おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月2日)は、2016年度初の アドラー心理学ベーシック・コース。
13:30~19:00開催の講座に23人が集ってくれました。
一番遠くは沖縄から。
最初は緊張気味だった人たちが30分もしないうちに打ち解けていました。
最初のリレーションづくりが功を奏しました。
オリエンテーションでは「仲間からも学ぶ」を強調しました。
アドラー心理学の本をすでに読んでいる人たちが大半で、受講者の傾向が3年前とは大きく変わっています。
それだけに、質問の内容が鋭いです。
レベルの高い受講者用に私は、「アルフレッド・アドラーの人と業績」のところでアドラーに関するクイズを出してみました。
次のとおりです。
まず、個人作業でこのクイズにチャレンジしてみよう(資料参照不可、3分間)。
1.アドラーが生まれた1870年当時のオーストリアは、⒜世界の文化の中心だった。⒝臨国のドイツの侵略を受けつつあった。
2.アドラーは、⒜第一子として生まれた。⒝第二子として生まれた。
3.アドラーの最初の著作は、⒜「器官劣等性の研究」⒝「仕立業のための健康書」だった。
4.アドラーは、フロイトの⒜弟子であった。⒝弟子であったことはない。
5.アドラーは、フロイトの陣営で最後は⒜国際精神分析学会 ⒝ウイーン精神分析学会の会長を務めた。
6.アドラーは、フロイトと決別してすぐに⒜自由精神分析学会 ⒝個人心理学会を設立した。
7.アドラーの心理学は、⒜第二勢力の心理学 ⒝第三勢力の心理学として位置づけられる。
8.「共同体感覚」で想定される「共同体」は、⒜理想の共同体 ⒝現実の共同体である。
9.アドラーは、⒜「勇気」という言葉は頻繁に使うが、「勇気づけ」という言葉をさほど用いていない。⒝「勇気づけ」を自分の心理学の中心概念に添え、ことあるごとに言及している。
10.「不完全である勇気」という言葉は、⒜アドラーがしばしば使っていた。⒝アドラーでなく、ドライカースが広めた言葉である。
あなたは、どのくらいできますか?
正解は、「アドラーを読もう」の2008年5月の時期を探すと出てきます。
面白いですよ。
さて、19:00まで講座をやって(私としては珍しく)、「竹ちゃん」に行く人を募ると、14人もの人数に達しました。
今日もこの人たちとご一緒できると考えると、とてもうれしいです。
◆アドラー心理学ベーシックは、2016年度は、こんなに各地で開催します。
東京・大阪、横浜・長岡開催 アドラー心理学ベーシック
熊本、愛知、松本開催 アドラー心理学ベーシック・コース
<お目休めコーナー>4月の花(3)
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