成17年4月には「みらい2号館」が開館されており、様々な情報関係企業が入館しております。

 視察させていただいた、名護市マルチメディア館はNPO法人「NDA」が、名護市の行政とは距離を置いた形で運営しておりました。どうしても行政主導では、決済や稟議というような行政内での対応が遅く、即断即決を求める企業のスピードについて行けないとのことです。

 だからといって、行政から全く切り離されたという訳でもなく、名護市の進める政策を念頭に置きながら自由な裁量を任されているという認識が適切であるように思います。

 説明をしていただいた事務局次長も名護市派遣職員ですが、年齢も38歳ということで大変若く、説明に自信と説得力に満ち溢れておりました。ここに入る前は、立ち上げの手伝いをする民間企業からの出向職員だったそうですが、なんだかんだと関わるうちに職員となったそうです。

 説明を聞いていると、亡くなられた岸本前市長の先見性によって、この構想が進められ、情報産業に長けた優秀な人材を招致して、名護市にマルチメディア企業を受け入れる準備をしていたそうです。

 その結果、平成20年6月末で名護市において28社を誘致して、870名の雇用が確保されたと説明を受けました。こういった情報産業は回線で繋ぐことによって距離が無いということと、沖縄特有の人件費と物価の安さというのが大きなメリットになっております。

 さて、名護市から宿泊先である那覇市に入ると、11月9日告示、16日投票で那覇市市長選挙と市議会議員補欠選挙が行われるということで、市内各地では事前街頭演説が盛んに行われておりました。

 国立市と大きく変わるのは、電柱という電柱全てに立候補予定者のポスターが到る所に貼られていることで、基本的に公共の工作物に特定の政党や選挙に立候補する方のポスターを貼ることはできないのですが、沖縄ではこれが普通のようです。

 それと、車文化の為に自転車という存在を見かけることは最後までありませんでした。沖縄は以外と小高い丘が多く、ソウル市のように坂道が多いのが特徴です。

 

 日付は変わって11月5日には、那覇市IT創造館を視察すると、説明に現れた館長という方のいでたちに圧倒されました。髪型は大きく波を打ったように長髪をガッチがちに固められ、服装は派手なアロハシャツ、顎ひげを蓄え、しゃべる言葉は関西弁(関西の方ごめんなさい)ということで、おそらく私たち4人とも「変なのがきちゃったなあ」と思ったに違いありません


 しかし、その話は那覇市にどうやってIT企業を誘致して、その企業に対する要望を那覇市に伝えて、それを実現していくのかといった、実務的な内容に溢れており、話を聞いているうちにその素晴らしさに感動すら覚えてしまいます。こういった格好をすることも、誰にでもすぐに覚えてもらう為の戦術だと聞かされました。


 この館長さんの立場は、那覇市職員という訳ではなく、どちらかというと嘱託職員といった方が適切で、那覇市とは一歩距離を置きながらも、企業にとってはこの館長が那覇市の窓口であるかのような立場だそうです。

 やはり、名護市でも言われましたが、完全なる行政主導では話しが遅く、企業としては待っていられないというのが本音なので、そこに那覇市IT創造館の館長にある程度の裁量を委ねることによって、企業のスピード感に対応しているそうです。

 さて、このIT創造館がどういった役割を果たしているかというと、県外から企業を誘致する為のアプローチをすると共に、那覇市の魅力を発信するということと、その大手企業に対する子会社のような企業育成も行っており、フロアには軌道にのった地元企業もおり、いずれは地元のテナントに入って事業を行うそうです。

 やはり、本音の部分でせっかく企業を育てても、それが市外に出て行ってしまうのでは、本末転倒なのでテナントを運営する不動産業者との連携も行っております。

 それよりも大切なのは人材育成だと言われておりました。こういった企業が来る条件として本土から人材を派遣していては、それだけでも負担になります。その為にも地元の方を雇いたいそうです。しかし、以前は情報関係の学校が少なく人材がいないというのが難点だったようです。

 そこで、市や県に情報関係の人材育成も計画的に実施するよう働きかけ、徐々に地元採用の人材は増えております。何と言っても情報産業はこれからまだまだ裾野が広がる事業であり、それに対応する為にも情報産業に対する地元の理解を深めるというのも重要な仕事だと言っておりました。最初はコールセンターといっても何をするところなのか分からない為に、敬遠されていたということもあったそうです。

 関西弁特有の早口で捲くし立てる口調ですが、現在の充実ぶりと将来に向けて、沖縄がアジア方面に向けて進出拠点になる夢があり、言葉からは力強さと高揚感に溢れておりました。何と言ってもこれらの施策にゴーサインを出してバックアップしている現市長の貢献が大であるということは言うまでもありません。

