おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
久しぶりに森浩美の短編で泣かされました。
短編小説集『こころのつづき』(森浩美、角川文庫、552円+税)
最初の「ひかりのひみつ」からいけない。
「死んだ」と聞かされていた実の父親が軽井沢でホテルを経営していることを知って訪ね、キャンドルの光に包まれバージンロードを娘と、そのことを知らない実の父親が歩むシーンは、困るほどボロボロと涙が流れました。
2番目の「シッポの娘」は、犬を主人公にした短編。
愛犬家ならたまらないでしょう。
他の6作も心にじんわりと伝わるのが森浩美の魅力。
読み終わると、確実に心がうるおいます。
◆今まで森 浩美の本は、私のブログで6回紹介しています。
こちらの3つは涙を流してしまう森 浩美の短編小説集です。
●2009年1月19日付けブログ 「『家族の言い訳』を読む」
●2011年1月21日付けブログ 本の紹介:小説『小さな理由』(森 浩美)
●2011年11月6日付けブログ 本の紹介:『ほのかなひかり』(森浩美著)
こちらは、ほのぼの系の文庫本です。
●2012年07月2日付けブログ 本の紹介:小説『家族の分け前』(森 浩美)
●2013年4月24日 泣かなかった森浩美の『家族ずっと』
● 2014年1月3日 本の紹介:『家族往来』(森 浩美短編集)
<お目休めコーナー> 3月の花(8)
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