アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(9月15日)は、パソコンに向かいっぱなしの1日でした。

『7日間で身につける! 「アドラー心理学」ワークブック』 岩井 俊憲 (2014/10/10)
宝島社
¥ 1,080 単行本  

まだ仮題の段階ですが、もうアマゾンに出てしまっているので、待ったなしです。

『人間関係が楽になるアドラーの教え』(大和書房、1,400円+税)の見本10冊に加えて、発注分が100冊ヒューマン・ギルドに入荷しています。

ありがたいことに 亀田秀子さん (大学非常勤講師)が読んでくれて、完璧な書評を書いてくださいました。
アマゾンのレビュー もしてくくださっています。
ご本人のご了解を得ていますので、そのまま転載させていただきます。
なお、改行等を私なりに施しております。


『人間関係が楽になるアドラーの教え』(岩井俊憲著)

「人間の悩みは対人関係」と捉えるアドラー心理学。
長年、生きていると、真実味を持って実感します。
この書のタイトルは、『人間関係が楽になるアドラーの教え』です。
日常、降りかかってくる難題や悩みは、ほとんどが、人間関係であると言えます。
この人間関係が、楽になったら、どれほど、生きやすいものかと日々、感じています。

「人間関係は自分の力で変えられると思いますか」
「人間関係をこじらせないために必要なものは何かご存じですか」
「習慣づけによって人間関係を変えていく秘訣はあると思いますか」

本書は、これらの問いに明快な回答を与える“人間関係を楽にする方法”を提供してくれます。

また、人間関係で苦しんでしまう人に岩井氏は次のようなメッセージを届けています。

「苦手な人がいることを受け入れよう。人に疎んじられることもある。人間関係を望んだようにはできないこともある。人間関係の好き・嫌いは誰にでもある。相性の良し・悪しもある。それらはやむを得ない」

どうぞ、声に出して何度か、復唱してみてください。
いかがでしょうか。心の底から、勇気が湧いてきませんか。

さて、私が最も興味を持ち、現実問題として、解決したい内容を3つほど、ご紹介したいと思います。
読み終えた時には、勇気と自信にあふれた自己に出会えました。

「イヤな人間関係は“仕事”と割り切る!」

生きることは、“四苦八苦”。
嫌な人間と会わなければならないことほど、苦痛に感じることはありません。
しかし、どうしても付き合わなくてはいけない人はいるものです。
そんな時は、「最低限の情報を事務的に伝えておけば、それ以上に関係がこじれることはない」と岩井氏は言います。
そうです。「一日の中のほんのちょっとの時間、苦行に耐え、他の時間は未来に待っている楽しみに目を向ける!」。なんと、建設的な考え方でしょうか。

「イラッとしたときには逆質問!」

私にとって、イラッとした時に逆質問は、一番、苦手なことです。
相手からの挑発的な質問を受けた時に、どうしたらよいのか。
それは、「敢えて挑発に乗ったり、議論をしたりしないで、相手に話をさせてしまえばよい」と岩井氏は言います。
相手の目的は、持論を展開したい、自分に知識があることをひけらかしたいことが多いようです。
その話を真に受ける必要がないのです。1つ楽に生きる秘訣をgetした気分です。

「今の行動を“自覚的に、不器用に”変える!」

一体どういうことなのか、疑問を持ったのです。無自覚的にパターン化している行動とは、器用にこなしているのです。
自覚的に行動を変えるときというのは、「ぎこちなくて不器用に感じる時期がある」と言います。なるほど、納得です。
岩井氏は、78㎏あった体重を64㎏のスリムな体型に戻した秘訣が、「今の行動を“自覚的に、不器用に”変える!」だったのです。

目次を見て解決したい箇所から読んで頂いても、最初から読んで頂いても、「人間関係を楽にする方法」が提供されております。
今から、自分自身の人間関係が変わり、人生が変わっていく予感ほど、嬉しいものはありません。
ぜひ、人生の処方箋として持ち歩いて欲しい一冊です。

人間関係が楽になる
アドラーの教え
岩井 俊憲
大和書房

◆他の本共々ヒューマン・ギルドにご注文下さい。
「サイン入りで」の頼まれたら、その人に適した言葉を添えさせていただきます。

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