 
 三日目の11月6日は午前中にコールセンターを那覇市に展開している「トランス・コスモス」社を視察させていただきました。入る所から駅の改札口の様に管理されるだけではなく、様々な部屋に入るときもカードで認識する必要があります。情報を預かるというのはそれだけ厳重なセキュリティーが必要であると実感させられました。

 社内を見て回ると携帯電話のサイトを作る部署があり、そこには現在出ているあらゆる携帯電話がズラーッと並んでおり、その迫力に圧倒されます。

 企業として行政に求められるのは、5日のIT情報館の館長から言われたように、進出する際のコストを如何に抑えるかということにあって、現在沖縄で大きな問題になっている待機児童の問題についても、現在はトランス・コスモス社でも育児施設を一階に設けておりますが、本来であれば各地に保育園が整備されるべきだと話しておりました。

 もちろんそれ以外にも、土地代、人件費、協力業者などなどありますが、とにかくそういったコストをどこまで抑えられるかが、一番求められることだそうです。

 この日程を組んでいただいた松嶋幹事長には、様々な準備で大変苦労されたことと思いますが、企業としての本音や行政としてどういった協力体制を敷くべきなのか大変勉強になりました。確かに、市長のやる気と努力というのが一番大切なのは言うまでもありませんが、毎年10億円の赤字を出す国立市財政の健全化に向けて今後とも努力していきます。
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11月3日天下市最終日を迎えました

2008年11月03日 | Weblog
 こんにちは、国立市商工会青年部が主催する第43回天下市も最終日である3日目を迎えました。この日は第39回秋の市民まつりも同時に開催されるということもあって、大きな盛り上がりを見せると期待しつつ、午前9時30分より始まる、大学通りを歩行者天国とした市民まつりの開会式に向かいました。

 天気の方はこれ以上雲が厚くなれば、いつ雨が降ってもおかしくない状況でしたが、どうにか雨が降ることはなく、持ち堪えてくれたのは一番の恵みではないでしょうか?

 秋の市民まつりは例年通り、大学通りの車道でセレモニーが行われ、市長・議長・三田都議・大西都議といった方より挨拶がありました。その中で議長から各議員を紹介していただき、本当に有り難かったのですが、幾名かの議員名を間違えてしまうという思わぬハプニングがあり、そこが一番盛り上がったようです。

 もちろん議長に悪気がないことは、衆目の全員が一致するところであり、逆に議長ほどの方でも大きな舞台で挨拶するというのは緊張するのではないでしょうか?これからも議会の代表として様々な場面で挨拶をされることと思いますが、頑張っていただきたいと思います。

 セレモニーの後には、国立駅方面にむけてパレードがあり、その後は国立市体育協会でやきそばを販売するということで、そちらへ向かいました。

 早速鉄板周りで焼き場に入ると、最初は肌寒かったのでちょうど良いかと思いましたが、10分も経たずに汗が滲んできます。体育協会でのやきそばは常に他のやきそば販売と差別化を図るために、様々なアイデアを凝らしております。

 昨年までは、ソーセージを2本入れておりましたが、今年は何と「うずらの卵」を2個入れて勝負するそうです。はてさて、その結果はどうだったかというと、見事にこの差別化は的中したようで、300円のやきそばは商工会青年部のだんごと甲乙付け難い位に売れており、そうするとその勢いに比例して、焼き場は鉄火場になってしまいました。

 お昼に食べるやきそばを見るのも嫌なくらいにひたすら焼き続け、小手でキャベツ・お肉・麺を何度となくひっくり返し、腕が鈍ってきてもとにかく、やいて、やいて、やいて、やき続け、午後2時前には予定していた600食を、あっという間に完売することができました。

 秋の市民まつりにおけるやきそば販売の市場調査を行うと、250円もしくは300円という金額が並んでおりましたが、特別に何かを入れるというのはありませんでした。うずらの皮むきはとにかく大変だったそうですが、その苦労に見合うだけの成果があったように思います。

 今まで何度もやきそばの焼き場に立ったことはありましたが、今日ほど疲れた日は無いほど疲労の極みに至り、焼き終わってからはパイプ椅子に根が生えてしまったかのように、後片付けはただ見守るばかりです。

 何だかんだで30分ほど休憩したのちに、商工会青年部のだんご売場が気になりましたので、体育協会のテントを後にしました。

 青年部のだんご販売テントは、見事にだんごは売れ続けており、一つ向うのテントにてその場でやいただんごを販売していることが、全く気にならないほどの売れ行きで、昨日よりも150パック多い1050パックを午後4時過ぎにはほとんど売り切ってしまいました。

 その後、だんごの売上金を数え、様々な後片付けを終えて無事に天下市を終了することができました。とにかく、大きな怪我も無く、無事終了できたことが一番の成果であったのではないでしょうか?

