おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月8日)は、株式会社キノブックスの編集担当の小此木さんから『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』(キノブックス、1,300円+税)の重版連絡がありました。
第4刷を迎え、2,000部の増刷となります(累計10,500部)。
10:45には大森 哲至さんがご来社。

身長190センチの大森さん、私が隣に立つとまるで大人と子どものようです。

大森さんは、6月4日(土)に「子育てのための発達心理学入門セミナー」をご指導いただきます。
SMILEリーダーをはじめ、子育て中のママやパパにも知っていただきたい発達心理学を学ぶ入門講座。
子どもの心の発達を知って子育てに役立ててみませんか。
講 師:大森哲至氏(学術博士、東京大学・帝京大学・玉川大学講師)
日 程:6月4日(土)10:00~17:00
受講料:プレミアム会員16,200円(税込) 一般19,440円(税込)
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
http://www.hgld.co.jp/event/view/521 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。
ところで、大森さんのことで驚いたことが2つあります。
1つは、ヒューマン・ギルドで講師を務めるにあたり大学院時代の指導教官にあたる東京大学大学院総合文化研究科の I 教授(臨床心理学では超有名な先生です)が大森さんのフィールドワーク調査の継続に基づく研究と、彼の人柄を強調した「推薦書」を私宛に用意してくれていたことです。
2つめは、大森さんのご専門は災害心理学で三宅島の雄山噴火後のメンタルヘルスを15年間継続研究され、2012年には、論文「繰り返される自然災害と被災者の長期的な精神健康の問題 ― 2000年三宅島雄山噴火後の坪田地区住民の精神健康について」が日本応用心理学会・学会賞を受賞されていることです。
また、第27回国際応用心理学会、メルボルン大会(2010年7月)では、世界中で550人の発表の中で第1位に輝いています。
The Repeating Natural Disaster and PTSD of Survivors. (Electronic Poster).
27th International Congress of Applied Psychology. Melbourne Australia. Fujimori, T. Omori, T.

日本の災害研究を国際的に認知させた出来事でした。
大森さんの研究・指導分野は、災害心理学から産業心理学、経営心理学、発達心理学、臨床心理学などに及びますが、6月4日(土)の発達心理学を皮切りに心理学の基礎的な部分をヒューマン・ギルドでご指導いただこうと思っています。
ヒューマン・ギルドの新任講師にご注目ください。
<お目休めコーナー>4月の花(8)

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