アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

「英単語から学ぶアドラー心理学のキーワード」の10回目。
今回は、情動(emotion) について。

“emotion”=e+motionで、『ジーニアス英和辞典』では、「外へ(e)(感情を)揺さぶり出すこと(motion)」が原義。

心理学では、広義の感情(feelings)を3つに区分しています。

1.sensory feeling  感覚的感情(狭義の感情)
五感の感覚によって生ずる快・不快の意識状態

2.mood 気分(ムード)
爽快感や憂鬱といった身体の生理的機能との結びつきが強く、比較的持続する感情

3.emotion 情動
喜怒哀楽のように急激に生じる、比較的激しい一時的な感情。


情動(emotion)は、アドラー心理学の立場からは(1)相手役と(2)目的のある感情と捉えます。

私は、アドラー心理学の立場から感情(ここでは情動)について次の3つの視点で感情のコントロール法セミナー を行っています。

(1)感情は、ある状況で、特定の人(相手役)に、ある目的(意図)を持って使われる。
(2)感情は、コントロールできる。
(3)感情は、自分のパートナー

最後に、ルドルフ・ドライカースの感情(情動)に関する言葉を紹介して第10回目を終わることにします。

「感情は、我々の行為に向けて不可能だと思わせない力を与える燃料を供給する」

◆「英単語から学ぶアドラー心理学のキーワード」のシリーズは、1回目から9回目まで次のとおりご覧になれます。

(1)2月3日 勇気(courage)
(2)2月6日 尊敬(respect)
(3)2月7日 信頼(trust)
(4)2月9日 相互尊敬・相互信頼
(5)2月11日 共感(empathy)―その1
(6)2月12日 共感(empathy)―その2
(7)2月17日 協力(cooperation)
(8)2月21日 貢献(contribution)
(9)2月26日 責任(responsibility)

これらの内容については、アドラー心理学ベーシック・コース でお伝えしています。

◆感情をどうコントロールするかについては、感情のコントロール法セミナー でしっかりと学べます。
日 時:6月21日(土)
受講料:18,000円+税
講 師:岩井俊憲
申込方法:ヒューマン・ギルドのホームページ
http://www.hgld.co.jp/event/view/176 をご参照の上「お申し込みフォーム」から

◆アドラー心理学の入門講座
講演会「『アドラーの言葉』から連想すること」 
『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』の発売を契機により広くアドラー心理学を知ってもらおうと講演会を企画しました。
この日は、アドラーの人となり、アドラーの言葉をもとにアドラー心理学の魅力をお伝えします。
アドラー心理学ゼミナール「アドラー心理学の理論を学ぼう!」の一環として開催します。

日時:4月29日(火・祝)11:00~13:00
場所:ヒューマン・ギルド 研修室
講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
申込方法:ヒューマン・ギルドのホームページ
http://www.hgld.co.jp/event/view/173 をご参照の上「お申し込みフォーム」から

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