 ただ、帰宅すると私と天下市で遊びたかったらしく、長女が少々拗ねていたので、今度の週末には家族サービスをして、おもいっきり長女と遊んであげたいと思います。
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11月2日本日は天下市二日目を迎えました

2008年11月02日 | Weblog
 こんにちは昨日のだんご販売でひたすら声を張り上げていたので、のどが痛んでいる石井伸之です。

 本日も午前中からだんご販売に入ると、明らかに昨日とは行き交う人の人数も違い常にビックウエーブが続き、たまに数分のインターバルがある程度で、きなこだんご、ずんだだんごと、次々にだんごが売り切れて行きました。

 今日の目玉は午前中の国立駅舎キューピーと、正午から午後3時まで独占まな中継されたFM84.4立川だと思います。私はキューピーグッズがどれだけ人気があるかなど、微塵にも感じることができず(ファンの方ごめんなさい)本当に売れるのか半信半疑でした。

 しかし、いざ販売開始をしようかという前に、長蛇の列ができており、あっという間に完売だったそうです。これにはただただ驚くばかりです。家内はキティちゃんの根付を集めるのが趣味ですが、コレクターというのはとにかくあらゆるバージョンが発売されると、どこまで行っても購入したいようです。

 国立駅舎キューピーは午前11時から550円で発売され、翌日の11月3日は抽選券5枚で一回回せる「買って当てよう抽選会」の景品に100個限定で出されますので、これが最後のチャンスになりますので、まだ購入されていない収集家の皆様には、天下市で様々なお買い物をしていただき、特にだんごは間違いなく1会計に1枚抽選券をお渡ししておりますので、ぜひおだんごもよろしくお願いします。
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11月1日本日は天下市初日を迎えました

2008年11月01日 | Weblog
 こんにちは国立市商工会青年部所属の石井伸之です。本日は、幾度となく実行委員会を積み重ね、自転車撤去や縄張り等、様々な準備をしてきた第43回天下市の初日を迎えました。

 商工会青年部員は午前8時に一橋大学西門前に集合し、午前9時30分より開始される開所式に向けて、椅子やテーブルの設置、様々な看板の設置、だんご販売やチャレンジキッズといった事業の準備を行っていると、すぐに開所式となってしまいました。

 無事に開所式を終えると、私は本日だんご販売の責任者ということで、他の部員と一緒に販売場所を飾り付け、だんごのパックに賞味期限や製造元が書かれているタックシールを貼り付けると、本格的に販売開始です。

 販売開始直後には、保健所による検査があり、製造元や賞味期限の確認、目視による製品のチェックを受けました。毎年のことですが、こういったチェックを受ける時は何か落ち度は無いか気にかかりますが、それでも無事に何事も無く終了しました。

 いつものように、5分程度のビックウエーブと10分程度の落ち着いた時間が交互に繰り返され、順調にだんごが売れて行きました。それでも、一つ隣のテントで焼きながらだんごを販売しているので、そちらにお客が取られているような感じです。

 それにもまして初日は、ポニーの乗馬、松嶋議員の担当するチャレンジキッズ、本部テント、そしてだんご販売というように、青年部の人員が分散されてしまうのも辛いところです。それでも、先輩部員の息子さんが手伝いに来てくれたので本当に助かりました。

 通りがかった、市長・議長・石塚議員には、ほとんど押し売りのような感じて、だんごを買っていただいたのを始め、様々な知り合いが通りがかる度に購入のお願いをしていたので、大変申し訳無い気持ちでいっぱいです。

 どうにかこうにか、声を張り上げて650パックを午後5時過ぎに完売することができ、責任者として最低限の仕事を完遂することができましたので、ホッとしました。だんご販売のテントを片付け、売上金をはじめとする様々な資材を本部テントに持って帰ると、今まで立ちっ放しだった疲れがどっと押し寄せてきました。

 明日、明後日と天下市は続きますので、どうか大学通りへ遊びに来ていただければと思います。

 さて、話は変わるのですが、本日午後に北2丁目で大規模な火災があり、2名の方が亡くなられたそうです。もちろん私は天下市から離れることができず、火災があったとことも後から知りました。亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。

 「火災は続く」ということを、つい先日お伝えしておりましたので、それが現実となってしまい残念です。空気は乾燥し、空っ風が強くなってきますので、どうか火の元には厳重にご注意下さい。
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